店長「まずね この画像から見て頂きたいんですけど…。」
ST「はい🙄」
店長「この画像は ボールの当たる直前・直後・そのあと の
3個の画像の合成なんですが…。
おそらく このクラブはロングアイアンか、ユーティリティ、
そこそこ長く、ロフトの立ったクラブですね。
多くの方は ヘッド、特にフェースとボールの関係に
目が行ってしまいガチ だと思うんですけれど、
注目して頂きたいのは ネックの部の向き、シャフトの向き
なんですね。」
ST「ネック、シャフトの向き❓」
店長「はい。
ボールを打つ直前から~その後まで
だいたいですけれど ボールをさばく部分
だいたいですけれど 10㌢位は移動している
と思いますが、
ほとんど シャフトの向きと言えば良いのか、
クラブの姿勢ソノモノが殆ど変わっていない。
インパクト前 ハンドファーストで
グリップの方が 前に出て、ヘッドレイト に
なっている状態が 直後、そして そのあと まで
その状態の…ハンドファーストのまま、ほぼ変わらずに
抜けているのが 分かると思うんですね。
もう一枚出しましょう。
コチラは ウエッジ になりますので
クラブは短いですから 前の写真に比べ
弧は小さい半径になりますが
やはり シャフトが前に傾いた状態は
3枚とも 大きく変わっていません。
また これは 他のスイング画像・動画などでも
考慮するべき、注意ポイントなのですが、
スイングは立体な動きの為、
定点で観測・撮影している場合、
この例だと 打ち終わって からだの左向きが強くなり、
グリップもクラブも ボールから遠ざかって行く と
ヘッドがグリップを追い越して見える(定点撮影の場合)のです。
クラブが短いですから 前の写真よりも
早い段階で グリップもクラブも内に引き込まれますから
ヘッドが出て見える~ハンドファーストが薄くなったように見える
・・・・ように見える だけで
ハンドファーストの具合はほぼ変わっていません。
この参考写真で言えば 全く変わっていない のですが、
この参考写真の㊨側の からだの正面からの一枚だけ であれば
写真上の相対位置としては ヘッドの方がグリップよりも
打った方向に出ていますので
ヘッドがグリップを追い越したように見えてしまう
かも知れません。
場合によっては
自分のしていることは正しい、間違っていない
と思いたいのが 人間のサガ ですので
クラブは返して打ち、手は返して打つ という
自分の思い込み が モノを見るのに
バイアス(フィルター)をかけてしまうかも知れません。」