【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ヘッドの『重さ』の使い方☆ゴルフクラブ

2018年10月02日 20時43分33秒 | ゴルフ
重いヘッドが使える方が断然楽です。



初めてのお客様も打つ前は
「重い方が振りにくい?!」
と考えがちですが、
ほんの数分打っていれば、その重さには慣れますし
兎も角 体にやさしい です。

比較すると分かりますが、
軽い市販のヘッドのクラブを打つと
嫌な衝撃が感覚として残るような、
ボールの質に関係なく とても硬質な感触です。

インパクトの抜け…と言いますが、
同じ速度で移動していれば 質量の重いモノの方が
慣性力が高いですから、打ち抜く と言う意味では
とても高性能です。


重いヘッドのクラブの方が明らかに
クラブに近い 手首や肘 などを痛めにくいですね。


弊社の悶絶クラブは
アイアンで言うと、市販の軽量スチール装着のモノより
100g弱、30%以上増量されています。
(一般的なスチール用5番ヘッド重量240g
 弊社の悶絶5番アイアンのヘッド重量328g)
クラブの形になったモノを持ってみると
シャフトの長さもありますし、シャフトも柔らかいですから
倍以上重くなったような感触があるでしょう。

重いモノの方がやはり慣性モーメントが高いですから
ミスに断然強くなります。
特に上下のズレ、多少のダフリやトップのミスが
中和されてしまいやすいです。
バンカーやラフなどの異物も打たなければならない場合が
とても強いのが特徴。

正直言って、チカラの無い女性が
市販のウエッジのヘッド重量を
軽量スチールで打たなくてはイケナイなんて
なんの拷問だよ…と思いたくなります。
昨今、急激にバンカーが苦手な人が増えているですが、
クラブの問題が殆ど…と確信する次第です。


スイングを覚えていくのにも
クラブがどこにあるのか 非常に分かりやすく
ヘッド姿勢、開いているのか、閉じているのか
そう言うのも はっきりと知覚出来ます。
スイング中、どこで重くなり、どこで軽くなるか、
も知覚出来ますから、スイングのテンポ感やリズムも
とても掴みやすくなるので お薦めです。



重さを上手に使うには
ごくごく当たり前ですが
重さは下、重力方向に引っ張られるチカラの単位です。
ですので ゴルフクラブを握っている部分が
重さの付いたヘッドよりも上にある(ヘッドが低い)時は
大きな体の部位、胴体なり、足なりで 動かす方が良いでしょう。
腕を使うチャンス
テークバック時には速度が重要ではありませんから
(・・・急ぐ必要はありませんから) 除外対象ですが、
ダウンスイング~インパクト~フォロー の区間では
ヘッドがグリップよりも高いところに位置している時
それが唯一の機会です。
dW l (2)_Moment

そこを逃してしまうと
重さは移動速度に積分(掛け算)で重くなりますし、
重力という下方向だけでなく、
遠心力と言う 立体的に複雑な重さが加算していきます。
ヘッドの方が低くなっている時は
概ね クラブ、そしてヘッドを動かしたい方向とは
大きく異なる方向に重さがかかります。
それでは重いばかりです。
クラブを自分で動かしてボールを打つ コトよりも
クラブを動かすソノモノ にしか余裕がなくなってしまいます。

腕を使うのは ヘッドの方が高い時のみ
その意識はとても大切で、
逆に 高い時であれば
ヘッドの重さも 移動に利用できますし、
クラブの造り出す重さの方向/ベクトルも
動かしていきたい方向ととても似ています。



例え 紙のように感じる市販のヘッドであっても
重さはある訳ですから、その利用の仕方を
無視してしまっては
本来の ボールをどかす、
ボールの質量に負けないための重さ が
単なる運動の負荷になっていまいます。
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