ゴルフクラブはパターも含め 14本で構成されます。
まあ いまどきルールいっぱいまで本数を揃えている人は
多くないかもしれません。
ゴルフクラブにも少なからず流行り廃りがありますから
それに伴って クラブを買い替えたりする訳ですが
①ドライバー
②パター
③ユーティリティ
④ウエッヂ
⑤フェアウェイウッド
⑥アイアンセット
おそらく この順序というか
買い替えられる品目はこんな感じだと思います。
見ての通り アイアンセットまでは単品です。
これが曲者なのです。
練習場などで行われる 試打会 では
例えば ドライバーであれば
ロフト・シャフトの硬さ・長さ など
その試し打ちのクラブをテストすることになるのですが、
繰り返し そのクラブを打ち続けます。
決して 自分のクラブと交互交互に打ったりしません。
①そのクラブを打ち 初球はイマイチ(100点満点50点)
5球目にやっと満足できる球(100点満点80点)が出る
②自分のクラブと交互交互に打ち
双方ともに まあまあ の結果(100点満点65点)
③自分のクラブと交互交互に打ち
たま~に 試打クラブ に火の出るような当たりが出る
(100点満点 95点)が 従来の自分のクラブが当たらないか
たまにひどいミスがでる。
人間の修正機能はとても優秀です。
同じクラブを何球も打ち続ければ、なにがしかの修正が入り
いずれ ほどほどの結果を導き出します。
新しいドライバーを買えば
当然 それを一生懸命練習するでしょう。
しかし なにか、シャフトの硬さなどが
バッグに入っている元々の自分のクラブと離れている場合、
新しいクラブに適応するための修正は
同時に 従来のクラブをうまく打たせない可能性を秘めています。
ゴルフクラブだけではありませんが、
それを活かす環境というのも考慮に入れてください。
呉越同舟にしないように。
スイングの悩みの少なからずの部分
新しいクラブを導入して………発生したりします。
新しいクラブを使いこなすための工夫が
従来のクラブをうまく打たせなくするのです。