たまたま合わせたチャンネルの
「世界で一番受けたい授業」
というテレビ番組で
「ごみを絶対出さない南極の料理」
の驚くべき
「しりとり:使い回し料理術」を見て
ショックを受けた!
たとえば
「おでん」を作るとします。
で、そのおでんが残ったら「炊き込みご飯」に(普通の家庭ではここまでですね)
そしてさらにそれがのこったら
「ドリア」に
ドリアが残ったら「コロッケ」に・・さらに・・・・それが残ったらさらに・・・さらにさらに
という具合にしりとりのように
延々と料理を展開していくのであります。
貴重な食べ物を絶対無駄にしない
究極のエコ料理術です。
創意に溢れたミラクル技を披露した料理人は
実際に南極で越冬体験を二度もこなした
西村淳さん。
ユーモラスな語り口ですが
底知れぬパワーを感じさせる方でした。
おりしも
「日本映画専門チャンネル」で西村さんの書籍を
元に作られた
「南極料理人」をやっていたので
早速見る。
主演の堺雅人の
ふんわりと温かみのある役作りと
「かもめ食堂」を筆頭とする
一時期流行った「料理映画」のような
ほのぼのとした雰囲気は 今風 で楽しめたが、
なんとなく食い足りなさを感じてしまいました。
映画では
究極の「しりとり料理」が披露されなかったのも残念でした。
なんといってもご本人、
西村さんの全身からかもし出されるユーモアと
生物的に力(パワー)があるというか
「原始的でダイナミック」な印象が強烈でした。
そんな人だからマイナス50度、
昭和基地からさらに1000キロ奥地に入ったドームで
サバイバル出来たんだろうなと思った。
そこで原作である
「面白南極料理人」を読んでみましたところ、
ものすごい内容に抱腹絶倒!!
氏のサバイバル術伝授本
「身近なもので生き延びろ!」も早速買ったのは言うまでもありません!
面白くてかつ、ためになります!
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