「鯛匠HANANA」に向かう前にトロッコ嵯峨野駅に寄ってチケットを確保していた。
14時前で14時7分は立ち席券のみだけど
きっどさんが乗りたかった15時7分のチケットは充分残っていて、
「窓の無い『リッチ号』のチケットもありますよ」との事だったけど
「若し雨が降ったらずぶ濡れなりますよ」なる忠告もあったので止めておいた。
いつ雨が落ち出すか判らない空模様だったから。
一般車輌はこんな感じ。
トロッコと言えば高原列車的なイメージを勝手に持って
「涼しい」と思いがちだけど、京都市内と同じくらい暑い。
考えてみれば、元々あった電化・複線前の山陰本線の嵯峨ー馬堀間の旧線を使ってるだけなので、特別涼しい訳がない。
窓が中途半端なので風が入って来ず、勿論冷房もないので車内は灼熱状態である。
車窓からは『景勝地として名高い保津峡』と言うがそれ程でもない。
四国の大歩危小歩危には遠く及ばぬ、いや大和路線の大和川にも負けてるかも?
行きは最初は窓際の座席番号D番側、途中からA番側に川が見えるが
前半は殆ど木々が隠してしまうので、余り保津峡が見えない。
だから紅葉のシーズンなら反対に、行きD席、帰りA席かも知れない。
車内はこんな雰囲気
向かいの席でも写真を撮っていたはったので、
きっどさんもそちらの窓越しの写真を撮らせてもらった。
やっぱりこっち側やな。
景色の良い所では電車が停まってくれたりする。
この辺りが輸送列車とは別線の観光列車専用線としての強みですな。
保津峡駅で青鬼?がホームに!
そしてなんと乗り込んで来た!
これもサービスの一環。
1号車で長居し過ぎて、ウチの2号車で亀岡に着いてしまった。
帰りに残りの号車を回るのかも知れない。
車掌さんが歌い始めたり、写真撮影サービスがあったり(後で売りつけられるが、誰も買ってなかった)
25分間の旅だけどなかなか盛り沢山。
きっどさんは青春18きっぷがあるので帰りはJRで帰る事にする。
トロッコ亀岡駅前は典型的な田園風景。
でもJR駅とは隣接いていない。
10分程トボトボ歩くとJR馬堀駅。
新駅だけに駅舎はどこにでもあるつまらない建物だけど
風景はなかなか宜しい。
トロッコでの行きは25分だったけど
JRでの帰りはたった8分間。
実はJR嵯峨嵐山は直ぐ近くである。