店長「ゴルフのショット、スイングを考えるうえで
決して忘れてはいけないのは
ゴルフのクラブって 見た目以上に複雑な形をしています。
一見すると 長い棒の先に打点がありますが、
長く伸びたテニスラケットと言う訳では無く
それには 立体的な角度というか くびれが付いています。
それを ゴルフ用語ではライ角度と言いますね。」
質問「はい。」
店長「そして テニスのラケットで言うガットの部分、
ゴルフクラブで言うとフェースですけれど
これには 距離を刻むための角度、ロフト角度が付いており、
また 奥行きの有るウッドクラブでは
フェースの向き角度~フェース角が付いています。
フェースの向きを除外した としても
ロフト角度とライ角度、そしてクラブの長さは
キャディバックの中に10本入っていれば
ある規則性はあっても 10種類すべて異なる『構成』です。
複合的に角度が存在し、かつ
その部分が 長いモノの端 にあるので
似たような球や似たような距離を打つには
極力、ねじれを避けた方が良い構造です。
そして コレはすこしハイレベルな話しになりますので
あくまでも理想論と考えて良いのですが、
ゴルフスイングを造っていく上で重要なポイントなので
考えて欲しい部分になりますが、
ゴルフラウンドって 18ホールあって
急いでスルーしてプレーしても 4時間強、
場合によっては 6時間位掛かったりします。
仮に4時間としても その内
自分の番で スイングしている時間を 延べ延べでも
2分に満たない、残りの3時間58分は歩いたり、立ったり
スイングしていない時間になる訳です。
何が言いたいか というと
4時間の中での 5分おき、10分おき に来る自分のショット
4時間の中で 自分のからだも 自分の気持ちも
色々な状況も どんどん変化していく、
同じ状況が訪れませんので、
安定して 自分のゴルフをするのには
常時、微調整したりする場合や
問題を直ぐに探し出す必要が生まれます。
クラブの構造も含め、それらを考えると
如何に ゴルフクラブの扱い、そして 自分の動きを単純化し、
特にクラブの動きは
ねじれの無い(少ない)、ひねりの無い(少ない) 動きにし
ねじれの少ない球筋にしておく必要があります。
……勿論、理想論😌ではありますが。
ねじれの多い、ひねりの多い動きやクラブ扱いは
修正、微調整が 職人技になりますので 簡単でない。
また 色々なことが絡み合い易くなるので
改良、調整が高度になります。
よりアマチュア向きではなくなる というコトです。
それは覚えておいて頂きたい です。」