年末年始を家でのんびり、朝寝・朝酒で過ごしたため、
新年そうそうネタ切れになりました~。
(涙・・・)
そこで一曲。
夏川里美 - 涙そうそう
それでは昨年アップした記事の中から、山名神社天王蔡「八段舞楽」を
再アップいたしす。
まず最初はは「八初児(やつはし)の舞」です。
八初児と呼ばれる鞨鼓(小鼓)を身に付け、覆面をして舞うお清めの
舞いです。
頭や顔を覆面で覆うのは疫病から身を守るためだそうです。
続いて「神子(みこ)舞」です。
神子(巫女)は祓い清めを職掌することから、八初児に続いて
舞います。
三番目「鶴の舞」。
京都祇園蔡では神様の使いとして真っ白な鷺が舞われていますが、
山名神社では雄雌番(つがい)の鶴が神様の使いとして舞われて
います。
4番目「獅子の舞」
ハ初児と同様にお祓いやお清めの意味を持ちます。
始めは口の開いた阿形(あぎょう)の獅子が一人で舞いますが、
最後に口を閉じた吽形?(うんぎょう)?の獅子が加わり、
阿吽の二人獅子の舞になります。
5番目の「迦陵頻(かりょうびん)の舞」です。
天竺の祇園寺供養に舞い降りたという霊鳥の舞です。
京都の祇園祭では稚児四人によって舞われますが、
ここ山名神社では一人舞いです。
霊鳥というより天女を髣髴(ほうふつ)させるとても優雅で
幻想的なな舞です。
6番目「龍(りょう)の舞」
この舞の見所は、龍の二人が左右の柱によじ登り、逆さになって
上体を煽るアクロバッットな場面です。
山名神社八段舞楽の中で最も人気の高い舞いです。
右の柱。
左の柱でも。
7番目「蟷螂(とうろう)の舞」
蟷螂(とうろう)とはカマキリのことです。
京都祇園祭では屋台の曳山として登場しますが、
「蟷螂の舞」が原型のまま存続しているのは、ここ山名神社のみ、
国指定重要無形民族文化財の所以であります。
最後は「優填(うでん)獅子の舞」です。
山名神社の御蔡神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)は
疫病を退散させる力のある神様。
荒ぶる獅子を伏せて夏の流行病を防ぐ舞いです。
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