ハミングバードも変態ゴルフクラブばかり作っている訳ではなく
普通にグリップ交換なんかもしたりします…。
ご近所の お父さんゴルファーがグリップ交換に
いらっしゃいました。
その時の様子です。
「グリップ交換お願いしたいんですけど…。」
「は~~い。有難うございます。」
「あれ、このクラブ 結構新しくありませんか?」
「そうなんだよ。去年買ったばかりで
以前のクラブはこんなにグリップが痛まなかったのに
なんでなんだろね?
グリップの素材が悪くなったとか あるの?」
「う~ん。。。 いま装着されてある奴は
昔からほとんど変わらないタイプですねぇ。」
こちらのお客様のセットを見ると
ドライバーは 8年位前のゼクシオ
✪45インチ スイングウエイトD-1
(グリップが軽量タイプなので実質C-8位)
振動数は236cpm
だから ドライバーとして普通と言うか
ハードでないごくごく一般的なもの
それに比べ、アイアンは あのスイング破壊兵器シリーズの
軽量スチールシャフト・・・
⇒振動数は 5番アイアンで 288cpm
これはきついですね。。。
「で、ドライバーどうなんですか?
グリップは痛んでないの?」
「ドライバーはあんまり練習しないからなのか
痛んではいないけど、調子悪いのよね…。」
「どんなふうにですか?」
「以前にも増して、ランがなくなっちゃって飛ばない…。」
「・・・・・。
このアイアンを使い始めてから?」
「んん? そうかも…。」
「弾道もほのかに高くなったりした?
当たり所もフェースの上側になったり?」
「そう言われれば・・・・。」
「ちょっとアイアンとドライバー、
交互に打ってみてくれませんか?」
シャフトの硬さ ってどういう感覚か というと
柔らかいものほどヘッドを感じやすく・・・重く感じ
硬いものほどヘッドを感じにくい・・・軽く感じる。
この組み合わせだと、長いドライバーの方が
シャフトが柔らかいので、ヘッドを重く感じ
(もしくはクラブ自体を重く感じ)
アイアンの方がシャフトが硬いので軽く感じる…。
ティーアップして打つ長いクラブが重く感じ
地面から打つ短いクラブの方が軽く感じるのは
コースへ出たときに、失敗の原因になってしまう。
打って頂くと案の定。。。
ドライバーは厚く当たり天ぷら気味だし
重いので振ろうとしてしまっているので
極端に右サイドの下がったインパクトになっている。
失敗しても、成功しても 一球交互に打つと
アイアンは薄い当たりで引っかかって低めの球。。。
トップ気味なのでボールも低く、止まりにくい弾道に
なってしまっている
距離の欲しいドライバーが明治の大砲で
グリーンを狙いたいアイアンがトップ気味の球。。。
これではゴルフになりにくい・・・
「とりあえず、試験的にアイアンに鉛つけて
今の症状を改善してみて^^」
「やってみる(=^・^=)」