【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

クラブに利用される と考えてみよう

2024年03月23日 21時07分56秒 | ゴルフ

店長「これはバンカーショットでも表れるんですけど
 シャフトをしならせて しなり戻すタイプの人は
 そうでない人に比べると アーリーエクステンションというか、
 リリースのタイミングが早めになり易く、
 ヘッドの最下点がボールより手前になりガチ です。

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 良い悪いは別として
 そのまんま バンカーショットっぽい 感じなんですが、
 それを強調して より一層バンカーショットぽく すると
 ヘッドが上がり行程過ぎてしまって
 当たっても ボールが前に進んでくれない(上がるだけ)
 になってしまったり、
 インパクトから先が抜けなくて ぶっつけショットに
 なってしまったり
 正直、いつも通りのショットをすべきと思います。

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 変に フェースを開いたり、
 オープンスタンスなんかを強くすると
 結果、ボールは中に入る のと同じになりますから
 より一層の 早めのリリースが必要になり
 フォローが出せない、ヘッドが抜けない に
 なりガチ です。


 ヘッドがグリップを追い越す
 と言う行為は からだ全体の動作 と
 インパクト前後のヘッドの挙動 が別なモノになり易く、
 ヘッドをリリース、
 グリップでつながってはいますが
 ヘッドを自由、放り投げるようにフリーにして
 打撃を迎えますので 距離調整が苦手です。

 そう言うタイプの人は硬いシャフトを選びがち ですが、
 硬いシャフトは意識していなくとも
 柔らかいモノに比べると グリップの押し、
 前への進みの助力が少ないですが、
 ダウンスイングの場合、その前への進みは
 高度の低下、クラブ全体の低さ、ヘッドの低さ にも
 つながります。

 つまり 低いトコロにあるボールを拾い難くなります。

 シャフトが硬くなれば グリップの押しは
 どうしても薄れてしまいます。

 しかも 総じてですけれど
 硬いシャフトを好まれる方は
 シャフトを意図的にしならせて…しなり戻して使う
 方が少なくないと思います。


 その上で インパクト時にはヘッドの二弾加速、
 場合によっては ヘッド以外のモノを止めて
 ヘッドだけ放り投げての打撃ですから
 距離をコントロールするのは 感覚以外無い状態です。

 多分…ですけれど そういう手先の距離感覚って
 年齢と共にかなり低下すると思うんですね。

 一発の成否ではなく、継続的な成否って意味で。

 困ったことに アプローチやバンカー、
 フェアウェイウッドもですけれど
 それを苦手としているタイプの人は
 より苦手が促進される クラブを選ぶことになります。

(逮捕術 2022夏期講座_Moment

 シャフトのしなり、硬さや柔らかさ だけでなく
 ヘッドの重心位置の機能も
 基本、どれもこれも グリップ部の移動の度合い に
 つながっている と考える人のスイング と
 なんでもかんでも ヘッド、ヘッド、と考える人の
 スイングは決して、同じモノになりませんし、
 選ぶであろうクラブの性格も異なるモノになります。 

 私は、ですが、スイングは技術の部分よりも
 そう言う根底にある考え方が反映されると考えています。

 ヘッド、ヘッドと考える人は
 自分の動きで クラブをねじ伏せる傾向が強くなる、
 そうでない人は もう少し受け身、
 クラブの不可抗力(負荷)をねじ伏せるのでなく、
 それを利用するというか、
 良い結果を生み出す 不可抗力の造り方、
 上手く打たされてしまう ようにするにはどうしたら良いか
 と考えていると思います。

 スイングの形、格好、姿、見た目が大事なのではなく
 その場面での 次への動作に行き易い、
 スムーズに次に移れるのは どのクラブの姿勢、
 重さの掛かり方、不可抗力の造られ方
 それを考えた結果の カタチや恰好、姿、
 結果論としての見た目なのだと思います。」

コメント
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