【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

コレを知っていると知らないでは大違い

2024年03月27日 22時35分58秒 | ゴルフ


Fさん「こんにちは~。」

店長「こんにちは。 今日はどうしました❓」

Fさん「ゴルフを始めて 4年になるのですが…。
 あんまり コースも練習もイケないんですけど
 ゴルフ全般のベースアップをしたい😊 と思いまして…。」

店長「はい。

 ゴルフスイング、クラブをどう扱って、どう動かして
 どんなボールを打つか❓  という探求も
 ゴルフの楽しみのヒトツなんですけれど
 コースで その成果を発揮できるか、どうか、
 その部分は 予想以上に メカニカル、
 基礎的な約束というか、仕組みがあるんです。

 この部分を把握せずに
 ゴルフをしてしまう人がとても多いです。」

Fさん「どんなロジックです❓」

店長「ボールの飛びのメカニズム ですね。

VTS02 2022_Moment(3)

 実は とっても大事で
 その基礎を理解しているといないでは
 スイング造りも全然変わってくると思います。」

Fさん「はい🤩 よろしくお願い致します。」

店長「あらかじめ覚えていて欲しいのは
 特に難しいコト、難しい用語等 使いませんし、
 スイングの良し悪し を論じませんが、
 この 仕組みは、クラブにも、スイングにも、
 ドライバーにも、アプローチやバンカーにも
 深く関わってきて、結構、多岐に渡ります。
 ヘッドが重たい とか、
 クラブが長い、とか、
 シャフトが柔らかい、なんてのも
 この たまたまの飛びのメカニズムを元に考えられています。
 何回か読んで 理解して頂けると良いと思います。」

Fさん「はい。わかりました。」


店長「まず ですね、

 一般的な成人男性のヘッドスピード
 37㎳位を基準・平均値にして考えます。

(集中夏期講座2022 脱 み「こすり」犯_Moment(4)

 同じヘッドスピードで
 8番アイアンを打つとしましょう。

 ショットには ざっくり大別して

〇ユルイ入射角度 👉㋴
〇キツイ入射角度 👉㋖
 があります。 

((((ハンドポジション_Moment

 ㋴は
 ボールの飛び出る角度は 高く(比較)
 ボールの回転量は 少なく
 ボールスピードは 遅め 
です。
 ㋖は
 ボールの飛び出る角度は 低く
 ボールの回転量は 多め
 ボールスピードは 速め 
です。

 ボールのスピードに関しては
 ㋴の方が 立体的に移動しても
 距離である水平方向では無く、垂直方向に多く移動、
 上に行ってしまうので 速度の基となる
 移動距離が伸びないので 遅くなる と考えて下さい。

 同じクラブであっても
 そう言う違いになります。
 同じヘッドスピードなのに
 人によって弾道も、距離も違う というのは
 そういうことなんですね。

クラブ別スペック

 この表は 何年か前の
 アメリカの女子プロの平均値のデータです。

 アタックアングル というのが ヘッドの入射角度 で
 「マイナス3.1」と言う数値です。」

Fさん「意外に小さな数値なんですね。
 プロですから 8番アイアンを『上から打つ』から
 -10度とかの 角度なのかと思っていました。」

店長「ですねぇ。
 最近の プロの主流は やや少なめに入れる、
 よくいう スティープ(㋖)ではなく シャロー(㋴)、
 流行りの シャロースイングになって来ています。

 数値としても もう少し 5度位でいいかも、知れません。

 私たちの平均的なヘッドスピードの場合、
 入射角度が緩い、緩すぎると
 ボールの浮力が得られなくなり
 ボールが飛ばない、キャリーがない、  になり易いので
 プロの『流行り』を一概に真似して良いとは限りません。

『ボールをつかまえる』スイングへ_Moment

 入射を緩くして 飛距離が伸びる のは
 ドライバー換算で 42㎳ 位が境です。

 このヘッドスピード 42㎳ は
 そのスピードが出せる、出すことが出来る ではなく
 ラウンドを通しての平均値 と考えて下さい。
 ですので アマチュアには かなり厳しい境界線です。

 女子プロもだいぶ筋力アップして
 ヘッドスピードが高くなってきていますから
 その境界線よりも上の選手も増えてきています。」

コメント
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