アプローチショットやパターストロークで
よく見る方法にショルダーストロークがある。
それは、ハミングバードの視点では
パターだけに限らず、ショット、要するにスイング全般に対し
諸悪の根源とも言える。
ショルダーストローク は それをする本人にとっては
ヘッドが真っ直ぐ動いているような「錯覚」・・・・
視覚的に真っ直ぐ動いているので
真っ直ぐ行くように「錯覚」してしまうのだが
決してそうではないので 実験してみた。
『フェースの面の向き』と言う言葉があるけれど
多くの人は、シャフトを軸としたヘッドの回転に
フェースの向きと『勘違い』している人も少なくないが
ロフト角度もフェースの面の向き だし
ロフト・ライ・ヘッドの向き
それらの複合によって決まるもの。
CDのケースを使って実験してみると
良いかも知れないが
オリジナルの状態で 片側を上げて
ライ角度を一定にしておいても。。。
このように ロフト角度が変わると
全体の複合した フェース面の向きは
こんなにも変わってしまうのです。
例えば グリーンの花道から ピンまで10m
のアプローチをしたとしましょう
簡単に 左右に 1m~2m前後ずれることになるだろう
概ね視覚的には真っ直ぐ動いているヘッドも
これだけの『向きの違い』を生むのである
当たり方とか打ち損じ とか
はっきりと「ミス」によって
距離や方向がぶれてしまうのは修正も可能だろうが
ミス…と呼べないこのズレを修正することは
意識としても非常に難しいだろう。
ショルダーストローク(ゆりかご)の動きは
常時、左右の肩を上下に揺さぶるので
ヘッドの高さの変化が激しい上にロフト変化が激しい
☆ロフト変化による打ちだしの方向のズレ
☆ヘッドの高さ変化
☆ロフト角度の変化
これらを同時にインパクトに揃えるのは神技に等しく
正直、毎回偶然待ちをしているようなショットに
なってしまうのは明白だ。
それと忘れてしまうガチなのは
体を固定して 肩を揺さぶっているから
ずれが少ない と勘違いしているが
肩のラインを底辺とした 逆三角形を固定して
肩を揺さぶるという事は
シャフトの延長線上・上方に頭がある ということになる。
もう一度見てほしい。
打ち終わったコマ では グリップエンドの向きは
アドレスよりもかなり右(飛球線後方)を指すような
そんな格好になる。
故に、打つ前に想像しているよりも
かなり上向きに 頭が右にずれ 上を向いてインパクトする
ことになるので、ショルダーストロークする人の
殆どのショットが ヘッドが上に動いていている時
煽り打ちでインパクトを迎えるので
必ずと言っていいほど
歯で、トップ気味にボールを打っている・・・・
だからインパクト音が汚い
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