◎手打ち~手振りの最大の欠点
ボールを遠くに飛ばす、
ドライバーで ライバルよりも飛ぶ、
というのは ゴルファーの楽しみのひとつ であり、
ゴルフの大きな魅力のひとつ です。
火薬や機械を使わず、モノ…この場合はボールですが、
それを200m近く飛ばすことの出来る遊びは
ゴルフの他 多くはありません。
長い棒状のモノを手で振って
それを実現させようとした時、手打ち~手振りの
最大の欠点が顕著に出ます。
ボールを飛ばす 要素
フェースにボールが当たる と言う条件の元、
ボールを飛ばす要素 は
◎出来得る限りの速いスピード と
◎そのスピードに適した インパクトロフト です。
総じて 速いスピード、速い動作、
ゴルフの場合は 速いヘッドスピードを望んだ時、
助走にあたる テークバックやトップは 大きくなりガチです。
飛ばそうとした時、トップが小さくなる人は稀だと思います。
手打ち~手振りの場合、
からだの向きの変更~からだの回転と円弧は
直接関係に無く、手で作る円弧 を大きくする為に使われます。
初期段階から グリップも、ヘッドも、からだの外、
テークバックの場合は からだの右外へ外しますので、
それは ロフトの開き に相当します。
ですので 大きなテークバック、大きなトップを取る程
ロフトは開き、からだから外れる量も増える訳です。
![IMG_0378](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/a/8/a86c3548-s.jpg)
右を向かず、その場で クラブを上げる、ヘッドを上げる のと
フェースを空に向け、横(この場合は㊨)に倒すのと
どっちが 重いか・・・・ 言うまでもありません。
片方は クラブの重さ × 長さ の長さが最小 になります。
一方 クラブを横に倒してしまう方は クラブの重さ × 長さ の
長さが最大値 になる上に
ロフトを寝かしてしまうので ヘッドの重さも最大値 になりますので
トップの位置での 切り返し の重さの 差 は
数キロになると考えられます。
大きく振りかぶっていますから ロフトも開き
クラブの重さも最大、
そのまま…ではフェースで打てませんから、
フェースを閉じなければなりませんが、
開いたフェース(ロフト)を閉じる行為を
ここから 最大、最速 で行わなければいけないのです。
ご存知のように、
ヘッドスピードが 3ms 高くなっても
ロフトが開いていれば
逆に 飛ばなくなってしまうことは体験済み だと思います。
また 同じクラブであっても
上り坂、左足上がりであれば 飛距離が通常よりも行かない
というコトもご存知だと思います。
速く、大きく振ろうとするほど
ロフトは増え、クラブは重くなり、
それを 元のロフトで打たなければならないので
力んで無理します。その分は きっちり
からだが上を向くので
上手く当たったとしても 自主的な上り坂ショット になる可能性も
非常に高い訳です。
スピードが上がったとしても 大きなロフトで打ち易く、
無理する分、からだは上を向きますから、
飛ばそうとした時 ほど 球が余計に高くなったり、
スライスが強くなったりし、飛距離が伸びにくい
という 大きな欠点を発揮する訳です。