「落ち着かない」

朝のご機嫌うかがい。ぐるぐる言ってます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こちらはジュリア。珍しく寝室のしかもベッドの上に。過去に何度か書いたように、お世話係に断りもなく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こーんなことをするティアラとは違って、ジュリアは寝室に来てもベッドの上に乗っているのを見たことがありません。今日が初めて。というわけで、何となく座りが悪い、というか、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
落ち着かないというか。大体どこ見てるんでしょうね。

「キ、キンチョーする…」
そして、しばらくしてもう一度見に行ったら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「さがさないでください」
ベッドの下に隠れていました。こっちの方が落ち着くみたいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「がまんくらべ」

ここ数日、ひところの暑さに比べるとかなり涼しいけれど、猫の体感温度は分らないっす。モフモフざぶの上で熱くないんでしょうか。それはさておき。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
よく入れたね、あなたたち。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
イライライライラ
むかむかむかっ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぎゅうぎゅうで身動きとれず…。

「あついせまいあついせまい」
「出たら負け、絶対」
ほぼおひとり様用キャットハウスの中で意地を張り合うニ匹の三毛猫。すごいな、入ろうと思うと入れるんだねぇ。などと思いながら、しばらくたって戻って覗いてみると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
勝者ジュリア！！　ねばったもん勝ちでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「10年選手」

捕獲成功！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
抑え込み！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
抱え込み！　ソファの上でさっきからジュリアがペンギン（キッカー）を苛めています。抱えてケリケリの技に持ち込みたいようなのですが、何せスペースが狭い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それを後ろから見ている猫が一匹。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ばっかみたい」

「…あきた」
ティアラの醒めた視線を感じたのか、突然飽きてしまいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリア専用のキッカーとして頑張ってきたペンギン。あちこちにジュリアのちっちゃいツメ痕・噛み痕が満載です。歴史を感じますな～。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「育て方が悪かったのか」

この暑いのにタワーのハウスに引き籠る猫。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
はみ出てますよ、お姉さん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふんっ」
グレる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いーだ」
スネる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「むぅ～～ん」
なぜ機嫌が悪いかというと、ご飯をゲーしちゃったから。というより、それをお世話係がぶちぶち言いながら片付けて、「ご飯はあと！」と言われちゃったから。粗相をすると、ジュリアはやっちゃっいましたぁ！と大声でアナウンスするのですが、ティアラは知らん顔して時にはタオルを掛けて隠したりするんですよねー。タチが悪いったら。そんな子に育てた覚えはありませんよ？

「うるさ～～い」ぶんっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「切り替えスイッチ」

「うふ」
最近気がつくと、ジュリアが近くでごろごろしていることが。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ささ、あそびましょーぉ。ほれほれ」
今ちょっと手がふさがってるから、あとでね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「えーっ、そんなヒドい」
ってか、ジュリさん、指に猫砂がはさまってますよー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いいの。ほっといて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
スネスネ、スネスネ。
おっと、拗ねてしまいました。…と思ったら、

すぴ～～。
猫ずの気持ちの切り替えの速さっていいわぁ、ホント。羨ましいですな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「二階のながめ」

ティアラがキャットキューブを突き回して掃除のジャマをするので、キャリーの上にのせていたら、ジュリアがちゃっかり入ってました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんか、楽しい」
するとそこへ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アタシも入る」　　「ダメ、絶対」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なによー」　　「なにさ」
やがて、ジュリアが二階からのながめに飽きると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
諦めの悪い足の短い仔が…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「別に入りたくなんかないもん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「ジュリアのなぞ」

「お手入れおねがいしまーす」
「ヘアサロン・キャリコ」へようこそ～。夏場は技術者が暑苦しいので料金ちょい増しです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「え。まあ、いいや」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
蒸しタオルで温めてからドライして、コーム、ブラシと続き、さてここからが本番。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あー、そこそこ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…ほえぇ」
ほぼ365日ブラッシングしてお手入れしているのに、何故こんなに毛が抜けるのかが謎。しかも、これだけ抜けてるのにハゲができないのも謎。猫毛の謎。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「それはねー…ナイショ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「不法占拠」

最近、夜テレビを見ていると、ティアラがソファの私とヌイグルミ群の間に割り込んできます。ただでさえヌイグルミ置き場と化しているのに、ジャマなんですけど？　しかも体温がじんわり伝わって来てあつい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふんっ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なによ。どかないわよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
くるん。

「だから、どかないってば」
…むかつく…。でも、このあと、ソファを1人占めしてころんころんしたあげく転がり落ちて、一瞬だけソファが大っ嫌いになっちゃうことを、ティアラはまだ知りません。ちゃんちゃん。