【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフスイングの悩み グリップの緩み②

2022年03月16日 22時21分21秒 | ゴルフ

店長「グリップのゆるみ、
 左右のグリップの密着感の変化 は
 アマチュアに限らず、トーナメント中のプロにも
 結構、見るコトが出来、
 プロアマ限らず、それがミスショットの大きな原因 に
 なっています。」
質問「うわぁ そうなんですか。」

IMG_0799


店長「ですねぇ。
 また ミスだけに限らず、
 ラウンド中、クラブを握ったけれど、
 アドレスをしたけれど、 ナニカ違和感が…、
 みたいな時は だいたい グリップの変化が
 問題の始まり だったりもします。」
質問「疲れ や 握力の低下 によって起こる
 ので どのタイプのグリップ方法、型であっても
 起こり得る のですよね❓」
店長「ハイ。
 ですが、より 左グリップ力 に依存しているタイプのグリップ、
 フックグリップが強いタイプ 
 左の手首が 甲側に強く折れているような タイプに起こりガチ です。」
質問「フックグリップ ですか…。」
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店長「フックグリップの自体 が悪い訳ではなく、
 フックグリップでも上手に握れている人は沢山います。
 ただ フックグリップは主に
 左グリップで強く握る と言えば良いのか
 左の握力に依存している場合が多く、
 握力が低下してくると フックの度合いが強く、
 握りが深くなるので
 それによって 右グリップの入る場所が無くなって行き、
 その密着感が薄れていく、
 握る長さが多く必要になって行く傾向が強いです。」

質問「どうすれば良いのでしょうか❓」
店長「これも どうクラブを振っているか、動かしているか
 とつながってきてしまうので
 はい、どうぞ。 で直ぐに解決するのは難しいですが、
 握る部分のグリップは 〇 なのですが
 それを全周囲 左グリップで握ってしまっているパターン は
 グリップのゆるみが発生し易い です。」
質問「どういうコト です❓」
IMG_0706_Moment(3)IMG_0706_Moment(2)







店長「伝わり難い とは思いますが、
 左グリップは左の半分強
 右グリップも右の半分弱
 分担して 両手で握っているような グリップであれば
 握る と言う行為が分担されているので
 グリップの変化は少ない のですが、
 左グリップが 握る行為の殆ど であると
 握力の弱い方の左グリップに依存してしまうので
 疲れてくると どうしても 深く、
 モーターバイクのアクセルを捻るように握ってしまいガチ
 になります。」

質問「そうすると 右手の入る場所がなくなり
 アドレスが変わってくる……というコトですね。」
店長「そうですね。
 そして それがそのまま答え で、
 グリップのタイプ、インターロック、オーバーラップ、
 が何であれ、フック、スクエア が何であれ、
 左が主体ではありますが、左右で握ってあげていれば
 コースでの グリップ変化、アドレス変化は
 少なく抑えられます。」

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ゴルフスイングの悩み グリップ編①

2022年03月15日 16時54分18秒 | ゴルフ


質問「ショットの調子が悪くて…。
 グリップについて 聞きに来たんだけど…。」
店長「うわぁ それは奥深い問題ですねー。」

(復活の狼煙 3か月ぶりの練習^^_Moment

質問「グリップは今、ややフック気味の
 オーバーラッピング なんだけど…。」
店長「ソコ? なんですか 悩みは?」
質問「いや どんなグリップにした方が良いのかなぁ と。」

店長「そうですか、
 とりあえず グリップについて 簡単に説明しますと
 握り方、の種類は
 インターロッキング
 オーバーラッピング
 ベースボール(10フィンガー)

 あと 少数ですが、インターメッシュ というのもありますが
 基本的には 3種類 と分類して良いでしょうね。」

質問「どれが良いの❓」
店長「後々、離しますが、ある理由からベースボールは
 あまり良いことが多くないですから、おススメしませんが、
 残りの二つ そのどちらでも良いと思います。
 グリップの問題はそこじゃあないですから。」 

質問「そうなの❓」

店長「グリップの最大の問題は
 普段のその握り方が 18ホールで変化してしまうコト
 グリップが緩んでしまう と言うのですが
 そういうグリップが多いコト
 にあります。
 変化がないのであれば 本当にどんな握りでも
 良いと思いますよ。」

質問「どうして 変化してしまうの❓」
店長「ソコ グリップ~握り方の根本的な部分 と
 密接な関係にあるんですが、
 まずは その変化の及ぼす影響から 話しましょう。」
質問「ハイ。」
b7055bfb2eea97122aee59c31313e223スナップショット 1 (2013-11-29 11-02)スナップショット 1 (2013-11-29 10-46)42ea91fd







店長「プロや他の人のグリップ、自分のグリップを振り返る、
 チェックする際、着目して欲しいのは 左グリップの握り です。」
質問「左グリップ❓」
店長「そうですね。左グリップが決まってしまうと
 右のグリップの入れる場所、握れる場所も限定されてしまいますから
 左グリップに注意を払うと良いと思います。」

店長「現場での、ラウンド中の グリップの変化は
 ほぼ例外なく、左グリップと右グリップの距離感、
 密着感と言えば良いでしょうか
 グリップをするのに、両手でどの位の長さを必要としているか、
 それが どんどん変わっていきます。」
質問「その変化は何故起こるの❓」
店長「心理的な要素も絡むかもしれませんが
 基本的には、握力の低下によるモノ です。
 握力が低下してくると 左グリップの握りがより深くなり、
 その深さによって 右に握るトコロがなくなり、
 その分 右と左の密着感が離れていく、
 握る長さが必要になって来ます。」
質問「その影響は?」
店長「クラブの部位 としてのグリップ、
 左グリップはだいたい グリップエンドから5センチくらいのトコロ
 を握っていて、それはほぼ固定ですが
 グリップエンドから 15センチのトコロを右手が握るか、
 20センチのトコロを右手が握るか、(仮の数値ですが)
 によって アドレス姿勢は変わって来ます。
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 それでなくとも 現場で
 目標に対し、問題なく アドレスする、セットアップする、
 というのは 易しくない のですが、
 そのアドレス姿勢が グリップによって
 かなり変わってくる、乱れてくる のですから
 からだの向いている方向なども 崩れてきます。」

質問「5センチも違うトコロを握るとそうなるよね。」
店長「そうですね。
 左グリップの位置は同じ、
 右グリップが普段よりも5センチ遠いトコロ、低いトコロを
 握れば アドレスでは 右が下がるか、前で出るか、
 左の腕の長さが 5センチ余計になりますから
 からだのラインによって 向いている方向、
 上下角も結構、変わってきます。

 アマチュアのミスショットの原因の半分は
 そのグリップによる影響も含めた アドレス、
 セットアップであって、それは 打つ前、
 スイング動作に入る前からほぼ確定してしまっているのです。」

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ハミングバードチョイス◆L型ブリストルパター

2022年03月14日 16時11分38秒 | ゴルフ


正直 弊社の「L型ブリストルパター」は飛びます。
空を飛ぶって意味じゃないですけど…

これって 実は絶大な安定度を作れるんです。
何故かって?
ストロークを小さく、遅く出来るからです。

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よく 弊社では、アプローチに
ウエッヂじゃなくて、8番とか9番を使おう!って言う
最大のメリットはストロークを小さく遅く出来るから です。
40ヤードをウエッヂで打つのには
そこそこ振らなければ、場合によっては
フルスケールのスイングにしなければなりませんが
使えるのであれば 7番なら
その半分以下のスイング、スピードで十分届きます。
スイングやストロークを遅く出来る
遅くしても届く と言うのは、安定させるための
絶対条件になります。


このパターで打つ ボールの転がりは非常に独特 です。
ゆっくりなスピードに感じると思います。
ゆっくり転がっても、遠くまで転がります。
とても自然な感じ です。

使い始めは 止まり際の伸び を感じてしまうかも
しれませんが、3ラウンド程すれば 慣れてしまうと
思います。
それは伸びているのではなく、今までのパターだと
減速しているから、そう感じるだけです。

ゆっくり、だけど遠くまで転がる
というのは、飛ぶパターだと 怖そうに感じますが
実は下りのパッティングや高速グリーンで
非常に真価を発揮します。

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そうですね
ちょっとだけ慣れて貰わなければならないのは
非常に直進性が強い というコトです。
余程、ポテトチップの様なグリーンとか
真横からのパットでない限り
ワンピン…3m位のパッティングは
カップを外して、狙う必要は無いかも知れません。

同じライン、通い慣れたグリーンであっても
今までの半分程度の曲り で良いかと思います。

曲線でなく、より直線で狙える というのが
より距離感を掴みやすくさせるのだと思います。

カップまでの見た目通りの距離 を打てば
良いので、余計な道のりを計算しなくて良いのです。

a08683cdストロークのコツ ですが
この構えた時の陰影通り
動かしてください。
ここで引いた線はアバウトですが
動かす方向の陰影の方向に移動させる。
その時、パターヘッドを動かす のではなく
シャフトをスライドさせる というか動かす というコトです。

移動させる方向をイメージさせる
パターに限りませんが、クラブヘッドの
形状、見た目の最大の機能です。
ここにデザイナーの能力が発揮される のでしょうね。
パターだけではありませんが、ヘッドは回転させて
つかうものでは「決して」ありません。
その陰影の方向に、その姿勢のまま スライドさせることが
ポイントになります。
ちょっと 極端な言い方ではありますが、
テークバックは右ひじを曲げます。
肘が曲がる というコトは腕が短くなる
というコトなので、クラブヘッドは自分に近づいてきます。
腕を伸ばしていくことによって、パターが離れていく。。。

ボールの手前側から、外側に
意図的にフック回転を掛けるような そんなイメージです。
・・・あまり極端だといけませんが。。。

平面上で言えば、パターフェースは ずっと
同じような方向を向いたまま そんな感じです。

そう これも憶えておいて欲しいですが
人間が動かせるのは グリップ だけです。
ヘッドはその結果、動くに過ぎません。
グリップとヘッド
必ず同じ運動量、同じ方向に動かす
そんなイメージは非常に大切だと思います。
 ショットも同じです。

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この「L型ブリストルパター」は
背面に キャビティの様な削り込みが入っています。
打った後に、そのキャビティ部分が見えるように
ボールの上っ面をフェース面でなでていくような
そんなイメージを持って欲しい と言うデザインです。

 

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進化版L型ブリストルパター  #L字パター

2022年03月14日 12時39分02秒 | ゴルフクラブ
L型ブリストル/ヘッド重量480g 好評販売中 
ピン型『デール9』/ヘッド重量520gも宜しくお願い致します


ゴルフ用品に限らないかも知れませんが、
新商品の宣伝 っていうのは
新商品が普及されるまで…行われるもので
ある程度普及してしまうと
恥ずかしくて「その謳い文句」なんて表には出せません。

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新商品ごとに、毎回10ヤード伸びるボールがあったら
既に人間は 500ヤード位のドライバーショットを打つことが
可能な訳で、分かっちゃいるけど騙されます(#^.^#)

006

そんな中 弊社のL型ブリストルパター
進化版になったとは言え、発表時のうたい文句は
まだまだ使える状態です。

010

パターに悩む人や
パッティングを覚えたい人
距離感がイマイチな人
にとって 理論や技術よりも
あきらかに この「進化版L型ブリストルパター」を
手にし、使う方が簡単で早いですし
ナチュラルな距離感をあっという間に覚えられます。

008


①段違いにボールが伸びます。
 市販のパターと比べると
 ボールの出球はゆっくりです。
 転がりザマの緩やかで速くありませんが
 ボールが減速せず、気持ち悪いほどボールは伸びます。

②距離が合います。
 弾いて打つ必要がまったくないので
 パッティングストロークに応じた自然な距離が打て、
 入る! とは言えませんが、
 距離ミスによる無駄なパット数を大幅に減らせます。
 下り、登り、逆目、順目…
 あまり影響なく 距離が合います。
 ものすごくオリンピックに強いパターです。

③曲がりません。
 これは実際にコースで使用しないと実感できませんが、
 ともかく 曲がりません。
 カップ間際で切れる という事が極端に少なく
 逆に保険をかけて曲がりを予想すると そのまま真っ直ぐ抜ける
 そんな体験をされるかと思います。
 勇気をもってカップの中。
 市販のパターで打つ従来の曲がりの半分程度で
 狙ってみて下さい。

④テークバックの引きやすさは段違いです。
 まあ 手にしたことのないゴルファーにとっては
 宇宙人のような存在の
「進化版L型ブリストルパター」ですから、
 触ったことの無い方にとっては説明のしようがありませんが、
 一般的なパターと打ち比べてみると
 重い 柔らかいのにもかかわらず
 圧倒的に テークバック、初動の取り易さは段違いですね。

比較すると 一般的な市販のパターは
スタートがしにくく、動き始めてからもフラフラ と
特に最近流行っている大型のマレットタイプのモノは
軌道がループになってしまいます。

大袈裟に言えば パターイップス製造機…のようです。

 形状も一役買っていると思いますが、
 ともかくテークバックの初動が動かしやすいと思います。

007

⑤パットミスが減ります。
 小さな、ゆっくりしたストロークで
 十分な距離が打てますので
 狙い通りに打ちだしやすく、ミスも減ります。

⑥同伴競技者が苦しみます
 遅いボールの転がり、伸びる距離
 これを目にすると 自分のパッティングに迷いが生まれます。
 ここは速いの? ここは順目? 下り???
 「進化版L型ブリストルパター」のパッティングが
 参考にならないばかりか、同伴競技者を混乱させます。
 
 まして、朝一の練習グリーンで
 「進化版L型ブリストルパター」を打たせてしまうと
 その同伴競技者の一日は散々になってしまう可能性が…。

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 買って頂いている私が言うのもなんですが
ここまで欠点の無いパターも皆無に等しく、
パッティングの悩みから生涯解消される
素晴らしい逸品だと自負しています。

〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
◆電話 046-804-1480 
◆メールアドレス <
hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp>

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ピン型『デール9』 コースレビュー

2022年03月13日 19時56分01秒 | ゴルフクラブ

【投稿/記事】

多くのゴルファーがそうなのかも知れませんが、
私もご多分に漏れず、パターに迷ってきました。
あっちへ行ってこれ買ったり、こっちへ行ってあれ買ったり、
一旦は最近流行りのマレット型に落ち着いた(筈)だったのですが、 
どうしてもテークバックの引き難さでモヤモヤしておりました。

そこで知ったのが貴社の【デール9】です。

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形状は割とオーソドックスなピン型。
スラントネックとは如何様な物かと思っていましたが、
ピンの通常のネック(クランクネックと呼ぶのですね)と比べると
よりスッキリして構えやすいように思えます。

【初ラウンド】
家のマット、近所の練習場の人工芝でも
何回か練習・テストはしましたが、
実際の天然芝の上でやると
よりそのボールの転がり、ボールの伸びは際立つ感じ。
"ボールが滑って行く" は言い得て妙かも知れない。

なんとも言えない、今までに体験したことのない
ボールの速度、速い訳でも遅い訳でもなく、
定速な、ボールの速度変化の少ない感じが不思議。


その日はショットが悪かったこともあり、
パット総数とすると いつもとあまり変化はありませんでしたが、
グリーン周りの寄せに強い味方であることを発見。

IMG_1362


【数ラウンド経過】
距離感は掴んだ気がします。
ボールの滑りに慣れると気持ち良いパッティングが可能。

投入前は下りや速いグリーンが怖い?と思っていましたが、
下りや速いグリーンなどまったく苦になりません。

その場で打ち比べてはいませんが、
実感として以前のパター達に比べ、曲がりが薄く、
より直線的な狙いで無いと抜けてしまう感想です。
余程、曲がりや傾斜が無い限りのミドルレンヂであれば
常時カップの中を狙って良いかも知れません。
ショートパットの精度はかなり良いと思います。

苦手なパッティングが楽しくなりました。

IMG_1366


【困ったコト】
ホームコースは置きクラブでプレーしているのですが、
その置きパター(スパイダー)のテークバックが取れなくなってしまった、
特に下りのラインで初動が取れない、
テークバックの引き始めが始められない、始まらない、
マレット形状で、しかもヘッドが軽いと
外にあがって、ループを描いてしまうのが気になって仕方ありません。
ボールが飛ばないのも有りますが、距離が合わないというか
パッティングのリズム感が迷いの沼に入り
散々な目にあいました。二本目❓と悩んでいます。

(お待ちしております 店主)
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溝なし?アイアン 溝のスピンの関係

2022年03月12日 19時16分30秒 | ゴルフ

よく有る誤解で
特に ウエッジショットで思われていますが
アイアン/ウエッジにある 溝 は
『スピンを減らさないため』のモノ
「スピンを増やすため」のモノではありません。


実は かなり前、おそらく30年以上前になると思いますが、
某大手メーカー(その頃はかなりのメジャー)からも
 溝の無いアイアンが発売されています。 

Desktop Screenshot 2022.03.08 - 23.59.53.67


同じモデルで溝を刻んだもの に比べ
使う人にかかわらず 全番手で平均約8%もスピンが増えました。
スピンの量は
接触面積と接地時間 によって 生まれる と分析され、
溝のあるはず部分 が接触面積として増える分
スピンの量が増える と言うモノでした。

その結果、ボールが上がらない人に対して
とてもボールが上がり易くなり、
キャリーボールが伸び、4%位飛距離が伸びる、

 と言うデータだった。。。。。筈

…なのですが…

 雨の多い日本、湿気の多い日本で使われると
 その水分 が フェースとボールとの間に入り、
 車で言うと 雨のハイドロプレーン現象のようになり
 スピンが全く入らない、ドロップするような球になり
 全然 上がらなく、飛ばなくなってしまうコトが多発、
 一年経たない内に カタログから消えてしまいました。


ヘッドの溝 の役割は まさに車のタイヤ と同じで
ヘッド、フェースとボールとの間の
異物をどかし、直に接触させる、グリップさせる、
スピンを減らさないためのモノで
溝のひっかかり で スピンを増やすモノではありません。

IMG_0486

 ウエッジなどの打痕 を見ると
 ロフトが大きいので 仕方無い部分がありますが、
 フェースの上下方向に こすったような跡 と
 ディンプルが見えるほど では無いにしても
 ボールが潰れたような跡 の二種類を見るコトが出来ると思います。

IMG_0487


 接触の面積で言うと
 こすったような跡の方が 多く感じられますが、
 コレは 溝のないフェースがハイドロプレーン現象を起こす
 のと似ていて 接触時間を確保出来ません。
 ロフト(坂)分は仕方がないにしても
 ゴム質のボールが 金属質の板に
 その材質の つぶれ度合いの差(ヤング率)分、
 スピンにつながる のが正解です。

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L型ブリストルパター #L字パター

2022年03月11日 18時56分21秒 | ゴルフ



このパターの最大の特徴は
その 『ヘッド重さ』 です。
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進化版L型ブリストルパターで
          480g
一般的な市販のパターヘッドでは
重いモノでも  330g
軽いものでは  290g  なんていうのもあります。

1.5倍近い重さの違いです。

パターの総重量が 480g というモノも珍しくない中、
その総重量がヘッドに収まっているのです。

この違いは異次元です。
体験したことのない方には説明しきれません。

この重さでないと実現しない 転がり
この重さでないと実現しない 直進性
この重さでないと実現しない テークバックの取り易さ
この重さでないと実現しない 安定した距離感

そう言葉で言う他ありません。

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この重さは想像の通り、ボールを飛ばします。
少ない力、小さなストローク、遅いストロークで
遠くまで転がせる と言う意味ですが
飛ばせるパターの威力は絶大です。

このパターを知ると、一般的な
飛ばない、転がらないパターは悲劇とも言えます。


002



次なる特徴は 形状 です。

その特徴は・・・  特徴が無いコト  です。

最近の変わった形状、
私の目と頭が古いから・・・ と言うのも否めませんが
その形状から 引き方のガイド
どう? どこへ? 引いていいのか全然見えてきません。

マレット系のヘッドに多いですが、
ヘッドにラインなどを引いてあるモノは
やはり 引く方向に迷いを作り出し易く
長く「愛用」するには適しません。
 …まあ 短い使用期間で買い替えてくれることが前提なんでしょう。

この L型ブリストルは引くのに迷いを作りません。
重さも加え、とてもスタートし易いと思います。
   …イップスになることはまずないと思います。
テークバック時、始動時、
パターの移動させたい方向をイメージ、想起させる形状
これを非常に意識してデザインしています。

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003
パターのイップス と言うのを考えてみると
その形状 と言うのも関係があると思います。
特に形状、大きさと軽さの関係は大事で
大きいのに軽いモノは イップスになる可能性が高いと感じます。

また、ショットも同じですが、
パターストロークも グリップを動かして その分、ヘッドを動かします。
そのグリップを動かす量や速度で距離感を作る訳ですが、
ヘッドの重いモノは 始動時、グリップを動かしやすい です。
ヘッドの軽いモノは 始動時、グリップが動かしにくく
 ヘッドの方ばかりが動かしやすくなってしまいます。
この感覚が イップスにいざなう のではないかと強く思っています。

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また パターは 転がし たいのです。
ボールを上げやすくする 重心の深さ など全く不要です。
ボールをより転がしたい、良い転がりにしたければ
重心は高く、重心は浅い方が断然良い です。

パターだけに限らず ゴルフクラブのフェースの向きは
ロフトとライ角度も含めたヘッドの向き の複合体 です。

どんなに自分の目に ヘッドが真っ直ぐ動いていても
ロフトの変化が激しい 重心の深いモノ は一定した方向に出にくいうえ、
軽いヘッドと言うのも要素の一つですが、
重心の深いモノは テークバックで外に上がり易くなります。
故にループを描きやすいので 緊張感のある状態では
テークバックの始動が神経質になり易いです。
正直 見た目 大きなヘッド(打ち手からの投影面積)に
   ✊良いことはほぼナニヒトツ無いんですがね…。

〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
◆電話 046-804-1480
◆メールアドレス
hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp

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禁忌なクラブチューニング 続編

2022年03月10日 17時00分47秒 | ゴルフ


禁忌なクラブチューニング…ついでに
 昨今、やはり 絶滅しつつあるチューニング

「シャフトカット」

若い人は 誰か分からないかも…と思いますが、
50年位前の ゲーリープレイヤーが長尺44のドライバー、
その走りだったのではないか と思います。
ドライバーがメタルに変わり始めた 当時で 44インチ
45インチになり始めたのは 時計のセイコーの出した Sヤード、
キャロウエイ グレートビックバーサがヒットした 90年代後半
 それから 20年余 46インチが当たり前 になりつつあります。
45インチの長尺が出始めた頃、46インチが出始めた頃、
 大袈裟ですが、毎日、シャフトを切りたい と言うお客様が
 来店された、と言う記憶があります。


これも お約束な会話。。。になりますが、お付き合いください。 

Kさん「うわ~ ダメだ、ドライバーが飛ばない、当たらない、
 スライスばっかりだ。 46インチは合わないのかな⁈」
店長「そうなんです?
 ま、確かに 46インチは長いと言えば、長いですね。」

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*⁑リシャフトを除き、弊社では 最長で44.75インチ
 46インチのドライバーを造った記憶は…
 この10年は無いと思います。


Kさん「短くした方がいいのかな?」
店長「あら、良からぬコトを考えています?
 それとも 新しいドライバー造られます??」

Kさん「少し切ろうかな。」
店長「いやいやいや。
 それは 辞めた方が良いですね。」
Kさん「えええぇぇ~ なんで?」
店長「合わない、飛ばない、当たらない
 とりあえず ドライバー単品ではありますが、
 その原因はかなり多岐に渡ります。
 複合している要素もあり得ます。
 切ったら 元に戻らない のですから
 選択としては除外項目ですよー。」

Kさん「えー でも 短くなれば振り易い じゃん。」
店長「ええ 短くなれば振り易い のは確かです。
 ですが、振り易い がイコール 飛ぶ、当たる、
 とは限りませんし、 ゴルフクラブの根本的な構造を
 無視しちゃいますよ。
 例えば 総重量ですが、
 よくユーザーは 軽量 と言って「騙されています」が
 46インチ で 280g の超軽量!
 って これ 全然 軽量じゃないんです。」
Kさん「280gって 軽いじゃん。」
店長「いやいやいや
 ヘッドやシャフトなどが似たようなスペックであれば
 46-280g は 45インチ‐300g とほぼ同じモノ です。
 1インチ長くするには 12~15g位ヘッドを軽くしないと
 いけない訳で、そう言うことからも
 ドライバーより 3番ウッドの方が総重量重いのです。」

Kさん「ってことは もし 1インチ長さを切ると
 ヘッドの重さが 15g足りなくなると❓」
店長「そうです。
 短くなっただけ でなく
 思いっきり ヘッドが軽くなる感じ、
 15gで スイングウエイト相当で 約7ポイント
 D‐0 のクラブが C-3 になっちゃうんですね。
 一般論ではあるんですが、
 シャフトの硬さがレディースであれば
 ヘッドの効きが C-3 で シャフトは動くかも、ですが、
 今のシャフトは SR ですので
 SRを C-3 で打つのは ヘッド効かな過ぎ、
 シャフトが より一層 機能しなくなるでしょう。」

Kさん「軽くて振り易そうじゃん。」
店長「振り易い だけ のクラブになります。
 1インチ切った その日は軽いから振り易い…気がする、
 でも 二日目、三日目 になると ボールが伸びない、
 しまいには ヘッド重量が足らず、
 シャフトの運動が足らず、
 打撃の衝撃を緩衝する能力が落ちているので
 手首や肘に痛みを感じるようになり、
 軽いから振り回したせいで 腰も痛くなり。。。
 それで 飛ぶ とか 良くなれば良いですけど
 まず 間違いなく 今より更に悪くなります。
 そして その影響はドライバーに留まりません。
 ショット全般が狂い始める例もとても多いです。」

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Kさん「いいコト何もないじゃん。」
店長「です。
 半年も使わずに 倉庫か、中古行き です。
 ホント 何もないです。」

Kさん「じゃあ どうすれば良いの?」
店長「まず ドライバーが上手く行かない原因を見つけないと…
◉ヘッドの特性が合わない のか❓
◉シャフトが硬いのか❓ 柔らかいのか❓
◉他のクラブとの流れはどうなのか❓
◉また その複合であるのか❓
 病気が特定出来ないのに 治療は出来ません。
 特定していないのに 切断 と言う外科治療は
 あまりに無謀過ぎるでしょ❓」
Kさん「そだね…。」

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禁忌なウエッジのチューニング

2022年03月09日 19時18分54秒 | ゴルフ

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ウエッジつながりでもう一つ…。

最近はあまりありません。
弊社だけ、かも知れませんが、
なんとなく……ですが、他のお店でも
少なくなっている気がします。
市販のウエッジのバンス角度が総体的に減っている、
と言う可能性も否めませんが……作業としては死語になりつつあります。
 正直、禁忌なチューニングの一つ とも言えます。

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Hさん「アプローチしてて 抜けが悪いんだよね。」
店長「そうなんです??」
Hさん「バンス/ソールを削って欲しいんだよね。」
店長「削るのは簡単ですが、盛るのはものすごく大変ですから
 二度と元に戻りませんよ。
 やってもいいですけど 失うモノも多いですよ。」

Hさん「どゆこと❓」
店長「通常、打ちながら バンスの当たり所を削っていくんですが、
 経験上、その量は 5gでは全く足りず、
 10g、20g…それ以上に削るコトも往々にしてあります。
 平均的な市販のウエッジのヘッド重量は 290g前後ですので
 5~7%もヘッド重量が減っちゃいますけど、大丈夫です❓
 よく言われる スイングウエイト で言うと
 D-4 が C-9 になるような そんな感じです。
 当然、それに伴って シャフトの硬さもあがりますよ。」

Hさん「そうなの?! そんなに削るの❓」
店長「そうですね、バンスの角度を変える、
 主にヒール側にはなりますが、ソールを落とす、
 元の形状を変えないといけない訳ですから。」

Hさん「。。。。。。。。。」


店長「そもそも…なんですけど
 ウエッジやアイアンの 抜けが良い、悪い って
 バンスの形状やバンス角度 が原因でないコトが少なくない…ですけど。
 見た感じ、ものすごく バンスの張ったウエッジにも
 見えませんし、抜けの悪い の原因は別にあるんじゃないです❓」
Hさん「そうなの❓」
店長「その可能性も高い、と思います。
 その状態で 二度と元に戻らない バンス、ソールの削りは
 正直、おススメ出来ません。

wedge-bounce飛び出し角度14










 また、ウエッジショットの多くは
 ソールが地面と接触しながら ボールとコンタクトするんですが、
 その際、バンス、バンス角度が少ないと
 ロフトが寝る傾向になり、飛距離がかなり落ちます
 単純計算で ロフト55度 バンス15度なら 40度の実ロフト
 そのバンスを10度にすると 実ロフトが45度になる計算です。
 バンスが上手く使えていると
 ある程度バンスがあった方が 飛距離を出せるだけでなく
 同じ距離が打ち易い、姿勢がズレている時でも
 元の角度に修正補正する機能が活きます
。」

Hさん「そうなのかぁ…。」
店長「なんと言ったら良いか、ですが、
 抜けが悪い原因は
◉シャフトが硬過ぎ がとても多く、
(もしくは その硬さに対し、ヘッドが軽すぎて)
✋ハンドファーストの誘導が少ない
✋ヘッドを下に振らないと届かない、
 それが故に 動作中のバンスが増える 
 が 多い気がします。
 重いヘッド、硬くないシャフトを使っている人に
 ウエッジショットで 抜けが悪い 悩みの人は
 圧倒的に少ない と思います。」
002001







店長「シャフトを換えろ とは言いませんが、
 実験的に、ですが、ソールを削る のとは
 全く真逆な ヘッドに10g位、鉛を貼って
◉インパクトへの入りを変える、
◉タイミングを変える、
◉ハンドファーストになる誘導性に変えて

 一回、使ってみたら どうです❓
 削るのとは反対に、気に入らなくても
 直ぐに元に戻せますから😊」

Hさん「そだね。」

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ショートアイアンの引っ掛かり問題2022

2022年03月08日 17時17分19秒 | ゴルフ

スコアメイク…にはドライバーもそうですが、
ウエッジも含めた ショートアイアンのミス…
引っかけショットも響いてきます。

引っかけ…が出た場合
 多くの人は 「ライ角❓」と思いガチ、ですが
 その傾向の強いクラブは
 だいたい シャフトが硬い、
 その硬さに対し ヘッド重量が足りない が主です。

002


市販の平均的なクラブセットを抱え Sさんが来店されました。

Sさん「アイアンが引っかかるんだよね。
 見て貰えないかな❓」
店長「ハイ。 どんな感じですか?」
Sさん「7番位まではいいんだけど
 8番アイアン位から下が引っかかるんだよね。」
店長「そうなんですね。」
Sさん「ライ角度、で治せるのかな❓」
店長「場合によりますね。
 ソールの傷、打痕 見せて下さい。」
IMG_0486







店長「うーーーーーーーーん。」
Sさん「どうなの❓」
店長「ソールの傷、フェース面の打痕 などが
 ヒールに寄っていれば ライ角度で対処出来ますが、
 そうでもないんですよね…。
 ちょっと 打って貰えます❓」

001


店長「うーーーーーーん。
 基本的には シャフトの硬さが かなりキツイ
 問題の大きなポイント ではあるのですが…
 それは後回し…にしましょう。」

店長「余り知られていませんが、
 機種によって その値はマチマチ ではありますが、
 平均すると……ですね、
 アイアンの重心角度 というのは
 5番アイアンが10度位なんですが
 ピッチングウエッジ は 17、18度の増えるんです。
 その下のウエッジは 更に大きいモノも多いです。
 そして これはロフトと言うモノの構造上、
 致し方ない部分で 似たような形状、
 セットの流れである限り、改善不可能な部分なんです。
 
 シャフトが硬い場合に起きがち なんですが
 ライ角度で対応出来るのは 1度程度…
 重心角度= フェースの向きの1度は
 ライ角度よりも 出球の方向にダイレクトに働きますので…。」

Sさん「それって どう作用するの❓」 
店長「シャフトの硬さ から始まっているのですが、
 ヘッドを、クラブをフリーにして ボールを打つ、
 ヘッドを返す、世で言われる フェースローテーション
 でボールをさばく場合、その重心角度 というのが
 かなり 顕著に顔を出します。
 極端に言えば ウエッジを 7~8度
 左を向けて構えているのと似ています。」

Sさん「つまり 5番アイアンと同じように振ると
 ピッチングウエッジでは 7~8度 左を向く❓ と。」
店長「ロフトが絡むので 一概に7.8度とは言えませんが、
 その通りです。
 ですので 改善方法 とすると
【打ち方】であれば ヘッド、クラブをフリーにしないようにする
【クラブ】であれば 出来れば下に振らなくても 打てる、
 届くような シャフトの硬さ にする、
【応急処置】であれば とりあえず、
 ちょっと面倒ですが、番手が下に行くに従って
 そのヘッド重量の増加、に応じて 鉛を貼り、
 👉重心角度の作用を抑える
 👉ヘッドの遅れを増やす
 方向に持っていくのが 良いかな と思います。」

Sさん「どの位の量になるの❓」
店長「う~~ん、根本的な シャフトかなり硬いですので
 数g 2gとか、3gでは 効き目は無いでしょうから…
 ウエッジで 10gとか 20gでもいいかな と思いますね。」
Sさん「かなりの量だね。」
店長「ですねー。
 両面テープで支え切れるギリギリ になりますので
 脱脂して、温かい室内で張った方が良いですね。」
Sさん「どの辺りに貼ると良い❓」
店長「量にも寄りますが、
 作用として 重心角度を減らしたい のと
 ヘッドの重さ として より効率よく
 👉出来るだけ少なく 効果を出したいので
 シャフトから出来るだけ離れた トゥ側の前の方、
 打つのに支障のないトコロでしょうね。」

店長「ただ 忘れないで頂きたいのは
 そう打たないと打てない、当たらない、
 そう言う硬さ や その硬さに対してのヘッドの重さの足りなさ
 が原因なので、リシャフトとか、
 クラブは変えた方がベターです。」
Sさん「検討します。」

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