お風呂に入って、さっぱりして、もうベッドに入りました。
柱に背をつけて、足を伸ばし、長い枕を膝に乗せてその上にパソコンを乗せて書いています。
外は、風が吹いています。台風の吹き返しというものでしょうか。
テレビを見ていると、各地で被害があったようです。ここでは、あまり感じなかったので、テレビは大げさだななどと思っていましたが、軽く見てはいけないと感じました。
ーーーーーーー
バロックについて、私は、把握するために、バロックの三角形というとらえ方をしました。しかし、同じ時代に、その三角形の中央に覚えたい三人がいました。
それは、以前お話ししましたジョルジュ ド ラトゥールとクロードロラン、そして、プッサンです。
この三人は、いずれもフランス人だと思いますが、覚えたい画家です。
それぞれを覚えるために特徴をお話しします。
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ジョルジュ ド ラトゥールは、蝋燭の画家です。
光をテーマに話すときは、この人を忘れてはならない人です。レンブラントの光とカラバッヂオの光、フェルメールの光をお話ししましたが、覚えていますか。
その最後に、このラトゥールの光を入れなければなりません。光が画面の中にあるのです。蝋燭の光ですから。光を受けて明るく見える人と、光の手前にあって、暗く見えるものがあるのです。
ルーブルにある子どもと老人の絵は、子供がキリストで老人が大工ヨセフです。
ヨセフは、この世のキリストの父ですね。本当の父は神さまですから。代理の父です。その大工の仕事をキリストが手伝っているのでしょうか。蝋燭の明かりで照らしています。手のひらのむこうにある蝋燭の炎が印象的です。

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二人目は、クロードロランです。
この画家は、覚えにくければ、カンスタブルやターナーが学んだ画家と覚えてください。直接教えを受けたわけではなく、ロランの絵を見て学んだという意味です。
イギリスの風景画の先駆者として有名な二人が、クロードロランの絵を見て学んだということは興味深いです。
クロードロランは、クロードがモネと同じですから、フランス人だとわかります。
そのフランス人のロランが、絵を描いた場所は、イタリアでした。
当時、絵はイタリアで学ぶものということが、当たり前だったのでしょう。
有名な絵は、クレオパトラの上陸という絵です。
港に船がついていて、クレオパトラが上陸して来たのです。その港の風景は両側に大理石の建物があって、大きな木があるような状態で、何枚も描いていますが、どれもおなじようなパターンです。それが、ロンドンナショナルギャラリーの一か所に何枚もまとめて展示されています。

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最後は、プッサンです。
フランスの古典主義画家として有名です。しかし、プッサンもイタリアで絵を描きました。
覚えるには、セザンヌの言葉です。
「プッサンほどすばらしい画家はいない。それ以降の画家は、プッサンをやり直すだけだ」
と言っています。
有名な絵は、「アルカディアの牧人」です。アルカディアは古代の理想郷ですが、
どんなところにも、死はおとずれるという意味が含まれている石碑を4人の人が囲んで見ています。

私は、個人的な勝手な覚え方ですが、私がよく通った雀荘がアルカディアという名前でした。それで、画面に描いてある人間が4人なので、とても覚えやすかったのです。マージャンは4人でやりますから。
訊いてみませんでしたが、よく考えると、その雀荘の名前を付けた理由は、この古代の理想郷を考えてのことかもしれないと今思いました。楽しい幸せなひと時ですから。
ーーーーー
長い話になってしまいました。
17世紀のバロックの時代に、バロックの特徴を背負ってはいませんが、同時に活躍した画家として覚えておきたい三人が、フランスにいたということでお話ししました。
もう一度、簡単に、
ラトゥールは、蝋燭の画家、ロランは風景画の先駆者カンスタブルとターナーが学んだ人、プッサンは、セザンヌが「プッサンをやり直すだけだ」と絶賛した。
このように、覚えてください。
柱に背をつけて、足を伸ばし、長い枕を膝に乗せてその上にパソコンを乗せて書いています。
外は、風が吹いています。台風の吹き返しというものでしょうか。
テレビを見ていると、各地で被害があったようです。ここでは、あまり感じなかったので、テレビは大げさだななどと思っていましたが、軽く見てはいけないと感じました。
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バロックについて、私は、把握するために、バロックの三角形というとらえ方をしました。しかし、同じ時代に、その三角形の中央に覚えたい三人がいました。
それは、以前お話ししましたジョルジュ ド ラトゥールとクロードロラン、そして、プッサンです。
この三人は、いずれもフランス人だと思いますが、覚えたい画家です。
それぞれを覚えるために特徴をお話しします。
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ジョルジュ ド ラトゥールは、蝋燭の画家です。
光をテーマに話すときは、この人を忘れてはならない人です。レンブラントの光とカラバッヂオの光、フェルメールの光をお話ししましたが、覚えていますか。
その最後に、このラトゥールの光を入れなければなりません。光が画面の中にあるのです。蝋燭の光ですから。光を受けて明るく見える人と、光の手前にあって、暗く見えるものがあるのです。
ルーブルにある子どもと老人の絵は、子供がキリストで老人が大工ヨセフです。
ヨセフは、この世のキリストの父ですね。本当の父は神さまですから。代理の父です。その大工の仕事をキリストが手伝っているのでしょうか。蝋燭の明かりで照らしています。手のひらのむこうにある蝋燭の炎が印象的です。

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二人目は、クロードロランです。
この画家は、覚えにくければ、カンスタブルやターナーが学んだ画家と覚えてください。直接教えを受けたわけではなく、ロランの絵を見て学んだという意味です。
イギリスの風景画の先駆者として有名な二人が、クロードロランの絵を見て学んだということは興味深いです。
クロードロランは、クロードがモネと同じですから、フランス人だとわかります。
そのフランス人のロランが、絵を描いた場所は、イタリアでした。
当時、絵はイタリアで学ぶものということが、当たり前だったのでしょう。
有名な絵は、クレオパトラの上陸という絵です。
港に船がついていて、クレオパトラが上陸して来たのです。その港の風景は両側に大理石の建物があって、大きな木があるような状態で、何枚も描いていますが、どれもおなじようなパターンです。それが、ロンドンナショナルギャラリーの一か所に何枚もまとめて展示されています。

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最後は、プッサンです。
フランスの古典主義画家として有名です。しかし、プッサンもイタリアで絵を描きました。
覚えるには、セザンヌの言葉です。
「プッサンほどすばらしい画家はいない。それ以降の画家は、プッサンをやり直すだけだ」
と言っています。
有名な絵は、「アルカディアの牧人」です。アルカディアは古代の理想郷ですが、
どんなところにも、死はおとずれるという意味が含まれている石碑を4人の人が囲んで見ています。

私は、個人的な勝手な覚え方ですが、私がよく通った雀荘がアルカディアという名前でした。それで、画面に描いてある人間が4人なので、とても覚えやすかったのです。マージャンは4人でやりますから。
訊いてみませんでしたが、よく考えると、その雀荘の名前を付けた理由は、この古代の理想郷を考えてのことかもしれないと今思いました。楽しい幸せなひと時ですから。
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長い話になってしまいました。
17世紀のバロックの時代に、バロックの特徴を背負ってはいませんが、同時に活躍した画家として覚えておきたい三人が、フランスにいたということでお話ししました。
もう一度、簡単に、
ラトゥールは、蝋燭の画家、ロランは風景画の先駆者カンスタブルとターナーが学んだ人、プッサンは、セザンヌが「プッサンをやり直すだけだ」と絶賛した。
このように、覚えてください。