睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

屋外飼育のメダカとアクアリウム(1)水槽とエーハイム他の下準備

2009-11-09 06:26:17 | 屋外メダカの秋

実家のダイニングキッチン(10畳)に90cm水槽と6m厚のテトラオールガラス
60cm水槽が置いてある。90cmにはエーハイムプロ2026+
クラシック2213を
プレ代わりに、60cmはエーハイムエコ2232を2機回してる。

両方とも生体は入ってない、火山岩と流木と弱光でも維持できる水草少々の
レイアウトで、明かりは南向きのブラインドの隙間から入る太陽光が少しだけ。

3年前に母を亡くし実家が空き家になったとき、趣味のひとつだったアクアリウム
を断念した。最盛期に17本あった水槽は8本を手元に置き、残りは生体・水槽・
エーハイム+もろもろの機材つきで複数の友人にさしあげた。
それでもまだエーハイム、底面、メタハラ、各種パーツにろ材とアクセサリー類が
大きなダンボール箱に5箱もある。処分に迷う。

今年の夏から主のいない家でメダカの屋外飼育を本格的に始めてから考え方が
変わった。今までのアクアリウムは機材頼りの至れり尽くせり、生体のことより
自分の美的欲求や所有欲を満足させる水草&熱帯魚の飼育だった。
屋外飼育のメダカは人の影を見ただけであっというまに姿を隠し、45度ターンや
稲妻ラインの泳ぎ、目の前でジャンプも見せてくれる。

自然の脅威や捕食者におびえる環境がメダカを強く賢くしているのかも知れない。
真冬の凍てつく季節を屋外で過ごすことも、メダカにとってはそれが当たり前の
環境なのだ。野生メダカのDNAに基づいた自然のサイクルで冬を越し、水ぬるむ
春を迎え、繁殖の季節を謳歌して、また冬が来る。
そのどこでメダカの寿命が尽きても、それがメダカの天寿と信じたい。

これが簡易温室用のカバーです。
薄いビニール製だけど一冬を越すには充分だと思う。
セット品のプラスチック棚では60cm水槽を置けないので
別途スチールラックを用意しました。
追記:買ったのは別売りのカバーのみです。(980円)



11/8(日曜日・曇り)の昼間午後2時の水温9℃前後、
夜7時は6℃台だった。
朝方には5℃を切るだろうな、冬はもう目の前に来ている。


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屋外飼育のメダカとアクアリウム(2)テトラ6mm厚オールガラス水槽 https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/2271583d670cb74d7f95d27db24efbba
屋外飼育のメダカとアクアリウム(3)水槽にちゃちいスチール棚はNG 
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/f680e978cd2c83df35fe06aa12f3b00c
屋外飼育のメダカとアクアリウム(4)すべり止め付き水槽専用スチール台 
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/0f73ca2c8312c82f453f17a064cf3ca7
屋外飼育のメダカとアクアリウム(5)クリオンPHとモノボールろ材 
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/88fbb093f73091d2299ed546f0994348
屋外飼育のメダカとアクアリウム(6)エーハイムO/F底面フィルター設置 
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/f12d1b4713a04a254f679f8aaf3bce65
屋外飼育のメダカとアクアリウム(7) 2211+底面OFフィルター
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/63204fa15a6eecd36d6857b6af3667a0
屋外飼育のメダカとアクアリウム(8)テトラ水槽の下にNISSO60㎝ 
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/f2834562b8446348d84fa8a6cddd0b27
屋外飼育のメダカとアクアリウム(9) テトラとNISSOの水温と稚魚の移動
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/1f547b7299802fa959e76a435fba2010
屋外飼育のメダカとアクアリウム(10):テトラ水槽の元気な子メダカ 
https://blog.goo.ne.jp/suiren2009/e/cabf28e9350e546881f6f6c174c7f069





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