「にゃにゃッ!」
「なんかひかってる…」
「…あやしい」
「なにアレ」
「んんんん」
「あーゆーのはちかづかないのがいいとおもう」そそくさ
修繕工事で、玄関のドアの枠を2日に渡り、職人さんが塗りに来ました。1日目に下塗り、2日目が上塗り。で、ドアを閉めちゃうと塗りたてのペンキがくっついてしまうので、2時間程すかして開けといて下さいねーと言われました。だから、ドアの隙間からもれる青い光は、お外に繋がる自由の光なのです。病院へ行く時以外は外に出たことのないジュリアにとって未知との遭遇です。念の為に閉めた廊下との境の扉に何度も近づいては、外界からの青い光をみつめていましたが、それ以上近づきたいとは言いませんでした。ティアラもそうだったけれど、ジュリアにとって一番安心できるのは、猫部屋の猫ベッドというわけ。ね、ジュリさん。
「…まいにちいろんなことがあるにゃ」
「なんかひかってる…」
「…あやしい」
「なにアレ」
「んんんん」
「あーゆーのはちかづかないのがいいとおもう」そそくさ
修繕工事で、玄関のドアの枠を2日に渡り、職人さんが塗りに来ました。1日目に下塗り、2日目が上塗り。で、ドアを閉めちゃうと塗りたてのペンキがくっついてしまうので、2時間程すかして開けといて下さいねーと言われました。だから、ドアの隙間からもれる青い光は、お外に繋がる自由の光なのです。病院へ行く時以外は外に出たことのないジュリアにとって未知との遭遇です。念の為に閉めた廊下との境の扉に何度も近づいては、外界からの青い光をみつめていましたが、それ以上近づきたいとは言いませんでした。ティアラもそうだったけれど、ジュリアにとって一番安心できるのは、猫部屋の猫ベッドというわけ。ね、ジュリさん。
「…まいにちいろんなことがあるにゃ」