【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフスイング◆重さの捉え方

2019年03月15日 21時55分12秒 | ゴルフ


ゴルフスイングを覚えたり、直したりしていく際、
多くの…ほぼ全員に近いほどのアマチュアゴルファーが
間違え、というか勘違いしてしまい
結果 ☆スイングを崩してしまったり
   ☆体を痛める原因にしてしまったり
   ☆飛ばないスイングを身につけてしまったり
   ☆球筋の安定しないスイングをみにつけてしまったり
の原因の一つになっているのが
「重さの使い方」にあると思われる。

ゴルフクラブのその構造は
当たり前の話ではあるが、
長い棒の先端に重さの集中した物体で
その重さは いくら超軽いヘッドの付いた平均的な市販の
ゴルフクラブとはいっても 全体重量の半分以上…。
その使い方というか、使う観念を間違えてしまえば
前述のとおり、体を痛めたり、
ショットも上手くいかないでしょう。。。


アマチュアゴルファーの
よくある例で
◆飛距離を優先すると 方向性はあきらめ
◆方向性を優先すると 飛距離はあきらめなければならない
というのがありますね。
まずは そこから考えてみましょう。

ゴルフクラブは当たり前ですが
その道具によって、ボールを打つため のものです。

遠くへ、狙った方向に、安定して
「ボールを打つ」ための道具です。

しかし、よく他人のスイング、自分のクラブの扱い方を
かえりみてください。

長い棒の先の重さのあるもの。。。
それを使って“より大きな遠心力を作り出す”ということは
ボールを打つことを最優先することではなく
ゴルフクラブをより遠くへ放り投げること 
を意味します。



ゴルフクラブを使って ハンマー投げのイメージ
ゴルフスイングを ハンマー投げのイメージ
ととらえている限り
ボールを遠くに飛ばすことも
ショットを安定させることも
豆も出来るだけ作らないようにすることも
体を痛めないスイングを覚えることも
かなり難しいものになります。

長い棒の先の重さのあるものを使って
出来るだけ多くの、より多い遠心力を作ること
これを優先させるスイング(クラブ扱いのイメージ)で
ボールをより遠くへ飛ばすのには
本来必要な運動やスピードよりもかなり多くの
エネルギーが必要になります。

遠心力を作り、クラブを遠くに放り投げるイメージで
ボールを安定して打つのには
必要以上の練習量と頻度が必要になります。

遠心力を多く作って、そのクラブを放り投げないように
するのには、本来のゴルフショットで必要な握力よりも
より多くの握力が必要になります。

優先事項である 出来るだけ多くの遠心力を作って
かつ それを放り投げないようにする工夫。。。
その上に狙った方向に、安定して打つのには
前述のとおり、練習量と練習頻度が必要になるだけでなく
ゴルフクラブ本来の機能を発揮させない方法ですので
ゴルフクラブがやってくれるはずの機能は封印され
それを人間の動作で補わなければならなくなります。

確かに 昨今のヘッドを感じにくいノー感じの硬さのシャフト
そして ヘッドその物の超軽量化 によって
そうしたくなる、もしくは そうせざるを得ない のは
分からないわけではないのですが、
とても シンプルに考えると
ゴルフクラブは「ボールを打つ」ことに特化した
それを最優先させた構造、重量配分なのですから
クラブを放り投げることをイメージして
かつ ついでにボールも打つ のには
並大抵の努力では解決できない部分が
否めないかと思うのですが
いかがお考えですか?
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アプローチショット◆トップとダフりを無くすには…

2019年03月15日 19時52分01秒 | ゴルフ

グリーンを目の前にして
手で投げても届いてしまうような距離。。。

サービスミドルホールで
ティーショットが良い当たりをして
ワンオン寸前のような位置から。。。

最終ホール、ここからあと4回でカップインすれば
念願の100切り出来る のこり50ヤード。。。

 カツッ!


トップしてしまったり、ダフってしまう経験
誰もが体験していますよね

勿論、いろいろな努力をしていても
ミスが起こってしまうのが仕方ありません。
仕方ありませんが、打つ前から
そのミスの発生が起こりやすい状況を作るよりも
ミスの発生が起こりにくい状況を作った方が
当然ですが、望ましいですよね

至近距離からのアプローチショットの
トップ、ダフりの原因・・・
 そのほとんどが技術的な問題ではありません。
(精神的な問題。。。は当然ありますけれど
 そこはゴルフの面白いところですので、触れません^^)

その原因のほとんどは
アプローチも含めた、スイングの概念の勘違い
にあるのです。



ショットは どのクラブであっても
多かれ少なかれ 前傾姿勢、前斜姿勢と取った
アドレス・ポスチャーを作ります。

そしてその前傾姿勢を継続したまま
向きを変えるので(回転するので)
結果として、第3者からクラブを振り子のように
扱っているように見えるのです。
ですから、小さなアプローチであったとしても
基本的な運動、動作としては限りなく
地面に水平な、横運動(横方向への動作)があるのであって
縦の運動はほとんど存在しないのです。


こうやっていると
確かに振り子のような運動をして見えますが
前傾姿勢があり、単に回転、向きを変えているに
過ぎないのです。



その視覚的な錯覚 の部分。。。
振り子の部分を抽出して
肩の振り子運動に変えてしまうと
このように動きたくなりますが、
実際にはこれは固定された架空の絵 であって
肩を揺さぶった振り子の運動をすれば
(この絵の方向で)クラブが体の右にくれば頭は左に傾きますし
クラブが体の左に来れば、ほぼ確実に頭は右に傾きます。

肩のライン、両肩のラインというのは
概ね地面と平行な関係にあるのが基本ですから
左が上がれば、左足上がり(先上がり)
右が上がれば、右足上がり(先下がり)
になるのと同じで、動作中常時
地面の傾斜が動いているのと同じになってしまいます。

せっかく「止まっているボール」を打つことのできる
スポーツがゴルフなのに、
自分から 打ってみないと自分の立っている傾斜が
どうなのかわからない・・・
ボールを動かしているのと同じ状況を作ってしまえば
当然 止まっているボールを打つよりも難しくなってしまいます。

ヘッドを進行方向に出すことで、
頭が右に傾き、結果上を向く状況を作ってしまえば
ダフってしまうか、届かなくてトップするか
そのいずれかが かなりの確率で出てしまいます。

ショットの基本は その打つ距離にかかわらず
基本 地面に平行に近い、横への動作 だと
いう認識をしっかりと。。。 視覚的にも
理解する必要が、 アプローチのミスを激減させます。
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