すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

マッシュー君が再来日

2013年06月30日 | 日記
私が七年前初めて島に赴任して来た時、ほぼ同時にマッシュー君もオーストラリアからALT(英語の補助教師)として来日しました。
ちょうど隣のアパートに住み朝の散歩で話しかけてからの付き合いです。
彼は任期の二年で帰国しましたが、その後もフェイスブックやスカイプなどで近況を語り合っていました。

その彼がフィアンセを連れ再び島にやって来たのです。
到着した木曜日の夜は我が家で夕食を共にしました。
友人の家に泊まり彼女をあちこち案内して巡ったみたいです。

彼はトロンボーン奏者でもあり、今は教師をしながら軍の音楽隊にも所属し、先ほどオーストラリアを訪問したオバマ大統領の前でも演奏したと言ってました。
そんな彼は島のカフェ「パヤラ」で毎月最終土曜日に開かれる演奏会の出演者でもありました。

昨夜はそんな仲間やALTの若者も大勢参加しての賑やかな演奏会が開催されたのです。
もちろんマッシュー君も飛び入りで参加し久しぶりに彼のトロンボーンの響きを聴くことが出来ました。
私は早く帰りましたが、若者たちは我も我もと歌ったり演奏に参加し夜遅くまで賑わったようです。

今日はALTの仲間たちとネシコ浜海水浴場に泳ぎに行くらしいです。
天気が良いといいのだけど・・・。

日本の若者も大勢このように外国に出かけているのかな。
若い時に外国を経験するのは素晴らしい事ですよね。
是非日本の若者も頑張ってほしいな~。

幽霊の正体見たり枯れ尾花、 今朝の釣り

2013年06月29日 | 日記
最近は凪さえ良ければ朝夕にイサキ釣りに行っています。
二時間ほどで20匹前後の釣果はあるのですが、いつも一・二度とてつもない当たりでハリスを切られるのです。
青物かなと思っていましたが今朝やっとその正体が判りました。

 今朝は寝坊して目が覚めたのは五時過ぎでした。
すぐに犬の散歩を済ませ慌てて港に着いたのがもう六時前、七時過ぎると餌取りが多くなり釣りになりませんから一時間ほどしか釣る時間はなさそうです。

大敷網のロープに舟を舫って釣り始めましたが、やはり反応は良くありません。
小さな当たりですぐ餌が無くなるのです。
それでも網揚げが始まると食いが良くなるのでしばらくの辛抱です。
すぐ網船がやって来て網揚げが始まりました。

それと同時に竿が小気味よく曲がり始めます。
でもイサキだけでなくベラやフエフキダイが釣れるので今日は寝坊したし仕方がないと諦めていました。
でも突然大きな当たりがあり糸がどんどん出て行きます。

今日こそは正体を見てやろうとゆっくり丁寧に巻きはじめます。
数メートル巻いてはそれ以上出て行くの繰り返しがしばらく続きましたが、徐々に浮いてくるようになりました。
やっと天秤を捕まえてハリスを握りましたが、まだ暴れて天秤ごと持って行きます。

それでも何とかやり取りして浮き上がったのを見てどでかいメジナだと思いました。
茶黒の色で鰓の部分が黒く縁取りがあります。
でもなんだかおかしいな~。
ようやくタモに入れてよく見るとメジナとは違うみたいなのです。

七時になると網揚げも終わり、当たりも遠のき港に帰る事にしました。
港でちょうど釣友が釣りに行くのに出会いましたので、これはなんだろうと聞くとイズスミだとの事。
私もイズスミは何度も釣ったことがありますが、こんな大きく黒っぽい奴は初めて見ました。

イズスミは犬も食べないと言って嫌われますが、内臓を傷つけないように捌いて食べてみる事にします。
捌くと大きな卵巣が入ってました。
どなたかイズスミの美味しい食べ方御存じの方いますか。

いつも切られていた大物はこいつだったのでしょう。
「正体見たり枯れ尾花」でしたが引きを楽しめただけでも良しとしましょう。

久しぶりの釣り 

2013年06月25日 | 日記
日曜日に島に戻りましたが、やっぱり島は涼しいですね。
薄い掛布団で寝ていて冷えたのか少し風邪気味です。
佐世保市内より平均気温が常に二度は低いのですから、南国宮崎からすると寒く感じるほど。
なかなか体が付いて行くのに苦労しているようです。

月曜日は早速朝からイサキ釣りに出かけましたが、やはり明るくなってからは餌取りが多く釣りになりません。
涼しい島とは言え昼間は梅雨で湿度も高くこれからはやはり夜釣りが気持ち良いですね。

という訳で昼間は休んで夕方から出かける事にしました。
夏至が過ぎたばかりで八時にならないと暗くなりません。
大敷網のそばの水深28m前後の浅瀬にアンカーを入れエンジンを掛けたまま(バッテリーが上がらないように)LEDランプを灯火します。
イサキなら必要ないのですが、今夜の狙いはヤリイカ。

船の両舷からスッテ仕掛けを投入、一つは水深20mから上を、もう一つは底近くで様子を見ます。
飛び魚が明かりに寄って来始めると早速スッテに重みを感じました。
型は小さいのですが、今年初めてのヤリイカです。

竿は使わずに船べりに結びつけただけですから、時々イカが乗ったかどうかを道糸を持って確かめなければなりません。
大きいのが来るとぐんと手元に感じる重さが堪りませんね。
一度だけトリプルで揚がりましたが、入れ食いには程遠くそれでも二時間ほどで25杯程は釣れました。

10時には家に帰りましたが、今朝は四時に起き友人からの誘いもあり早朝のイサキ釣りにも行ってきました。
暗いうちは当たりも遠かったのですが、辺りが見え始める頃からぼつぼつ釣れ始めました。
型は良くキロ超えも居ましたが、これも食いは遠くぼつぼつ程度。

友人共々15匹つづ位だったでしょう。
でも朝飯前の一仕事ですから贅沢は言いますまい。
今女房は台所で魚の始末に追われています。
私は一風呂浴びてヤリイカの刺身で一杯。
甘味があり柔らかくてアオリイカとはまた違った旨さがありますね。

やっぱり島は良いですね~。
風邪気味だったけど気分もゆったりとなり疲れも取れます。

やっぱり宮崎は暑いです。

2013年06月14日 | 日記
今朝早く島を立ち昼には宮崎に到着しました。
薄曇りながらやっぱり宮崎は暑いですね~。
特に島は九州の中でも気温の低い場所みたいです。
長崎の気温よりいつも二度程は低いですから。

そんなところから帰るとこの暑さに吃驚ですね。
庭も畑も草ぼうぼうですが、とても作業する気にはなれません。
明日は曇りの予報ですから涼しいうちにぼちぼちやる事にします。

畑を見回りますともう大根は大きくなり過ぎているくらい、キュウリも茄子やピーマンも収穫できるのがいくつも実を付けています。
ご近所さんが時々収穫してくれていたみたいですが、当分買わずに済みそうですね。

何よりうれしかったのは枇杷が採り頃に熟れていた事です。
今年は摘果し袋も被せていたので実も大きく沢山摘み取りご近所にもお配りしました。
これも今年は豊作でまだしばらく楽しめそうです。

本来は義母の世話は義妹の番なのですが、体調が今一という事で急遽妻がすることになりました。
島では今がイサキや烏賊の最盛期、ちょつと後ろ髪をひかれる思いはありますが・・・。
帰ってからのお楽しみという事にしましょう。

それにしても今年の夏は暑さも厳しそうですね。
皆様も体調管理には充分お気を付けてください。

徹夜でイサキ釣り 疲れたけど充実の一夜でした

2013年06月13日 | 日記
イサキが釣りたいとやって来た釣り友の為に昨夜は六時に舟を出しました。
去年の大漁に味をしめ今年も今一度と張り切っています。
島の仲間達も凪の海にもう四艘ほど狙いのポイントに浮かんでいます。

私たちも近くにアンカーを入れ釣り開始です。
でも明るいので餌取りも多くたまにイサキが喰いついてくるくらい。
暗くならないとダメだからとのんびり前哨戦を楽しみました。

いさり火があちこちで瞬き始める頃になってもいまだ餌取りに悩まされます。
ぽつぽつとは釣れるのですが、いつもの入れ食いには程遠い感じです。
仲間が帰る九時頃になってもクーラーには数えるほどしか入っていません。

これでは帰れないなと今夜は徹夜を覚悟しました。
仲間の船が居なくなり改めて錨を入れ直して釣り再開です。
その頃から霧も出て周りは何も見えない状態、小雨も降り少し寒いくらいで慌てて合羽を羽織りました。

ぽつぽつとではありましたが、型も良く丸々としたイサキが顔を見せるようになりました。
やはり夜は餌取りに悩まされないのが良いですね。
でも明確な当たりはあるのに針外れで逃げられる方が多く、その対策に頭を悩ませました。

この時期のイサキは大型程底の方でしか餌を食べず、少し棚が違うだけで全く当たりが無くなるのです。
上の方だとウリ坊が針に掛かり、それを食べるヤリイカが釣れたりしてそれは嬉しい外道ですが楽しくはありません。

丹念に棚を取り直すうちにゆっくり巻き上げているとイサキが飛びついてくるのに気付きました。
今までは釣り棚が決まるとリールのカウンターでそれ以上は落としませんでした。
でも毎回底近くまで落としてからゆっくりと巻き上げているとハリスの長さ程の棚まで巻き上げる途中に必ず当たりがあるのです。

しかもそのまま巻き続けているとさらに追い食いして、ダブル・トリプルとなり重くて巻けない位となります。
そしてほとんど上あごに掛かって外れません。
それが判ってからと言うもの入れては喰いの繰り返しで休む間もありません。
ほとんど型も良く中にはキロクラスもいます。
周囲がやや明るさを増す頃には大型クーラーに入りきらずに足元に散乱状態。

二人で釣った分とは言え、すべて釣り友が持ち帰るのですからもう十分だと、あちこち配る予定のある彼も満足したようです。
私も好きな釣りとは言え疲れましたが、充実感で先ほどまでぐっすり寝ることが出来ました。

鯛ラバサビキで良くイサキが釣れますが、やはり餌釣りでもゆっくり誘いあげるのは有効ですよ。
もちろん当たりのない時にはまたゆっくり落とし込み、誘いあげるの繰り返しです。
上げ・落とし、どちらでも釣れますがほとんど一回の上げで釣れる状態でした。
潮も流れていてちょうどお食事タイムに入ったせいかもしれませんが、皆さんも是非お試しあれ !