三重と珈琲とヲタク

ゆるっとゆったりまったりと

黒岩の磨崖仏にふらり

2022-12-18 22:12:09 | 伊賀
三重県伊賀市安場

国道368号、上野名張バイパスに架かる蔵縄手橋から南に進んで
一本目の左折を折れて東に進みます。

更に一本目の右折を折れると

すぐ左手の林の奥に覆屋が掛けられた巨石を見つけることができます。

近づくと二つの覆屋が掛けられた巨石がありました。

左手の巨石には

四角い穴の左手に行者様が彫られているのですが
風化していて、とても分かりづらいです。

右手の巨石には

二体仏が刻まれているのがはっきりと分かります。

かつては磐座だった巨石なのでしょうか。

最後に参道入口から南にすこし行った場所にいらしたお地蔵さまに

お参りして帰ります。

千賀地氏城跡にふらり

2022-12-18 21:30:33 | 伊賀
三重県伊賀市予野

藤堂采女元則の生誕地とされる予野にある千賀地氏城跡。
藤堂采女元則は藤堂高虎に使え上野城の城代になる折に藤堂性を許されたそうです。

本日は八重桜公園に駐車させていただき向かいました。

先ずは藤堂采女家の菩提寺だった正願寺跡に向かいます。

花垣神社の前に架かる宮前橋を渡って右に折れ

一番最初の左に折れる小道をまっすぐ進むと正願寺跡に着きます。



現在は公園になっているようです。



奥には石仏さまや五輪塔などがありました。

そして左奥の一段高くなった平場には



六体地蔵さまや

石仏さまがいらっしゃいました。

それでは改めて千賀地氏城跡に向かいます。
県道687号線、バス停「上出」から北に歩いて行くと道端に道標があります。

案内に従って行くと階段の前に着くので

階段の上が千賀地氏城跡になります。


見事な切岸です。

主郭の部分は公園になっているようです。



奥には三つの塔

藤堂采女供養塔


服部半蔵故郷塔


伊賀乱供養塔がたっています。

城跡としての見所も、土塁跡

奥の高土塁

その上に見張り場所もありました。

空堀跡です。

服部半蔵故郷塔がありましたが、
藤堂采女と服部半蔵は同族だったみたいです。

花垣の庄の花垣神社

2022-12-18 19:55:05 | 伊賀
三重県伊賀市予野

平安時代に奈良の春日社から勧請したのが花垣神社だそうです。




祭神は
になります。

花垣神社の境内にある芭蕉の句碑

その案内に花垣の由来が載っていました。

この地の人たちが奈良で八重桜の花垣を結ったことから花垣庄と名付けられたそうです。
そのため花垣神社の隣の八重桜公園には八重桜が植えられています。



それでは花垣神社に参拝します。

本殿

境内の中には山神様も祀られていました。

花垣神社と同じ敷地内には昔、別当寺だった池邊寺があります。


池邊寺の南奥、不動池の先に


三十三体の石仏様が並んでいました。

こちらは西国三十三ヶ所の霊場巡りでしょうか。

そしてその奥には御本尊と同じお不動さまがいらっしゃいました。

また近くには多くの石塔が並ぶ場所もありました。




花垣神社の境内には鐘楼があったことを表す石碑もありました。


併せて池邊寺から西に数分の場所にある来迎寺跡に寄ってきます。