バンドを始めたころから、色彩を感じる歌詞を書きたいと思っていて、特に「青」、「緑」、「白」を感じさせる表現をよく使うかな~。例えば、「夏の日の出来事」の歌詞の中では、「白いスカートに絡まる波の滴と遊ぶ君は思い出色に染まり~」とか、「海に溶け込むTシャツの色~」などなど、最近では、「かけがえのない君に贈る歌」は、「緑のパレード」って始まります。
今日、読んでいたエッセイに「すずめ色時」という言葉があり、何とも素朴で素敵な表現だなと思いました。
この「すずめ色時」って一日のどの時間を表すか、分かりますか?
「夜と昼との境目の、あたりが、薄茶に暮れ染める頃」深い谷の、暮れ方を巧みに表現したのものです。
季節の言葉ももちろん、言葉にこだわることは、生活に楽しみをくれますね。