からだの回転 ダッキング byジャンボ尾崎
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります
重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります
とても不思議に思うコト があるのです。
多くのレッスン、ブログ、動画などでは
「シャフトはしならせて、しなり戻して使う」
「シャフトをどうしならせ、どうしなり戻すのか」
というのが目につくのですが、
もし それが良い、ベターだとすると
なぜ 「セットの硬さをちゃんと統一、揃えよう!」
という内容が出てこないのでしょう。
シャフトをしならせて、しなり戻す のだとすると
そのシャフトの硬さによって 方法は同じ、だとしても
そのタイミングや強度などは異なると思います。
同一機種のシャフトであっても、 例えば
X-フレックス 270cpm の硬さと
R-フレックス 240cpm の硬さでは
しなりの量も そのシャフト速度も異なります。
X-フレックスを 振るように R-フレックスを振れば
R-フレックスの方が シャフトのしなり幅も遅く
復元速度は同じだとしても しなり/しなり戻り往復で
かなり大きく しならせ/しなり戻す をすることになりますから
スクエアに戻してインパクトする という理想の元では
インパクトで待つか、はたまた シャフトを動かす動作速度を速く、
特にダウンスイングの しなり戻しは速く動かさねばなりません。
これでは パターを除く13本近いセットが
ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウエッヂと
異なる硬さが混じっている場合、ショットでのやるコト
やる速度、やる量が その硬さに応じて変えなければならなくなります。
続けて 同じクラブを打ち続けられる練習場でならいいかも…ですが、
交互交互、場面場面で
一球ごとにクラブを入れ替えなければならないコースでは
混乱してしまい、相互に上手く行かなくなる可能性が高くなります。
また しなり具合はシャフトの硬さだけでなく
重心の長さや深さ によっても影響を受けます。
シャフトをしならせて、しなり戻して使う、使いたい のであれば
セット間のシャフトの硬さや重心距離などを統一、
もしくは ある程度の幅の中に収めておかないといけない
と思うのですが、そこに振れた記述、内容は一切見当たりません。
それでは片手落ちもよいトコロです。
特に最近では アイアンが売れていない ので
低価格に抑えるため、アマチュアにとっては利の少ない
軽量スチール + 小型ヘッド ばかり です。
ドライバーは メーカーや機種によって 硬さはマチマチ ですが、
シャフトはある程度柔らかい方が飛ぶ
という共通認識は存在するので
アイアンに比べると 表示 S-シャフト でもかなり数値、
かなり柔らかくなっています。
✋ヘッドが大きく、重心距離も長く、重心も深いドライバーの方が
シャフトが格段に柔らかく、
✋ヘッドが小さく、重心距離も短く、重心の浅いアイアンの方が
シャフトが格段に硬い
シャフトをしならせて、しなり戻して使う コトを前提にするのなら
このセット間の統一を声高にしないと
その方法論は完遂しないと思うのですが…。
ものすごく なんだかなぁ の気持ちがぬぐえません。
昨日に書いた 足、下半身のドリル は
あくまでも ドリル です。
足のなんとなく の使い方、通り道、
手順として ドリルでやるのは 良いと思いますが、
素振りまでは出来ても
実際の ショット となると
足使いに神経を使うのは 難しいでしょう。
足はどちらか というと
ボールを当てる、ボールを打つ、強く振る
というコトの補助動作、
その動作をする上で 不自然な動きをしても
からだを痛め無いように逃げたり、
バランスを取ったりする、反射的な補正動作が主になり、
意識的な動作は難しくなります。
ですので 素振りや軽いイメージショットまで が良いと思います。
その際、気にして頂きたいのは
【テークアウェイ時】 左足が ㊧の股関節を
アドレス時の飛球線反対方向、からだの右方向に
じわ~と押す
✋そして、その時、㊨の股関節よりも
左股関節の方が下になるように押す と
(左股関節を右股関節の下に潜り込ます)
右の股関節は 後方(背後)に逃げ、
結果、として 骨盤が右を向きます。
ダウンスイング以降は
右足 が蹴る訳では決してありませんが、
やはり 右の股関節を
飛球線方向… 回転することを見越して
それよりもやや右目のシャンク方向位に
左股関節を上から抑えるような感じで押すと
㊧股関節は左の靴の上あたりまでは押されますが、
それ以降は 左には行けないので
テークアウェイと同じく 後方(背後)に逃げるような
そんな感じで 左向き になる訳です
と書きましたが、
下半身の動き、アクションは クラブや腕などを含めた
上半身の重さのかかり方によって 左右されます。
つまり、そうなるような 上半身の重さのかけ方 で
造っていく意識を持ってください。
クラブや腕を どこに動かすか、いつ動かすか
によって 下半身にかかる重さは 変わってくると思います。
スイングの右向き、ダウンスイングには
どうしても 胴体の捻じれ、上半身の上部の重さによる遅れ
が発生しがち です。
ゼロにする事は不可能ですし、体を痛めない為
自然なねじれは許容するべき とは思いますが、
出来るだけ少なく、意図的なねじれは造らない方が良いと思います。
肩ラインと骨盤ラインのねじれが少なければ
ダウンスイング~インパクトにおいて
🔴左半身の方が低い(概ね 多くのモノが下に向かって進行)
🔴左半身の方が高い(概ね 多くのモノが上に向かって進行)
この二つの時間が 肩ライン、骨盤ライン に
同じように進行していきますが、
ねじれが大きいと 左股関節が上がり始める時間が
早く訪れますから、上を向きながら、下に振る
と言う時間が必要になってしまいます。
現代のスイング論の中には
骨盤の傾きと肩の傾きを変え
肩は縦に回転する という奇妙なものまで存在するほど です。
それは スイング動作の初期 の 捻じれ があるから
その後処理として 起こるモノで
決してからだに良い動き とは言えません(痛めやすい動き)から
アマチュアが率先して やるべきモノ ではありません。