先日のマサ君(自閉症・中3)のレッスンの時のことです。
レッスン中に、少しだけ集中力が落ちたので
思い付いた事を言ってみました。
「ねえ、マサ君、ピアノ部に入らない?」
「。。。。。」マサ君は無言です。
「だって、マサ君は中学生でしょ?
中学と言えば部活でしょ?」
マサ君は小学6年生の時、毎週私に向かって
「僕は野球部に入ります。」と言っていたのを思いだしたのです。
しかし残念ながら、マサ君が入学した特別支援学校には
部活動がありませんでした。
その事を、マサ君は残念がっていたのです。
「はい、部活です。」と、マサ君は答えました。
「ねえ、だからピアノ部に入らない?」
「。。。。。」
「マサ君が入ったら、ルイ君も喜ぶんじゃないかな?」
マサ君とルイ君(広汎性発達障がい・中1)は
同じ支援学校なのです。
私がそう言うと、マサ君はニッコリ笑って
「ピアノ部に入ります。」と答えてくれました。
「あら~ありがとうね。
じゃあ、ピアノ部の部長さんは誰にしようかな?」
「僕です」と、マサ君は大きな声で言いました。
「そうだね。マサ君は、部長さんにピッタリね。」
「はい」
そんなやり取りの後は、
マサ君も、しっかり集中してくれました。
マサ君、これからも頑張ろうね
君は、ピアノ部の部長さんなんだから
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