百歳に向ってもう一度 歩いて世界一周 10月19日 晴
夕食が済んでテレビに目をやると、サクラ鱒のメスが渓流を身体をもがきながら上流を目指しながら遡上して行くけなげな姿が映し出されていた。
初めから見ていた訳ではないが、イワナで一生を川で過ごすものも居るが、メスの大方とオスの一部には海に降ってサクラマスとなって生まれ故郷に戻って産卵すると聞いている。
秋に、渓流でオスのヤマメとメスのサクラ鱒が入り乱れて産卵のチャンスを狙う戦いを見た。やがて結ばれたペアが大きな口を開けて産卵中、小さなオスが中に割って入り、ちゃっかり産卵のチャンスに立ち会えた姿も写し出された。
その後、射精したオスが流れもない川で、身もだえながら生き絶えて行く哀れな姿を見せつけられ、ふっと我にかえった。
今日まで休暇をもらって訪ねて来ていた娘の千里が孫たちの住む伊勢崎に戻るというので、私は、裏の畑で実生の柿、普通は渋柿が当たり前なのだが、珍しく甘柿、それも味の強い甘柿に育っていたのを見つけたので、自慢しながら娘に贈ることにした。
柿は手の届く範囲しかもげない。高い所の柿を見上げるように反りかえると眩暈する。手を伸ばして柿を取ろうとすると、足元がふらつく。採った柿をダンボールに入れて持ち上げると重くて真っ直ぐに歩けない。畑から家まで運ぶのに、3回も休んだ。車まではパパに頼んで運んで貰った。
「俺も年を取ったなぁ!」とため息が出た。後4か月で90歳になる。日頃達者を自慢していたが、このざまだ。サクラ鱒のテレビを見て身にしみて、わが身を顧みた。サクラ鱒の生き絶えて逝く姿を思い出した。
百歳に向ってもう一度 歩いて世界一周 10月19日
日数「日」 |
総歩数(歩) |
総距離(m) |
平均歩数(歩 |
|
今 日 |
1 |
25,060 |
17,542 |
|
今 月 |
19 |
469,013 |
328,309 |
24,685 |
今 年 |
284 |
5,819,242 |
4,073,469 |
20,490 |
2005年から |
3,541 |
52,735,766 |
36,915,036 |
14,893 |
70歳の誕生から |
7,073 |
134,685,897 |
94,280,128 |
19,042 |
カナダ領ナイヤガラホール市からアメリカ領に入国、ボストンに向かって後339,964m
高齢者サークルで、「エイジレス賞」を受賞された
high master さんのことをご紹介しましたら、市外の
80代の男性が「お会いしてみたいな~」・・。