ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

【再掲】障がいがあっても、両手でピアノが弾けるんです

2024-11-15 | 障がい児教育

最初の記事(2016年5月12日)にも書きましたが、
私は独身の頃、ダウン症の女の子を教えていました。

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https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20160512

 

マーちゃんという
いつもニコニコ機嫌よくしている可愛い女の子でした。

お母様は何時も
「マーちゃんがピアノを習えるなんて嬉しいです。
夢みたいです

と言って、嬉しそうにレッスンに通ってくださっていました。

 

ある日のことです。

毎週、時間通りにレッスンにやってくるマーちゃんが、
その日に限ってなかなかやって来ません。

30年近くも前のことですから携帯電話も普及しておらず、
連絡の取りようがない私は、
どうしたのかな~と思いながら待っていました。

 

15分位遅れて、
マーちゃんとお母様が、慌てて入ってきました。

「出るのが遅くなり、
慌てて運転していたら、ついスピードを出しすぎて、
捕まってしまいました。」

「お巡りさんに、いろいろ聞かれたのだけど、
ピアノに行くので急いでいるんです!
と言ったら、すんなり解放してくれました。
勿論、罰金は取られましたけど。」

と立て続けに言いつつ、
何故かお母様は、とても嬉しそうでした。

そしてマーちゃんに
「ピアノに行く、と言ったら、
お巡りさんが許してくれたよね。」

と、何度も何度も笑顔で語りかけたりしていました。

 

その時は、スピード違反で捕まったのに
何故嬉しそうなのかな?
照れ隠しなのかな?と思ったのですが、

しばらくして。。。

『可愛いマーちゃんが、ピアノを習っているのです。 
だから私は急いでいるんです!』

そんな気持ちを、
誰かに大声で言えたのが嬉しかったのかも?

~と思いました。

それ程、お母様は満面の笑顔だったのです。

 

 

自閉症やダウン症、
発達障害のお子様を育てていらっしゃる親御さんに、
私は大きな声で言いたいと思います。

障がいがあるからといって、
習いごとを諦めないでください。

お子さんが何かに興味を持った時に、

障がいがあるから無理!と思わないでください。

【障がいがあっても、両手でピアノが弾けるんです

 

      

以上、2021年3月20日の記事の再掲でした。

 

 

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