「逆走台風」

「あー…」
逆走台風１２号が関東から遠ざかった途端に猛暑復活。つかの間の涼しさでした…。で、ダレるジュリアと私。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「電池ぎれだにゃー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「と思わせつつ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふーっかつ！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ささ、あそびましょー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「はーやーくー」
えー、ヤダ。暑くなるから。ジュリアはゴロゴロしてリボンに絡まってるだけだからいいけどさ。
それにしても、１２号は凄かったですね。土曜日の午後、横浜に最接近していた頃、外出先でＪＲの駅にいたのですが、屋根なんてあってないような雨風でした。風が強いと雨は横に降るんだなーと。うちの近所のささやかな夏まつりも２日の予定が１日になっちゃったし。
翌日テレビで各地の被害を見てびっくり。台風自体のパワーも驚きですが、改めて海ってこわいと思いました。何もない時は海の近くに住むというのもステキだし、マリンスポーツをする人だったら、歩いてすぐ海！という環境は天国だと思いますが、あれだけ大きな力で一気に押し寄せて来られたら、ヒトの作ったものなんていっぺんに破壊されてしまいますから。熱海のホテルのレストランにいたお客さん達、丁度夏休み中で家族連れが多かったみたいだけど、コワかっただろうなー。人的被害が少なかったのがせめてもの幸いだったかも。

「感温センサー」

「ダレるわ～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あづぅ…」
これが昨日のジュリア。もうぐだぐだですねー。で、こっちが今朝のジュリア。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「るんっ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うふ」
ご機嫌です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「すずしー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「きょうはねこベッドでちょうどいいにゃ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いってるそばからねむくなるぅ～」
猫って気温の変化に敏感ですね。昨日と今日だと朝の時点で５度ほど違いました。Ａ氏の天気予報は的中です。台風が近づいているせいかもしれないけれど、関東は取り敢えず灼熱地獄から一時解放されてやれやれです。未だ猛暑の連続で大変な思いをされている西日本の皆さま、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。花火もお祭りも来年もあるのだから無理をせずに、ね。
昨日だったかテレビで２１００年の日本の気候の予測みたいのを言っていて、驚愕したのはその頃の真夏日（３０度越えの日）は、沖縄でほぼ半年、関東でも３～４カ月になるらしいということ。２１００年なんて凄い先のことで、私なんかとっくの昔に死んでると思うけれど、例えば２０２０年の東京オリンピックの年に生まれた赤ちゃんが８０歳を迎える頃と思うと、そんな絵空事でもないですよね。どうなるんだろう、地球。

「さらばチベット」

うちは今の時季朝陽が当たるのはごくごく早い時間のみ。なので、その時間帯に室温が上がらないように、夜中～朝にかけてエアコンをつけておくと、熱さで目が覚めるようなことがありません。とはいえ、一日中ずーっと閉めきってエアコン漬けになるのも、ねぇ。というわけで、朝一度全部の窓を開けて風を通します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
すると、物見高い子が外を見るために急いでやって来るんですよね。でも、こう暑いと鳥もセミも来やしません。つまんないね、ジュリさん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
カイグリカイグリ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
グーリグーリ、グーリグーリ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…はぁ～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ごろん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
超不機嫌そうです。暑いのも鳥が来ないのもヒトのせいにする猫。
先日気象予報士のＡ氏が言ったように、週の半ばあたりから天気図が変わりそうです。それだけでも十分暑い太平洋高気圧の上にしつこく乗っかっていたチベット高気圧が大陸の方へ移動して、少しだけ猛暑がおさまりそうなんですって。外れるとダメージ大きいけれど、ちょっと期待していいかなー。

「希望の天気予報」

あ、こんなところに猫が。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「だりぃ…」
猫は犬に比べて暑さに強いとはいうものの、さすがに今年の夏は暑い！　真夏日、猛暑日ときて、それより熱い39度とか40度の日を「極暑日」とか「獄暑日」とか呼ぼうという動きがあるみたいです。字を見ただけで暑くなる…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぷっすぅ～。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ちろ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「今からねるからジャマしないで」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「わかった？」
はいはい。朝からずっと寝てるくせに。さて。一口に天気予報士と言っても、各局、各番組によって様々です。私が気に入ってる予報士さんは、お台場にあるテレビ局の朝の情報番組に出て来るＡ氏。情報を的確に、時にはユーモアやイラストを交えて伝えてくれる中々いい感じの予報士さんです。何より素晴らしいのは、極端な暑さとか寒さ、大雨などの状況が好転しそうな日を教えてくれること。外れることもあるけれど、天気予報ウォッチャーに希望を与えてくれるところがいいのです。で、そのＡ氏が来週末頃に若干気温がおさまって例年並みになるかも、と言ってました。ホントならうれしいなー。もう暑いの、飽きてしまいました。ねー、ジュリさん。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　暑中お見舞い申し上げます　

「ジュリアのおいしい水」

「あぢー…。あついときは」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「”すいぶんほきゅう”が大事よね」ちゃぷちゃぷちゃぷ。
そうそう、猫も気をつけないとね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
なぜか、器の水面をながめる猫。と、今度は向きを変えて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ささっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
んぺんぺ、んぺんぺ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぺろぺろん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「さて、と」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「こまめな”すいぶんほきゅう”のために、つめたいお水、プリーズ」
ジュリアのお水の好みはうるさくて、件のガラス鉢に常温のお水６：冷蔵庫の冷たいお水４＋キューブの氷２個なのです。めんどくさっ。
それにしてもあついあつい日々です。例年より早く始まって何週間も短く終わった梅雨、物凄い前倒しで猛暑日続出の夏、ということは秋の訪れも早い！なんてことはないのかなー。お昼は蕎麦→ぶっかけ冷やしうどん→冷やし中華→冷たいパスタと麺オンリーのローテーションです。

「超クーーール」

すぴぴぴ～。

午前中に猫ずのお墓参りに行ってきたのですが、昨日ほどではないけれど十分暑い…。うちの毛皮姫は今のところ夏バテしている風でもなく、よく食べよく寝る健康猫。でも、今年の暑さは尋常ではなさそうなので、何年ぶりかでアルミのクールボードを出してみました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ティアラとジュリアに１枚ずつ、彼女たちの初めての夏に買ったものだけど、思ったほどに需要がなく、猫グッズ収納コーナー（というのがうちにはあるのです）でお茶をひいておりました。今年は出番がありそうだけど、どうでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにコレ」
胡散臭げな表情。やっぱり気に入らないかな？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あれ？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「これいいかも」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「超、超超クール！」
でしょでしょ。結構高かったんだもん。それにしても、ジュリちゃん、大きくなったねー。昔はこのボードの半分くらいのサイズだったのに。

「箱の中身は何だろな」

ティアラの一周忌に長年の知人が有名花屋さんのアレンジメントフラワーを送ってくれました。さすが老舗、しっかりした段ボールに入っていて、明日は古紙回収の日だけど、このまま捨てちゃうのはもったいないと思っていたところ、珍しくジュリアがイン。そーかそーか、遊んでみる？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これは空気を入れるための穴かな。のぞいてみると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
みょーに姿勢がよくて笑える。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
なに考えてるんでしょうね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ」
気がついたかな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぐぐぐぐ～～。
魚眼レンズを除いているみたいで、どことなくオットセイ風味？
しばらく相手をしてくれましたが、そこは猫だから、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「よいせっと」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「脱出！！」
飽きるのも早かったです。
エンドレスで流される水につかって、どこまでが川なのか分らない風景。こういうのって毎年見ているような気がする…。日本は災害の多い国で、それを防ぐのはもはや無理。だったら災害が起きた時に人々を素早く救助するためのツール、乗りものとか重機とかを各自治体に常備しておくことはできないのでしょうか。そういうことにこそ税金って使うべきなんじゃないのかなーとか思います。

「時の流れはたえずして」

昨日、７月４日はティアラの命日でした。まだ１年、いやもう１年かなー。ティアラが亡くなってすぐの頃は、私もジュリアもどうも勝手が違うというか、常に猫２対ヒト１だったのでお互いに付き合い方がよく分らなかったようで。例えるなら、奥さんに子供を任せっきりだったのが、急に子供と二人残されてしまった父親の心境？　大人になってからは、そんなに姉妹べったりという関係でもなかったのですが、そこはやはり猫同士、お姉ちゃんがいなくなってジュリアも心細かったのかもしれません。
そんなわけで、ティアラとジュリアのツ―ショット写真を探し出したのでアップします。見てやってくださいな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「よっしゃこーい！」　　「お…おー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
２～３歳頃は、ティアジュリ史上一番仲が良かった時かもしれません。長女と末っ子ということもあり、大きさも結構違ったから、ジュリアはお姉ちゃんについてまわることで不安を紛らわせていたんじゃないかしらん。それが大人になっちゃうと、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ジュリア、また太ったんじゃない？」　　「お姉ちゃんこそ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お姉ちゃん、せまい」「まー、ナマイキ」
ティアちゃん、もう少し一緒にいたかったなー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
発症する１か月前に健診した時は、どこもどうもなかったのですが、３週間ほどたった頃食欲が少し減退したように思ったことがありました。あの時点で再検査していればもう少し何とかなったものか…。１年たってもティアラのことを思い出さない日はありません。冷蔵庫の中のティアラの目薬、何となく今も捨てられないんですよね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「またね」

「去年の今頃」

「あついあつい、あーっ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ついにゃ～～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
かかかか…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
がががが…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ほぇ～あつい」
関東地方はあっと言う間に梅雨明けです。年々梅雨が短くなるような気がします。しかも、すっごい暑いのにセミの声はまだしないんですよねー。あまりに早回しのような季節の変化に生き物もついて来れないのでしょうか。
去年も今年ほどではないけれど、割と早く梅雨明けし、明ける１週前くらいは天気が不安定で、強風が吹いたり雷雨になったりしてましたっけ。そして、去年の日記のスケジュールを書きこむページを見返してみると、毎日朝９時半か10時に動物病院のアポの印が。リンパ腫を発症してからの20日間、朝、車でティアラを病院に連れて行って、その日の状態によってリンゲル液やステロイドや利尿剤、吐き気止め、痛みどめなどを注射していただき帰宅する毎日でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
丁度その頃、女優の野際陽子さんと歌舞伎役者の市川海老蔵さんの夫人・小林麻央さんが癌で亡くなったりして、なんだか忘れられない夏の初めだったなー。