毎年7月15日前後の土日に細江神社祇園祭が行われます。
日曜日に船で対岸の寸座へ渡った祭り屋台は夜の8時ごろに陸路を
細江神社へ帰ってきます。
細江神社の境内では提灯だけの薄明かりの下、各町内ごとにお揃いの
浴衣姿の若い未婚の男女約百名が集結して、笛や太鼓を打ち鳴らして
祇園祭はクライマックスを迎えます。
かって日本の各地では、秋の収穫祭に神社境内に若い男女が集まり、
「歌垣」と呼ばれるその夜限りの自由恋愛が行われていました。
明治の近代化に伴いその風習はなくなりましたが、細江神社祇園際は
当時の名残を彷彿とさせるものでした。
水分補給。
飲兵衛、裸の男は嫌いですがとりあえずパチリ。
祇園祭も終盤に近づくと、お嬢さん達裾の乱れも気にせず、白い太股
も露(あらわ)に太鼓を打ち鳴らします。
久米仙人も雲から落ちる!
老体の飲兵衛でも鼻血が出そうになりましたから、
若い男性諸君はさぞかし悩殺されたことでしょうね~!