「いつまでもずっと」

ん・・・ん・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
にゃあ～～ん
今でこそ、箱入り姫さま猫生活を送っているジュリアですが、家に来た当初（生後４か月）は、姉のティアラと一緒でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
というより、ジュリアは美猫でちょっと意地悪なティアラのおまけだったのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　
見た目に弱い私と実家の母親が、超らぶりーなティアラを獣医さんから譲り受けて連れて帰ろうとした時、ティアラの４分の３くらいのサイズだった妹のジュリアが大泣きしまして。多頭飼いの方がお留守番もできて寂しくないし、２匹だから経費が２倍というわけではない（ウソばっかり）という獣医さんの勧めもあって、結局２匹一緒にうちの子になりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ちなみにこちらが子にゃん時代のジュリアです。きかん気そうな顔つきでしょ？
ティアラが亡くなって今年で４年。もうすぐ命日です。リンパ腫を発症してわずか20日でした。ティアラのことを忘れたことはないけれど、命日が近くなる今の時季は尚更かなー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアはどうなんだろうと時々思います。もうお姉ちゃんのことは忘れちゃったのかも。猫だから。

「時の流れはたえずして」

昨日、７月４日はティアラの命日でした。まだ１年、いやもう１年かなー。ティアラが亡くなってすぐの頃は、私もジュリアもどうも勝手が違うというか、常に猫２対ヒト１だったのでお互いに付き合い方がよく分らなかったようで。例えるなら、奥さんに子供を任せっきりだったのが、急に子供と二人残されてしまった父親の心境？　大人になってからは、そんなに姉妹べったりという関係でもなかったのですが、そこはやはり猫同士、お姉ちゃんがいなくなってジュリアも心細かったのかもしれません。
そんなわけで、ティアラとジュリアのツ―ショット写真を探し出したのでアップします。見てやってくださいな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「よっしゃこーい！」　　「お…おー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
２～３歳頃は、ティアジュリ史上一番仲が良かった時かもしれません。長女と末っ子ということもあり、大きさも結構違ったから、ジュリアはお姉ちゃんについてまわることで不安を紛らわせていたんじゃないかしらん。それが大人になっちゃうと、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ジュリア、また太ったんじゃない？」　　「お姉ちゃんこそ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お姉ちゃん、せまい」「まー、ナマイキ」
ティアちゃん、もう少し一緒にいたかったなー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
発症する１か月前に健診した時は、どこもどうもなかったのですが、３週間ほどたった頃食欲が少し減退したように思ったことがありました。あの時点で再検査していればもう少し何とかなったものか…。１年たってもティアラのことを思い出さない日はありません。冷蔵庫の中のティアラの目薬、何となく今も捨てられないんですよね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「またね」

「去年の今頃」

「あついあつい、あーっ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ついにゃ～～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
かかかか…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
がががが…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ほぇ～あつい」
関東地方はあっと言う間に梅雨明けです。年々梅雨が短くなるような気がします。しかも、すっごい暑いのにセミの声はまだしないんですよねー。あまりに早回しのような季節の変化に生き物もついて来れないのでしょうか。
去年も今年ほどではないけれど、割と早く梅雨明けし、明ける１週前くらいは天気が不安定で、強風が吹いたり雷雨になったりしてましたっけ。そして、去年の日記のスケジュールを書きこむページを見返してみると、毎日朝９時半か10時に動物病院のアポの印が。リンパ腫を発症してからの20日間、朝、車でティアラを病院に連れて行って、その日の状態によってリンゲル液やステロイドや利尿剤、吐き気止め、痛みどめなどを注射していただき帰宅する毎日でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
丁度その頃、女優の野際陽子さんと歌舞伎役者の市川海老蔵さんの夫人・小林麻央さんが癌で亡くなったりして、なんだか忘れられない夏の初めだったなー。

「２０１７」

「ケリケリ途中でひとやすみ（ふぅぃ～）」
今年は、ティアラが亡くなるという、年の初めには思いもしなかった出来事がありました。
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　
猫部屋は、ジュリアが気にするのでティアラがいた時のままにしてあります。ベッドもご飯とオヤツのお皿も水の器もそのままです。
　　　　　　　　　
ひょっとして、夜中に時々お姉ちゃんが戻ってきて、ジュリアを押しのけてお気に入りのベッドを奪取しているかも。うちでは寝る前に夜中お腹が空いた時用にお皿にご飯を補給しておくのですが、朝になると空っぽ。昼間より食いつきがいいのです。まさか…まさか、ねぇ？
さて、本日2017年最後の更新です。一年間お付き合い下さいまして有り難うございました。三毛猫「シスターズ」じゃなくなっちゃいましたが、来年もよろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「年も押し詰まりまして」

毎年のことですが、12月に入ったとたん時間の流れが急に早くなるというか、気がついたらクリスマス、ええぇ？！と思っているうちに大晦日なんですよね。なんでしょう、この余裕の無さは。会社勤めをしているわけでもないのに。
やらなくてはならないことは色々あるけれど、現実逃避の日々でございます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今年の初めまでは見られたこんな光景や、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こんな光景。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
たまにはにらみ合いや、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
殴り合いをすることもあったけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ご飯やおやつを食べる時はいつも一緒だったもんね。
ジュリアはかわいいかわいいなんですが、やっぱり一つのピースが欠けてしまった感は如何ともしがたいです。年末も今頃になると、知人や友人から喪中のハガキがぽつぽつと届きます。
…私も喪中にしちゃおうかなーと思ったりして。猫の喪中。だめかなー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「蒼穹」

台風22号も21号に負けず劣らず暴れまくってくれましたね。うちの方は22号の方が雨が凄かったような気がします。この時季週末というと色々なイベントが行われる週末、狙い澄ましたようにお天気が崩れるという負のループにハマっている…。そして今日は昨日の悪天候が嘘のような快晴です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「えっぺえっぺ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「えぺぺ」
ジュリアの毛づくろいにも力が入ります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あったかいにゃー」ぴと。
ティアラがいた頃は一等地を巡って、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こんなことや
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こんなことがあったけれど、今はぜーんぶジュリアのモノ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
空が青いわー。

「お彼岸」

「えーっと…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんか落ち着かないのよね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「だれか」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いたんだけどなー…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
たぶんね、いたんだと思うよ？　だってお彼岸だもの。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うふ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
このチェックのムートンざぶ、よくニ匹で取り合ってわちゃわちゃしてたなー。ティアラに対して一つだけ後悔みたいなものがあるのは、あんなに早く逝ってしまうんだったら、健康に良くないからなんて言わないで、好きなオヤツを自由に食べさせてあげればよかったということ。

「透視力」

ジュリさん、さっきからなに見てるのかな～？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ってか、どこ見てるの？　お世話係の方を向きながら、明らかにその「先」に焦点があってます。やだなー、ジュリアったらまた、人に見えないモノを見たりして…と思っていたら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
あ、これか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
梅雨が明けたころからリビングに住み着いている蜘蛛さん。猫が何もない空間を凝視していると焦るけど、実はもの凄いミクロなものをみつめているんですって。とはいえ、猫にだけ見える「何か」をちょっとだけ信じてたりして。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
だから、その遠い目はやーめーてー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
先日ティアラの位牌を作りました。無垢のガラス製で表面に肖像と命日がプリントされています。ティアラの隣でぶすくれてるのは、実家の三代目猫です。当初来月の100ヵ日をめどに追骨する予定だったお墓の女アルジです。父親が猫嫌いだったので、亡くなった時、それこそ母親がソンタクして家に連れて帰らずにそのまま納骨してしまったんですよね。ティアラの場合はそんなこと考える必要ないし、11年間すごした場所には想いも残っていると思うので、ずっと家に置いておくことにしました。ジュリアもまだ元気でうちにいるし、ね。

「斬新テント」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
うちに２個あるキャットテント的なものは「ねこのきもち」の付録です。個室風で気に入ってたのか、二つともほぼティアラの占有物でした。で、これ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
６月号（？）の付録だったのに披露する前にティアラが…。どうしたものかと思っていたのですが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
広げた途端にジュリアがファースト・タッチ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
なんだ、入るんじゃん。こういうの好きじゃないんだと思ってました。でも、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ちょっとせまい」
これもちっちゃい子向きかなー。しかも後から見ると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
不思議生物。横から見ると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
さらに不思議度アップ。

「集中集中！！」

ちょんもり。
特に用があるわけでもないのに、夜ソファに座っていると足元にジュリアが。やっぱり寂しいのかなーなんて思うけど、ちょっと動くとすごい迷惑そうな顔をしたりして。
それはそうと、以前はそんなにお気に入りでもなかった所にいることが多く、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
このキャットボックスのマットの上もそうなんですね。ジュリさん、なに見てるのかな？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
じーっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
じぃいーーっ。
お世話係には全然見え…あ、前のマンションの屋上に米粒大のカラス。さすが猫、すごい集中力です。そういえば、この水玉のマットはティアラのお気に入りで、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ピンクがよく似合ってました。時にはこんなこともあったけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「むっきー！」