【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ス ラ イ ス 

2019年03月05日 23時05分26秒 | ゴルフ


スライス = 飛ばない ではありません。

スライスは 右回転の入った球で
飛ぶ・飛ばない とは直接関係になく
ゴルフクラブの構造上、
✋スライスはロフトの開いた状態
とつながってしまうのが 飛ばない原因 です。

〇ロフトの右を向いた状態
〇ロフトの開いた状態  は
イコールではありませんが
とても仲の良い関係です。



打球に右回転が入るのは
✋フェースが「飛球線に対し」右を向いている! のではなく
進行してきた道のり(軌道)に対して開いている というコト です。

つまり
飛球線に対し、フェースは開いていて(右を向いている)も
インサイドから進入してくれば
お互いの度合い次第ですが、右回転は入りません。

逆に
飛球線に対し、フェースが閉じていて(左を向いている)も
インサイドに抜けてくる過程(アウトサイドイン)であれば
お互いの度合いによっては 右回転が入ります。


いま 現在 主流になっているスイングタイプは
からだの回転とは
からだを動かさず 腕だけを振るスイング です。
軸になる背骨なり、からだ の軸は動かさない
と言う意味で、運動の支柱になる と言う意味ではないようです。

そのスイングでは シャフトターンが要になり、
本来は
〇右向きから正面が ダウンスイング~インパクト 
に相当する筈なのですが、 そうではなく
〇正面から左向きがダウンスイング~インパクト になります。

からだを左向け 急激にグリップを内に引き込む コト
によって 急激にシャフトを回転させる打法です。



その方法では グリップが内に引き込まれますので
アウトサイドインは回避出来ません。
ヘッドはボールに近づいていくのに
グリップはボールから離れていくのですから…。

このスイングの非常に困ったところは
シャフトターン(ヘッドターン)させるのに
 左を向いて、グリップを内に引き込むのが必須 なのですが、
それは同時に アウトサイドインが必須で
✋スライスさせたくない
✋ロフトは閉じたい
と同時に
✊その軌道が急にインに切り込むコト
✊アウトサイドインが必然 なのです。



前述しましたが、 ヘッドが飛球線に対し閉じていても
その軌道との兼ね合いによっては 右回転は入ってしまいます。

ヘッドを閉じる のと 軌道をインに切り込む を
同時に行っているので
〇引っかけ
〇引っかけフック
〇引っかけスライス
〇プッシュ
〇プッシュスライス
急激にこの行為を
それもスピードに乗ったところで行うので
フェースの向きと軌道、その配分が管理できません。

これは ヘッドの上下の関係にも関係してきます。

このスイングは インパクトで
ヘッドとグリップを 上下左右 反対方向に動かすので
管理が非常に難しく……
 それを管理すると呼べる打撃にはなり難いのです。

人間ですから、最善を尽くしてもミスは出ますが、
距離なども含め、数字と闘わなければいけないゲームが
ゴルフなのですから、より確率の高い方法を
選択する方が そのゲーム性と適合しやすいと思うのですがね…。
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ゴルフスイングの「その」概念を壊せ

2019年03月05日 20時52分35秒 | ゴルフ


スイングを良くしていくうえで
重要になるのは「スイングはこういうもの」という
観念のというか、概念の変更だと思います。

その概念を「更新」していくのには
理屈上の「納得」がとても有効になるでしょう。



スイングは 傍から見ると 円を描いています。
その円を描いて見えるのは
クラブ自身を動かしているのではなく
逆にクラブを動かさず、それを持った自分(打ち手)が
 正面~右~左 と向きを変えているからです。
その円を描くことによって 
  結果 ヘッドの方がたくさん移動している ように
感じますが、
それを持っている打ち手が決してヘッドの方を
たくさん動かす という意識を持ってはいけません。

 ➡正しくクラブを扱いたいのであれば
  結果の ヘッドが円の外側を移動するから
  ヘッドの軌道の方がたくさん動く
  というのは すべて体の向きの変更に任せ、
  クラブを直に持っている腕や手での作用は
  ヘッドの重さ分だけ ヘッドの移動は
  グリップの移動よりも少ない
  という概念で動かさなくてはなりません。

パズル のような話ですが、
物理的には 
 ➡重量というのは「動きたがらないエネルギー」です。
その重量が集中して付いている先端は
 ゴルフクラブが動く原動力からは
 一番遠い(離れた)ところにあるのです。


クラブはそれ自身が勝手に動くことはありません。
(重力に対し落ちる という作用はありますが)

打ち手が運動をして、グリップを移動させるから
結果として「その分」ヘッドも移動するのですが、
クラブの長さ、円の外周という意識が強いと
とかく ヘッドの方をたくさん移動させようとします。
クラブの長さ、外周があるからと言って
ヘッド(重量物)の方をたくさん移動させようとする行為は
物質の道理から外れるため
人間の行為が(作為)が不可欠です。
結果、グリップの移動を抑制、止め
ヘッドの運動慣性を使ったり…ヘッドをたくさん移動させる
という行為になってしまいます。

ゴルファーのほとんどがそこの部分に気付いていません。

そして 同じく とても大切な部分ですが、
グリップの移動を抑制、もしくは止める という行為は
体の回転を抑制、もしくは止める という行為につながります。



極端に言えば、体の回転は続いているのに
グリップが移動を辞める というのは
グリップ部分が 体の回転と反対方向に動いている
ということになりますから、あまりに難しく
一般的に打撃テクニックではありません。
まあ プロも含め、強く振るひとは
グリップの移動(横移動)を
体の上方への逃げ、運動の方向を上に変える という
非常に危険なテクニックによって 抑制していますけどね…。

ゴルフやレッスンに関連するユーチューブやブログなどで
ちらほら出てきますが、
ヘッドを走らせる とか
シャフトをしなりもどす と言った行為は
すべて危険な行為です。

打撃方向があり、それに類似した運動方向があります。
物理的な約束事から
運動の先端に、しかも重量の集中しているヘッド部は
移動の源になる運動、グリップの移動の量や速度よりも
多くなったり、速くなったりしません。
ヘッドの方が極端に速く動いたり、
ヘッドの方が極端に多く動いたり、
それらの動きは ヘッドの動かしているのではなく
グリップを止めているに過ぎないのです。

ゴルフショットの中で
一番負荷のかかるインパクト
重さで言うと 数百キロから1トンの衝撃があります。
そして、その近辺はヘッドスピードで言うと
ゆうに100キロを超える高速な動作区域です。
そこで 動作を止める という行為は
それらをひっくるめた負荷を
その止める部分の周辺が受け止めることになります。
人によっては手首でしょう、
人によっては左ひじ
場合によっては 首や腰を痛めるケースもあります。

道具とは本来 それを使うことによって
人間の労力や負荷を減らし、けがや故障を生みにくくする
という役割がある筈です。
ところが ゴルフクラブを扱い概念が間違うと
逆に ゴルフクラブを使うことによって
より労力や負荷を増やしてしまう…ことになりかねません。

そう ケガだけではありませんが
上手くいかないのは その概念、頭の中の問題が
少なくないのです。
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