百歳に向かってもう一度 歩いて世界一周 3月3日 雨のち晴れ
裸一貫無経験の私が八百屋を初めて17年で独力で」青果市場を創った基礎は、新潟県魚沼地方に営業基盤を築いたからだと今も感謝している。当時は年末には雪のために信越国境は殆どの交通機関がマヒしてしまう。国鉄も満足には走らない。
年末までには、特産のリンゴ(国光・インド)を春までの販売量を得意先に届けなければならない。トラックで運びきれない分は貨車積みとなる。当然売掛だ。この売掛金を春までに回収しなければならない。毎月、月末には集金に出かける。3日ほどかかる。ここで《浦佐の裸祭》に出会った。3月3日の裸祭の売り上げで支払うという店も多いのだ。
成程、すごいお祭りだ。東京から臨時列車が出て、東鉄の局長杯の金杯が撒かれる。越中褌の裸の若い衆が8貫から10貫(30kg~40kg)もある大きな蠟燭を「参与!さんよ!」の掛け声で担いで町中を練り歩き、毘沙門天で斎戒沐浴してお堂で金杯の争奪戦を展開すのだ。
お堂の中は熱気で湯気が立ち上ると、雪が投げ込まれる。その雪が湯気になる。その中に木杯が流られる。これを取った青年に金杯が授与されるわけだ。
それは夜の行事だが、昼間は大勢の参詣者に信者代表から護符が撒かれる。「撒け!撒け!撒け」ヨ!」「撒く!撒く!撒くヨ!の掛声が漲るといよいよ節分の豆まきのような争奪戦。撒かれた方に人波が寄って揺れる。この騒ぎは死人まで出たので、縮小⒮れたようだ。大道りには沢山の店が出て人人でごった返す。名物の「名石」など出る。警察官は「浮かれて騙されないように‼」とスピーカーで呼び掛ける有様。正に「天下の奇祭」だ。行って見なされ!素晴らしいお祭りだ。
百歳に向かってもう一度 歩いて世界一周 3月3日
日数「日」 |
総歩数(歩) |
総距離(m) |
平均歩数 〈歩〉 |
|
今 日 |
1 |
19,137 |
11,482 |
|
今 月 |
3 |
56,630 |
33,978 |
18,877 |
2年 |
58 |
846,819 |
508,091 |
14,600 |
205年から |
4,367 |
69,081,355 |
47,302,814 |
15,819 |
270歳の誕生から |
7,869 |
151,012,303 |
104,720,666 |
19,191 |
アメリカ大陸を横断して、西海岸を北上してアラスカアンカレッジに向かて、あと1.169,186m
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