昨日、原稿を担当者に送りました。ほぼ今回で固めなくてはならなかったので、時間をかけました。
読み返して、自分としては満足。多くの方に読まれてこそとは思うけれど、自己満足が出発点だと思うから、まずはこれでいい。
「あとがき」に書いたけれど、教室での出会いがなければ書けなかったものだと改めて思う。実際に、当時の教室で出会った仲間の姿やその保護者から教えられたことをエピソードして入れた。「先生はこの子にとって、生涯、先生だから」と当時の保護者から言われた言葉。そんな教師像を主人公たちにかかわる若い先生に託した。
我が子たちのことも…長男が、僕の入院にかかわって、「4歳の誕生日までに帰ってくるの?」と聞いたこと。もちろん、妻は主人公の母として。特に、子どもたちの友達を大切にする姿を。そして、僕が大きな手術をした次の日、支えてもらいながら立ち上がったことはそのまま書いた。主人公のおじいちゃんは、僕の父そのものだ。
また、メッセージをくれた仲間については、実名で紹介させてもらいました。(結婚されて、名前が変わっている方は旧姓で。)
本に込めた想いを書けば長くなります。
これまでの出会いがあってこそ、物語だってことなんです。
そして、これから僕の会ったことのない人がこの本を手にとってくれる、そんなことを思うと元気になりますよ。
今年の夏のライブでは、ぜひ、これをと思っています。
この曲を演奏するのは何年ぶりになるかな?
summer vacation…「02_summer.wma」をダウンロード
DVDの作成が終了しました。明日、送付します。
反省!反省!しゃべり過ぎてしまいました。
昨年度から、本校の研究教科は国語科。国語は、自分の専門教科でもあり、その分野について、あれこれ言うのは恥ずかしい気がして、なるべく控えめにしてきたのですが、今日の指導案検討で…少しスイッチが入ってしまった。評価規準のことに始まり、単元指導計画等について、まさに、あれやこれやを…たくさんの教科を扱う小学校の先生に聞いたり指摘したりして、申し訳なかった。おかげで、元気にお話しはできたけれど…。ふり返れば恥ずかしい限り。
次回からは、もっと分かりやすく、気の利いたことを1つだけに絞り込んで話すようにしたい。ということで、今日も元気に1日を終えることができました。
公立小・中学校には、特に努力しなくても、顧客である児童生徒が自動的に入学してきます。
また、学習指導要領という枠組みがあり、教科書も半自動的に選ばれるので、それに添って授業をしていればいいから、あえてイノベーションを起こそうという意識が生まれにくい環境にありました。
その結果、教育現場に「事なかれ主義」が蔓延し、教育内容が時代に合わなくなる弊害が起こっているのです。
本来学校の価値とは、卒業後に社会に役立つ能力を子どもたちに身に付けさせることです。その意味で、学校こそが時代の流れに敏感になり、求められている力を育てる工夫をしなければなりません。
こんな考えが、僕を元気にする。
例えば、本校の今年の放課後学習。目に見える成果を出すという観点から、修正し小さなイノベーション。漢字能力検定及び算数検定対策ゼミにした。残念ながら、参加者は昨年度の半数。しかし、これから実績を上げることで所謂、顧客が増えると確信している。「今年も、参加者全員合格!」と強く思う。