「ねーなにしてんの?」
「ナイショ」
割引チケットが3月いっぱいなので、真冬モノのセーターをまとめてクリーニングに出そうかとクローゼットを開けて整理していたら、探検隊が1匹入ってしまいました。
「これじゃないなー」がさごそ。
「こっちかな」
落ちるよ、ジュリア。
「!」
何か掘りあてた模様。
「うふふあはは、きゃはははっ」
ジュリアが嬉しそうに顔をつっこんでいるビニール袋、以前マタタビ付きのオモチャが入っていたんですね。よほど強力なマタタビだったのか、ジュリアがマタタビ・ソムリエなのか、何年もたっているのに隙あらばクローゼットに忍び込んで物色し、件のビニール袋を発掘するのです。
そして、十分堪能した後は…、
「ぐぅ」
酔いつぶれる、と。
「ナイショ」
割引チケットが3月いっぱいなので、真冬モノのセーターをまとめてクリーニングに出そうかとクローゼットを開けて整理していたら、探検隊が1匹入ってしまいました。
「これじゃないなー」がさごそ。
「こっちかな」
落ちるよ、ジュリア。
「!」
何か掘りあてた模様。
「うふふあはは、きゃはははっ」
ジュリアが嬉しそうに顔をつっこんでいるビニール袋、以前マタタビ付きのオモチャが入っていたんですね。よほど強力なマタタビだったのか、ジュリアがマタタビ・ソムリエなのか、何年もたっているのに隙あらばクローゼットに忍び込んで物色し、件のビニール袋を発掘するのです。
そして、十分堪能した後は…、
「ぐぅ」
酔いつぶれる、と。
くにっ
見よ、この手首の柔らかさ。スナップがきいておりますね。
「『猫ピッチャー』なんかに負けないよ?」
この手首のしなやかさなら、バドミントンのスマッシュだって可能かも。
そろ~り。
朝イチ恒例のバトル鬼ごっこ中のジュリアです。周囲に気を配ってお姉ちゃんを捜索中…。シスターズ・ルールでは、機先を制してタッチした方が勝ちなのですが、はたして、
「ふっふっふ。返り討ちじゃ」
「おわっ!」
「なによぉ。もー、隠れるの無し!」
このバトル鬼ごっこは、お世話係がトイレをきれいにして、おメザを出すまで続くのです。
見よ、この手首の柔らかさ。スナップがきいておりますね。
「『猫ピッチャー』なんかに負けないよ?」
この手首のしなやかさなら、バドミントンのスマッシュだって可能かも。
そろ~り。
朝イチ恒例のバトル鬼ごっこ中のジュリアです。周囲に気を配ってお姉ちゃんを捜索中…。シスターズ・ルールでは、機先を制してタッチした方が勝ちなのですが、はたして、
「ふっふっふ。返り討ちじゃ」
「おわっ!」
「なによぉ。もー、隠れるの無し!」
このバトル鬼ごっこは、お世話係がトイレをきれいにして、おメザを出すまで続くのです。
「うふ」
このところ天気予報がよく当たります。今日は広い範囲で雨!とか言ってたけれど、朝のうちは晴れて薄日が差していたんですよねー。雨が降り出してからは、猫ベッドでアンモニャイトに。
暗がりの中で、なにやら眼を光らすアヤシイ生き物が。指を近づけると、目にもとまらぬ速さで白い手が出て来ます。
えー、「目にもとまらぬ速さ」なので写真も撮れない、というわけでして。
う~む。
「ちょろい」
ティアラが潜んでいるのは、
猫部屋のドアの隙間。というか、ドアを開けた時に壁との間にできる隙間があるでしょう? ここの後ろに隠れて、通りかかるお世話係とかジュリアとかを脅かすのが、ティアラのチビの頃からの好きな遊びなんです。もうすっかり大人猫なのに、困ったお姉ちゃんだ。でも、期待に満ちた目でのぞかれると、ついついお相手をしてやりたくなってしまふ。
このところ天気予報がよく当たります。今日は広い範囲で雨!とか言ってたけれど、朝のうちは晴れて薄日が差していたんですよねー。雨が降り出してからは、猫ベッドでアンモニャイトに。
暗がりの中で、なにやら眼を光らすアヤシイ生き物が。指を近づけると、目にもとまらぬ速さで白い手が出て来ます。
えー、「目にもとまらぬ速さ」なので写真も撮れない、というわけでして。
う~む。
「ちょろい」
ティアラが潜んでいるのは、
猫部屋のドアの隙間。というか、ドアを開けた時に壁との間にできる隙間があるでしょう? ここの後ろに隠れて、通りかかるお世話係とかジュリアとかを脅かすのが、ティアラのチビの頃からの好きな遊びなんです。もうすっかり大人猫なのに、困ったお姉ちゃんだ。でも、期待に満ちた目でのぞかれると、ついついお相手をしてやりたくなってしまふ。
ジュリアが思案顔で机の上に乗っています。何となくお世話係の視線を気にしている模様…。もしや?と思って見ていると、おもむろに始めました。
ちゃぴちゃぴちゃぴ、ぺろん。
「みーたーなー?」
行燈の油を舐める化け猫みたいな顔で睨まれてしまいました。
あれ? ジュリさん、そのボウルは嫌いじゃなかったっけ。ジュリアがこの作法を見せるのは、今までガラスの中型ボウル(本当は人間用のサラダボウルです)なのに、今日はヘルシーウォーターボウル。例の、水をあまり飲まない子用の魔法の器です。
「いいのいいの」
「今日はこっちの気分だから」
「うまいにゃ。うまうま」
やっとメーカー側の意図が通じたか。
これを買ったのは、もう何年も前なのですが、ティアラもジュリアもあまり気に入ってくれなくて、「猫が水をがぶがぶ飲む!」という看板に偽りがあるんじゃないかと思っていましたが、単に気分の問題だったようです。置く場所を変えたりすると、途端にブームが到来することもあるんですよね。ま、猫の嗜好ってそんなものかもしれませんな。
ちゃぴちゃぴちゃぴ、ぺろん。
「みーたーなー?」
行燈の油を舐める化け猫みたいな顔で睨まれてしまいました。
あれ? ジュリさん、そのボウルは嫌いじゃなかったっけ。ジュリアがこの作法を見せるのは、今までガラスの中型ボウル(本当は人間用のサラダボウルです)なのに、今日はヘルシーウォーターボウル。例の、水をあまり飲まない子用の魔法の器です。
「いいのいいの」
「今日はこっちの気分だから」
「うまいにゃ。うまうま」
やっとメーカー側の意図が通じたか。
これを買ったのは、もう何年も前なのですが、ティアラもジュリアもあまり気に入ってくれなくて、「猫が水をがぶがぶ飲む!」という看板に偽りがあるんじゃないかと思っていましたが、単に気分の問題だったようです。置く場所を変えたりすると、途端にブームが到来することもあるんですよね。ま、猫の嗜好ってそんなものかもしれませんな。
ソファの下に入れたD社のモップがどうも押し返されると思ったら、はみ出すお御足が…。寒い間はシスターズの常駐率が高いので、毛がもふもふです。
そして見よ、この見事な脚線美。今朝も例の如くトイレを朝イチできれいにしたとたん、真っ白な猫砂で用を足して気分爽快なティアラさん。それにしても足みじかっ。猫ずって案外足が短い動物なんですよねー…などと思っていると、
「なに見てんのよ。なんか文句ある?」
「失礼しちゃうんだから」
「ぐぅ」
ここ数日、雨模様でぐずぐずはっきりしない天気な上に寒い! なので、シスターズも昼間はオイルヒーターまわりのベッドから離れません。寝る→カリカリ食う→水分補給→寝る→トイレ→寝る、という全くアクティブじゃないルーティーンを繰り返しています。寒くて雨が降ってる日は、寝てるのが一番なんだもんね。
「ぐぅ,too」>
そして見よ、この見事な脚線美。今朝も例の如くトイレを朝イチできれいにしたとたん、真っ白な猫砂で用を足して気分爽快なティアラさん。それにしても足みじかっ。猫ずって案外足が短い動物なんですよねー…などと思っていると、
「なに見てんのよ。なんか文句ある?」
「失礼しちゃうんだから」
「ぐぅ」
ここ数日、雨模様でぐずぐずはっきりしない天気な上に寒い! なので、シスターズも昼間はオイルヒーターまわりのベッドから離れません。寝る→カリカリ食う→水分補給→寝る→トイレ→寝る、という全くアクティブじゃないルーティーンを繰り返しています。寒くて雨が降ってる日は、寝てるのが一番なんだもんね。
「ぐぅ,too」>
お世話係の朝イチのお仕事は、シスターズのトイレ掃除。気がつくと上から「はーやーくー」という無言のプレッシャー。きれいにして、猫用消臭剤をシューした途端に件の猫がやってきて用を足します。あーあ。きれいになったトイレに入る、ある意味正しい行動なんですけどね。
「…」どきどき。
テレビと壁の間に挟まりながら、お姉ちゃんの動向を密かに探るジュリア。
「来るかな、来るかな」わくわく。
ティアラには今の所、バトル気分はないようですが、
油断は大敵です。なんせ相手はお姉ちゃんですから。
そこで、わざと目の前で毛づくろいをして、余裕のあるところを。
「バカじゃないのぉ?」
「かかってこいにゃ」
「だから、バーカ」
「…」どきどき。
テレビと壁の間に挟まりながら、お姉ちゃんの動向を密かに探るジュリア。
「来るかな、来るかな」わくわく。
ティアラには今の所、バトル気分はないようですが、
油断は大敵です。なんせ相手はお姉ちゃんですから。
そこで、わざと目の前で毛づくろいをして、余裕のあるところを。
「バカじゃないのぉ?」
「かかってこいにゃ」
「だから、バーカ」