「飛ぶんだ、ティアラ」

「正面トッパで一気に行くか、それともここは慎重に行くべきか…」
　　　　　　　　　　　　　　　
「距離がビミョーなのよね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「どーしよーかなー」
　　　　　　　　　　　　　　　
にょーん。

迷いすぎてヘンな顔になっちゃいました。何をそんなに迷っているかというと、キャットタワーに乗ったティアラのちょうど目線の先に、飼い主が片付けをしている開きっぱなしのクローゼットがあるのです。いつも閉まっているから、こういう時こそ入ってみたい。でも飛びそこなって落っこちちゃうのはカッコ悪いし。

で、結局一度下に降りてから中を探索。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
「ねぇ、ぜーんぜん面白くないんだけど」

すいませんねぇ。何があると思ったの？

「いつもの朝」

「おはよー」

夜中に暴れていてもいなくても、シスターズは朝になるととりあえずリビングに出て来ます。おめざをもらって、私の朝食までの間、思い思いの時間をすごすのです。
　　　　　　　　　　　　
ティアラはテレビ観賞。
「だれこのおっさん…」
　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアは新聞派。
　　　　　　　　　　　　
「知的な猫は新聞でしょー」
　　　　　　　　　　　　　　　
「お手入れするのに便利だし（ざーしざーし）」
　　　　　　　　　　　　　　　
「ちゃんと情報収集もしてるんだから」
　　　　　　　　　　　　　　　
「おはよ」
「おはよう、お姉ちゃん」

この後、猫部屋に朝ごはんを用意してもらって、それを食べたらお掃除まで優雅に二度寝。あー、猫っていいわ、楽で…。

「台風の置き土産」

とける猫ず。
　　　　　　　　　　　　
ふにゃ～～。
　　　　　　　　　　　　　　　
どへー…。

台風がうろついた後は、晴れても曇ってもムシムシしますねー。ただいま室温27度で湿度61パーセント。上がる不快指数。そこで、これ何でしょう？
　　　　　　　　　　　　
蓋を取ると、
　　　　　　　　　　　　
こんな感じ。
　　　　　　　　　　　　
ぶーん。
　　　　　　　　　　　　　　　
「ちょっとぉ、やーだっ」

携帯用の超ミニ扇風機です。単４電池２本で動きます。結構パワフル＆涼しい、そしてうるさい…。普通の扇風機は平気なくせに、こいつはシスターズのお気に召しませんでした。
　　　　　　　　　　　　
「そういうの、やめてよね」

「雨の日は」

「朝寝ってステキ。猫サイコー」
　　　　　　　　　　　　　　　
「ずっと寝てようかなー」
　　　　　　　　　　　　　　　
「ぐふふふ」
　　　　　　　　　　　　　　　
「なによ。おきるわよ」

　　　　　　　　　　　　　　　
ティ～アちゃん、目薬の時間ですよー。
　　　　　　　　　　　　
と思ったら、アゴにきび発見！　アゴ部分が白いから目立つというのもあるけれど、ティアラは割とできやすいんですよね。こまめにお手入れしないとできてしまうのです。猫用クレアラシルみたいのないかな。…ないので、薄めたペット用シャンプーとぬるま湯でお手入れお手入れ。
　　　　　　　　　　　　
阿鼻叫喚…。

阿鼻叫喚といえば、先週月参りで動物霊苑に行った帰り、車道に面した動物病院の前辺りでものすごい叫び声を聞きました。犬とも猫とも違う、っていうか初めて聞いた声。丁度信号が赤になったのでよーく見たら、豚！　たぶんミニ豚が大きくなっちゃったんだと思いますが、殺されそうな声で鳴いてました。困った飼い主さんが「○○ちゃん、みんながびっくりするから鳴かないで」って言ってたけれど、それはビックリでしょー。学校帰りの高校生が５、６人写メってました。

「梅雨寒」

関東地方はいわゆる梅雨寒というのでしょうか、気温が低い日が続いています。今日は梅雨の中休みで晴れている分、気温も23度くらいで丁度いいのですが、昨日一昨日は寒いくらいでした。
なので、なかなかリビングの魔法の絨毯が片付けられないんですよねー。もう６月だから、片付けてクリーニングに出したいところなのだけど。掃除するのに畳んだら、あっと言う間にジュリアが上陸。アザラシか、君は。
　　　　　　　　　　　　
「あーやれやれ」

モップかけてるから、ジュリさんどいて。
　　　　　　　　　　　　
「ぬ、なにやつ？」

なにやつ、じゃなくてどきなさーい。
　　　　　　　　　　　　
「ことわる」

…なんのキャラだよ。モップで押して移動させようにもジュリア付きなので重いわ～。
　　　　　　　　　　　　
「だからやめてください」

猫の体感温度ってどうなってるんでしょう。あんなにモコモコしているくせに寒いなんて。そういえば、最近読んだ雑誌の記事で、太陽が冬眠期に入るとか入らないとか。ホントなんでしょうか。え、ひょっとして氷河期とか～～？

おまけ
先日行った長谷寺の池の畔に咲いていた花菖蒲です。紫もきれいだけれど、白も凛としていていいですね。
　　　　　　　　　　　　

「小さい訪問者」

ベッドで寝ながらティアラが見つめる視線の先は…？
　　　　　　　　　　　　
おっと、ジュリアも来ました。
　　　　　　　　　　　　
超真剣なジュリアと注意散漫なティアラ。さて、何を見ているのかというと、
　　　　　　　　　　　　
コレ。網戸の目と比較しても分る小さい蜘蛛です。
　　　　　　　　　　　　
「こっち来いこっち来いこっち来い…」

一心に念じるジュリア。でもねー、多分来ないと思うよ。だって窓の外側にいるんだし、ちょっと位置も高いでしょ？
　　　　　　　　　　　　
「うるさいにゃー。気が散るから黙ってて」
　　　　　　　　　　　　　　　
「って、アレ？」
　　　　　　　　　　　　　　　
「見失っちゃったじゃん。もぉっ（プンすか）」

すいません…。
関東地方も梅雨入りしました。これから１か月くらいはぐずぐずした天気が続くんだろうなー。それと今のところ、去年より気温が低めな気がするんですけど、今年の夏はどうなんでしょう。

「紫陽花便り」

まだ早いかなと思いましたが、見ごろになると人も爆発的に増えちゃうので今のうちに…ということで、今年も鎌倉の長谷寺に紫陽花を見に行きました。
鎌倉駅から御成り通り→由比ガ浜通りのルートを、お店を眺めながら久々の散策です。江ノ電の駅にすると３つだけれど、歩いても大体20分～25分くらいの丁度いい距離です。途中オシャレなカフェがあったり、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
雑貨屋さんの店番ワンコがいたり。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「退屈だわー。お願い、誰か来て」

ツバメがひゅんひゅん飛んでいるのを見たので、探してみたらありました！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「メシはまだかね」

あはは…。
長谷寺の紫陽花は、鉢植えを除くとやはりまだ三分咲きくらいでしたが、人が少ない分ゆっくり鑑賞できました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
最近、ガクアジサイのニュータイプが多いのかな。でもどれもきれい。天気が良くない日、薄暗がりで発光するように咲いている紫陽花が好きです。

さて最後に、当ブログ、猫ブログですので、ジュリアの”キリッと”写真を本日のオマケで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにがオマケじゃ」

「水分摂ろう作戦」

「ぞわわわ～～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「く～る～、きっとく～る～…。危険な予感がする」

そうです！　今日は君のキャット・ドックの日ですよー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ～んあ～ん」
「なんでアタシが」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
不安いっぱいでパニックジュリア。一人でキャリーに入れたら、今までしたことのない粗相をしてしまって、急きょお姉ちゃんが付き添いに参加しました。
で、ティアラと同じメニューで検査したのですが、ジュリアもティアラと同じで、おしっこに潜血がみつかりました。なので、超音波で膀胱を見ていただいたのですが、異常なし。他の内臓もすべて異常なし、糖尿病や肝臓病の心配もありませんでした。
ただ、分かったことは、ティアラもジュリアもとにかく水不足。だから一言でいうと血液が濃い！これはまだ６歳だからいいけれど、猫の身体にはよくないことで、猫１匹あたり１日１５０ＣＣは必要なんですって。血液が濃いと人間と同じく流れが悪くなって、老廃物が体内に溜まり、結果的に泌尿器系に問題ができるのだそうです。そういえば猫って、ペチャペチャやっている割には水、飲めてませんよね。手を使うジュリアのお作法なんて論外です。
というわけで、水分いっぱい摂ろう作戦を決行することに決定！
それにしても、超音波ですよ、超音波。人間と同じ感じの、いやもしかしたら同じかもしれない機械でした。びっくりです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「もーつかれまひた…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
むっすー。

付き添いでついていったせいで、一緒に超音波されちゃったティアラ、お怒りモードです。