「とりあえずご飯」

パリパリポリポリ・・・パリポリ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「さて、と」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
おいしかった？
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うまうま～」ぺろん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ずんずん、ずんずん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「も１回。うまうまぁ～～」ぺろんれろん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「よし！」
何が「よし！」だか分かんないけど。でもね、処暑が過ぎてのこの暑さ、ジュリアが食欲旺盛なのはありがたいことです。シニアになると食が細くなって、体重が減ってしまうというのをよく聞きます。ジュリアはお世話係同様、暑いの苦手でぐーたらしていてもご飯だけはしっかり食べるタイプなんですの。

「タイトなスケジュール」

今朝起きてきたら、リビングの床に猫が落ちていました。しかも、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「つーん」
なんか・・・、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
えらく機嫌が悪い。そういえば、さっきワーワーないてたな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おそーい」ぶん！
そう、昨日遅く寝たわけでもないのに、ワタクシ寝坊をしてしまいました。しかも１時間以上も。目覚ましが鳴らなかったのかなー、いや、二度寝しちゃったかも。なんて言ってる場合じゃなく、ソッコウでジュリアのトイレをきれいにして、仏壇と猫コーナーにお水と花を供えて、ジュリアのお目座を準備しました。いつもの倍速のスピードで。というわけで、ジュリさん、お目座できたよー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぴこ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「わすれちゃったのかとおもったじゃん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ほんとにもぉ」
猫ずのスケジュールは超タイト。１時間遅れなんてとんでもないのでした。

「定期検査のためのルーティーン」

はーい、ジュリさん、お水しっかり飲んでくださいね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「むむむ」
ジュリア姫は最初のひと口を飲むのに流儀がありまして、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
と、こーゆーね、忙しい時はちょっと面倒くさい姫なのです。でも水分を取らないと出ないから、おしっこ検査の日は姫さまの言う通りにしないと。で、時間をかけてたっぷりお水を補給した甲斐ありました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「でたよー、でた！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「さてと」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あとはよしなに～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そして姫は三度寝に、私は検査キットで検体を採取して動物病院へGo！の日曜日でした。
アブラゼミ、ミンミン、クマゼミの大合唱の中にツクツクボウシがひと声ふた声混じり始めました。夜になれば、もう虫の声が聞こえるし、秋がほんとに少しだけ近づいて来たような。涼しくなれば、今ある閉塞感をナントカ我慢できるようになる・・・かな？　

「トイレハイとカップヌードル」

どーーん！
トイレの後、猫部屋から寝室までダーッと走ってダーッと戻って来て、人が座っているソファの背に跳び乗るトイレハイの儀式が最近復活しております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おっとっと・・・」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
のっしのっし。
なーんか悪いおカオ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「やったったー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
とても満足気です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
力強いおみ足も、ね。
最近、どうにもハマっているCMがあります。カップヌードルのシーフードのCMなんですけど、内容はテレビで見ていただくとして、そこで流れる歌とも言えない呪文のような言葉が耳から離れません。「ナツハシーフドナツハシーフド・・・」ってクラクラする。何やねん、シーフドって。そしてその辛口タイプのシーフードヌードルはめっちゃハマる味なのです。

「お気に入りを探す」

「ジュリア、はいりまーす！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「・・・なんかちがう」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「移動しまーす！」
はいはい、どーぞ。どっちもジュリのものだから、お好きな方へ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
どう？　そっちにする？
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「むむむ」
と、迷う猫。二つとも「ねこのきもち」の付録でして、ティアラとジュリアが並んで寛げるように並べて置いたものです。お姉ちゃんと妹に一つずつお部屋をあげるようなものですね。そしてこの度、新しい物件（今月号の付録）が手に入りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ポンッ
どこに置こうかなー。リビングはもう二つあるし、猫部屋か意表を突いてベッドルームとか？　それとも今のどちらかがヘタッて来たら建て替えようか。ね、どっちがいい？
　　　　　　　　　　　　　　　　　
くぅ・・・

「猫も空気を読む」

ジュリアの「う¨ーーっ」な顔。なんか酸っぱいにおいでも嗅いだ？
ジュリアは猫にしては表情が豊かな方。それを見ていて猫の知能は人間の子供の何歳くらいなのか、とふと考えました。トイレをしたら知らせる、ゲーはベッドから出てすること、等々のマナー（？）を身に着け、多少の人語を解しているように思えます。さてジュリさん、ちょっと、そこどいて。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「やだ」
・・・どいてちょーだい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ちら。「やーだ」
完全に人をなめてます。でも声のトーンを替えると、何食わぬ顔で、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
にょい～～ん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「・・・じゃ、まぁ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おりてやるか」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
言われたからおりるんじゃないもんね、なポーズが猫らしいです。因みにサラブレッドの知能は４歳児ほどと言います。パドックでのんびりしている所に白い服を来た人間が近付くと、彼らは一目散に逃げてしまいます。白い服＝獣医さん（嫌なことをする人）なんですよね。

「オリンピック雑感」

「ほにょ～」
なにはともあれ、東京オリンピック、終わりましたね。あとはパラリンピックか・・・。無事に開けるんでしょうか。より感染に気を付けないと行けないと思うし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　
「台風いっちゃったね」
そうね。オリンピック中継は、偶々テレビを点けたら流れていた自転車の競技だけ見ました。マウンテンバイクみたいなのに乗って激しいアップダウンの続くコースを疾走するのが、まるで競走馬みたいで格好良かったです。ひたすら自転車で走るだけなんて超ストイックだわ。敵は自分！みたいな感じで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
それにしても組織委員会ご自慢のバブル方式も所々穴が開いていたらしいし、開閉会式と一部の競技では会場の周りにたくさんの人が集まっちゃったみたいだから、問題が起きてくるのはこれからかも。首都圏で爆発している感染拡大は、直接じゃないにせよ、オリンピックがその大きな要因の一つというのは、多分国民みんな分かっているでしょ。政府や組織委員会がお題目のように唱えていた「安心安全な大会」というのは、「出場選手や関係者にとって」ということだったんだな、と納得してしまいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「風つよっ」

「猫筋トレ」

「お水がぬーるーいー！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「もぉ、あつくてやってらんないワ」
というのはワタクシの方でして、ジュリアは暑さにも負けずにガンガン食べてどんどん出して、若干ですが増量中・・・。そんなジュリアにかる～く筋力トレーニングを。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
にぎにぎ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
はい、ぎゅーっとして。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぎゅうーっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
あにゃたは段々眠くな～るぅ～。
朝、空を見上げたら雲一つないコバルトブルーでした。何年か前の夏の朝が丁度こんな感じで、その年も確か猛暑だったのを思い出しました。それにしても、テレビなんですけど、地上波がほとんどオリンピックの中継かそれに関連した番組かで参りますな。政府とか例の組織委員会から、全競技を中継放映しろと指示されているのかと勘ぐってしまいます。なので見ているのは専らＢＳプレミアムか民放のＢＳです。時代劇率が非常に高くなっております。

「カミナリきらい」

「暑中お見舞い申し上げます」　ちんまり。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアお得意の片手突き出しリラックスポーズ。が、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ん？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんか、ゴロゴロいってる」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ゴロゴロいってるよね？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「やだやだ」ぎゅうぅーっ。
ジュリアは雷が大嫌いなのです。ゴロっと鳴っただけでもそわそわします。まだうちに来たばかりの時、用事でティアラとジュリアだけで留守番させたことがあって、その時大雷雨が発生してかなり近い場所に落雷があったりしたのでトラウマになっちゃったみたいです。ティアラも雷が鳴り始めると、やたらべたべたくっついてきてたし。それにしても、夏が年々暑く長くなっているような気がする・・・。ジュリアには可哀そうですが、ガラガラ鳴ってバリバリ落ちるほどの雷雨があれば、若干涼しくなるんじゃないかなー。