【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

スチールシャフト と グラファイトシャフトの違い

2019年09月24日 23時16分42秒 | ゴルフ



アイアンの話ではありますが
「グラファイトシャフトは飛ぶ」
は真っ赤なウソと言って間違いではありません。

シャフト性能によって 距離が変る
と言うのは否定はしませんが
十派一絡げに スチールは飛ばない
グラファイトは飛ぶ は真っ赤なウソです。

現在、主流なモノはイマイチ不明ではありますが
距離の秘密は ヘッド重量にあるのです。

スチールシャフトは単一素材です。
シャフト性能や強度は 形状に依存している部分が
多くあります。

シャフトの先端部は負荷が多く掛かり
その先端部は細くなっています。

ですから スチールシャフトは
先端部に行くほど 金属の肉厚は厚くなり
シャフトそのもののバランス(重心)も先端より
になってしまいます。

一方、グラファイトシャフトは 重量バランスを
あまり変えずに 局所を剛性強化することが可能です。



それにより スチールシャフトに装着されている
アイアンヘッドは グラファイトのそれよりも
20g近く軽くなっています。

長さもグラファイトの方が長いですから
それも相まって ヘッドの重量効果は
非常に高く、同じ機種の同じ番手でも
飛距離に差が出てくるのです。

常識的なスウィングウエイトを無視し
同じ重量のヘッドをスチールに装着すると
(破損の危険性もありますが)
飛距離性能は全く同じになります。


ココが悩みの種 ではありますが
ウッドは スチール って訳には行きません。

ヘッドが10~20g重いモノが装着される
ウッド
10~20g軽いモノが装着される
アイアン

これが 双方を上手く打たせていない
ミスショットの原因になるのは
想像に難しくないと思います。

ナイスショット、ミスショットに関わらず
一球毎に アイアンに20gの鉛を
貼ったり 剥がしたりして
交互に打ってみて下さい。

その打つ順序によって
ある特定のミスになり易くなり
終いには ミスの原因が何か
タイミング取り方がどうだったのか
何が何だか
分からなくなってしまうでしょう。
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ゴルフクラブ◇シャフトの使い方講座

2019年09月24日 20時14分10秒 | ゴルフ
クラブにもよりますが…、ゴルフを始めたばかりであれば
『正しいシャフトの使い方』を覚えるのは
けっして難しくありません。

非常に当たり前ですが、
ゴルフクラブ、ゴルフシャフトは勝手に動きません。
勘違いしてはイケマセンが、
シャフトが、ヘッドがボールを弾いて打つ
 なんてことはあり得ないんです!


  
シャフトがしなって しなりもどる
ということは グリップとヘッド、
 両先端部の運動量に差をあって、初めて起こりえます。
シャフトがしなって、しなり戻るのには
グリップ部の移動が抑制される必要、
減速もしくは停止しないとその運動は発生しません。
つまり これはゴルフクラブの働きではなく、
  逆にクラブを殺す、自分の作為的な動作です。

そのために長さがあって、そのために先端が重くなっている
 だから弾いて打つ!
いえいえ、ヘッドには角度があって
 出来る限り、そのクラブの角度通りのボールが飛ばないと
 そのエネルギーも意味もありません。
 弾いて打とうとする限り、
 持っているクラブの、そのオリジナルのロフトより
 高く、スピンの多い球になりがちです。
 意図的に、ヘッドがグリップを追い越す と言う行為は
 イコール 左サイドを高く、右サイドを低くすること ですから
 ヘッドでボールを弾く という目的は達成されても
 ダフリやトップ、体が開く、右サイドが突っ込む
 飛距離不足、弾道が高い という問題がより現実的な
 問題にすり替わり、深刻化するだけです。

  

チャンとしなる、運動する硬さ(柔らかさ)のクラブを
使ったことがないから、その発想になるのですが、
シャフトの役割は
 ゴルフスイングの基本通り、
グリップが移動するから、ヘッドが移動する
に準じます。
シャフトがグリップを押すから グリップの移動が促進され、
シャフトがヘッドの重さをグリップに伝えるから、
 より繰り返し、正しい方向にグリップの移動が促されるのです。

シャフトによって グリップが押されていくから
インパクトが速く訪れるので
 上から打てる、インサイドから打てる可能性が高くなるのです。
その時期に乗っかれば、
 重力によるクラブ、クラブヘッドだけでなく
自分の腕の重さの落下ですら、運動の促進に使えます。


  
ヘッドがボールを弾く、シャフトがボールを弾く
 と考えている人は
インパクトまでに グリップの位置移動の静止、
つまりグリップを止めるので
体の姿勢も、クラブそのもののも
必ず上がり軌道で打つことになり
クラブや腕の重さが有効に使えないばかりか、
 逆に負荷になります。

ドライバーであれば、確かにある程度の高さは必要ですが、
ショットの距離の基本は『水平距離』が基本です。
安定して飛ぶ高さが確保出来れば、
 必要以上に高い必要はありません。
空に向かって、月に向かって打てば それは飛びません。
しかも それは全部人力…。
クラブの性能や機能などまるで無視ですから
残念ですが、クラブを買い替えても効果はゼロ、
    …お金の無駄になるだけです。


シャフトによって グリップを移動させるポイントは
その「時期」にあります。
ヘッドの方が上に、グリップの方が下になった時
その時を逃さないことです。
ゴルフクラブは構造上 長い棒の先の重さが集中しているので
ヘッドの方が下、グリップの方が上の位置関係では
そのクラブ、ヘッドの重さによって
 グリップの移動は妨げられます。
ダウンスイングで体を先に回し
ヘッドの方が低くなってから、
クラブ【ヘッド】を動かそうとするのは
クラブと言う「重さ」が一番重くなっている時の行為ですから
クラブの機能は「逆」にしか働きません。
それでは「人力」打法になってしまいます。

ですので、遠心力で飛ばそう
 という概念もクラブを活かしません。
遠心力は グリップヘッド方向の
 外に、外にはらもうとするチカラ ですので
グリップの移動を妨げ、スイングスピードの低下を生みます。
それを無理やり動かそうとしても、
その力は距離につながるボールの速度ではなく
ボールの回転を生み出すだけになってしまいます。


適切なヘッド重量 長さにもよりますが、
 ドライバーなら 220g以上
適切なシャフトの硬さ 体力にもよりますが、
 成人男性なら 振動数160cpm以下
 女性や非力な方なら 145cpm以下であれば
ハッキリ感知できるほど シャフトがグリップを押します。
ヘッドの姿勢、クラブの位置によって
 そのグリップが押される方向は変わりますので、
自動的に ヘッドの姿勢、クラブの位置 
を気にするようになります。
概ね 正しく使えれば
 まるで他人がボールを打ったように、
ボールを打ってくれますから~打たされますから
なんかピンと来ないかもしれませんが、
その時 初めて クラブの機能を感じることになるのです。

特に女性や力のない方にとっては
重いヘッド、しなるシャフトであれば
どうテークバックを取るか、どこに収めるか
は その重さと感触が答えを出してくれます。
間違っても 
ひどく深いオーバースイングになることはありえませんし、
特に打ち方を意識しなくとも
 バンカーは苦手にはならないでしょう。

振り回せば 重くなってしまいますから
振り回さずに飛ばす方法を模索しますから
先生としては最高の存在になると思います。
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