道は、懸案となっていた公海サンマに出漁できない小型サンマ漁船対策として、このほど10隻に道東沖での棒受け網によるマイワシ試験操業を許可した。調査期間は6月1日〜7月20日まで。19トン型が8隻(厚岸、広尾、根室)、29㌧型が2隻(厚岸のみ)。漁獲上限は1隻当たり200㌧まで。7月10日以降は、道東小型さんま漁業協会に所属する10㌧未満漁船の試験操業と同等の条件で操業する。
一方、公海サンマに出漁した18隻(うち9隻道内船)は2グループに別れて5月16日から操業しているが、その第一陣が5月28日に花咲に帰港し、サンマを初水揚げした。漁業情報サービスセンターによると、生鮮サンマが3.2㌧、㎏当たり平均413円、冷凍サンマが5.4㌧、同67円。5月31日には札幌市中央卸売市場にも「公海サンマ」60㎏が入荷しご祝儀相場で取引された。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます