「会いたかった…よ！」

とんっ。

「ん？」
　　　　　　　　　　　　　　　　
「あなたはもしや」
　　　　　　　　　　　　　　　　
「ストーブさん？」
　　　　　　　　　　　　　　　　
「会いたかった会いたかった会いたかった…よ！」

秋を通り越して冬へ一直線な気温になってしまいました。最近の天気は限度ということを知りませんな。北の方では既に雪が降っているとか。関東地方でも木枯らし１号が吹いちゃったんですって。それにしても10月はあまりに激しい気温変化でしたね。
で、とうとう、シスターズの要求に負けてしまいました。半年ぶりの電気ストーブです。

　　　　　　　　　　　　　
出したらジュリアが即効やって来ました。10分前のこともあっさり忘れてしまうのに、こういうのは覚えてるんだ…。やっぱり記憶の定着は反復学習なんだな（ブツブツ）。

　　　　　　　　　　　　　
「それが何か？…（ぷっすー）」

「手抜きは許さなくってよ」

モフモフ～第二弾。ティアラのおみ足です。きちんと揃えて何をしているのかというと、トイレ掃除を観察、いや監視中。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふっ」
　　　　　　　　　　　　　　　　
「手抜きは許さなくってよ」

手抜きなんかしてませんってば。ほら、お砂も真っ白だし、ちゃんと消臭除菌スプレーで仕上げてるんだから。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ティアラはトイレ事情にうるさい猫なんですよね。大も小もしたら必ず知らせに来るし、私が掃除しているのをじっと見ています。ちゃんときれいになったかどうかのチェックも怠らないし。そのくせ、自分では砂かけしないのです。トイレしたから後はお願い、みたいな感じ？

　　　　　　　　　　　　　
「砂かけなんかしないんだもんね」

なんかムカつくわ。

「足冷たいんですけど」

モフモフ～～。

　　　　　　　　　　　　
「アンヨがつべたい…」

　　　　　　　　　　　　　　　　
「はぁーっ。ちゃぶっ」

一昨日、サーキュレータを分解掃除してやっと片づけ、シスターズの夏用アイテムのアルミボードもしまったばっかりなのですが、ここ２、３日は天気がどんよりで急に肌寒くなりました。
先週までは床にふつうに行き倒れ状態になっていたシスターズが、猫ベッドやキャットハウスの中でひとり猫団子化し始めました。あまりに暑くて、当分夏は終わらないかもと思っていた９月末～10月頭から半月ほどで、こんなに涼しくなるなんてね。できれば、すかっとした秋空が見られるお天気だと良いのだけれど。

　　　　　　　　　　　　
「ねー、あったかいの、まだ？」

まだ、です。さすがに10月からストーヴはないでしょ？　などと言って、顔を洗って戻って来てみたら、新聞がトッ散かっていました。
　　　　　　　　　　　　

「今年の夏は」

今夏の猛暑は人だけでなく、動物たちにも厳しかったようですね。特に高齢にゃんずとかワンコとか。
首輪を置いていただいている長谷の雑貨「shironeko」さんに行く時、ほぼ毎回ランチしているアジアン・ダイニングのお店「マノーラ」オーナーさんのにゃんも虹の橋を渡ってしまいました。18歳と高齢ながら、とても元気でご長寿猫の表彰を受けたくらいだったそうですが、熱中症から急に体調を崩してしまったとか。
そういえば、先週犬猫霊苑にお参りに行った時も一つお葬式があって、そちらは14歳のワンコでした。生まれてからずっと一緒に育ってきた小学生の男の子はもう号泣で…。霊苑のスタッフも今年は夏の終わりから埋葬の申込がとても多いと言っていました。
そんな訳で、金曜日に「shironeko」さんに行った時に、ランチがてら「マノーラ」オーナーさんにお供えのブーケを。お友達というほどではないから、さりげない感じで渡したかったのですが、「AOYAMA FLOWER」で頼んだらちょっと大袈裟になってしまって…でも、喜んでいただけました。

そして、帰りに鎌倉の小町通りに寄ってみたら、栗毛のにゃんを発見！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

でも、ブルーの首輪の飼いネコは写真撮影はお気に召さなかったようで、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「やんのか、こらぁ」

あ、すいませんすいません。

「ショートトリップin北海道日高」

さて、１日弱の超ショートトリップだった北海道ですが、新千歳から新ひだか町静内をレンタカーで爆走してまいりました。途中ではこんな小さい紅葉も。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
日高地方は競走馬の生産牧場が点在していて、車で走っていてもこういう↓風景がふつうに見られます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これはお腹が大きいから繁殖牝馬かな。
で、せっかくなので見学時間を調べて、目的の一つでもあったゴージャスな牧場に行きました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こちらはいわゆる種馬を置いている種馬場で、それこそ東京ドーム何個分？みたいな広さです。こういう牧場は見学時間と期間が決まっていてスタッフの都合がよければ、中で暮らす物凄くお高い馬に会うことができるんですよね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ねーねー、ニンジン持ってる？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ニンジン、うま～い（バリボリッ）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「もっとくださーい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「え、もうないの？…ケチ」

ニンジンにやたら固執してたけど（因みにニンジンあげているのはスタッフの方です）、一昨年の日本ダービー馬くん。まだまだ若いお父さんなので、他の馬の所に人が集まっていると、ブフブフ言って猛烈アピール。私の４番目に好きな馬です。他の牧場にいる１番目はもう相当なお爺さんで見学不可、２番目は心臓マヒで急死、そして３番目は既にお母さんだから見学不可。というわけで、４番目くんに会いに（４番目でごめんね、ディープスカイ）。
そんなこんなで短かったけど、北海道、楽しかったです！　もっとゆっくり行きたかったなー。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なによ。アタシたち病院でお留守番でつまんなかったんだからぁ」

「お留守番ハイ」

頭が超かわいいティアラ。窓際でカーテンかぶって寝ています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「開けないでよー。寝てるんだからぁ」

あーはいはい。連休中に北海道にちょこっと行って来ました。ホントにちょこっと。滞在時間にすると１日もないくらいだったんですけどね。
で、昨日夕方に病院にお預けしてあったティアラとジュリアを迎えにいったのですが、帰って来たらやたらハイになっちゃって。すごい勢いで追いかけっこをしたり、ひさしぶりに冷蔵庫の上に飛び乗ったり。まあ、お留守番させちゃったから、多少のことは大目にみます…。
でも、一夜明けた今日はいつも通り。病院で断食してたのかっていうくらい食欲全開だし。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お日さま、ぬくぬくにゃー」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふうぅ…」

今日は日差しがきついから、そんなに温めてると頭の中が半熟卵になっちゃうよ？
今日は連休最後の日。みなさま楽しく過ごされましたかー？
北海道話は明後日にでも。短かったけど楽しかったです。やっぱり北海道はいいわ～。

「夏物は片づけましょう」

「あのーそろそろ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「コレ、しまったらどうでしょうか」

と言われてしまったアルミボード。夏の間はティアラもジュリアもこの上でゴロゴロしていましたが、もうさすがにね。冷たすぎます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そしてキャットタワーのハウスの中にこもって顔だけ出したりすることが増えました。
…ところで、えーっと、フクロウですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「違います」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「違うってば！」

はいはい。来週しまうから。
扇風機ももうお役御免だな～。

「秋の香り」

一日置きに雨が降るみたい。いわゆる秋雨かな。そして、このひと雨ごとに季節が深まっていくのでしょうね。真夏の頃はあまり窓に近づかなかったティアラが猫ベッドで寛ぐようになりました。
それはそうと、ずっと前から思ってたのですが、ティアラってものすごく窮屈そうな水の飲み方をします。
こんな感じ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
反対側から飲めば楽に飲めるし、ジュリアはそうしてるのに。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ねーねー、首痛くならない？　頭ぶつけるよ？　って言っても知らん顔で、手前に出してやると飲みません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いいの！これがのみやすいの！」

さっき買い物に行ったら、ご近所に植わっている金木犀が香っていました。花はどこに咲いているか分らないほど地味なのに香りはとても華やかで、なんだか幸せな気分になりますね。もうすっかり秋です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
窓際ティアラが日向ぼっこする日も近いな～。

「セレブ獣医さん」

「うわぁ、お姉ちゃん、ここどこ？」
「えー、わかんない（ドキドキ）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんかコワイよー」
「うち帰りたい…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ティアラとジュリアから見える風景はこんな感じ。そしてここは…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
猫専用の待合室がある超セレブな動物病院。半年に一度のティアラの緑内障の検診に行ってきました。なんだかホテルのクロークみたいでしょ？　患畜さんたちもいいとこのワンコやニャンズで、ティアジュリ、ちょっと場違いです。
でも、眼科を専門にやってくれる病院って少ないので、ここで眼圧測定と眼底とスリット（猫ですから…）の検査を定期的にやっていただいています。緑内障発症の原因になった炎症も今はなく、眼圧も正常です。でも緑内障は治らないので、良い方の目が悪くなったりするとかわいそうだから、その予防の意味もあるんですよね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
セレブなだけに、こんな高級そうなペットフードも置いてあります。厳選素材使用のリゾットだってー。ティアラとジュリアにはあんまり受けそうもないけれど。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ～あ、疲れた～～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アタシもー」
ジュリアは診察してないんだけどね。