すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

全国和牛品評会に行って来ました。

2012年10月28日 | 日記
島の畜産農家や関係者たちとバス二台を仕立てて、ハウステンボスまで行って来ました。
7時30分出発、二時間かけて到着しましたがもうもの凄い人でです。

審査会場は満席で入れない人達が長い行列を作っています。
中に入れない人達の為外では大型スクリーンで会場の様子を見せていました。

私達は数名づつに分かれて各出店や各県の出品牛の繋がれているテントなどを見て回りました。
長崎県のテントでは島唯一の出品者を激励し上位入賞の手ごたえも感じました。

宮崎県のテントには私が勤務して担当していた農家も来ていていろいろ話が弾みました。
なにしろ口蹄疫でゼロからの出発でしたから、以前は15頭いた牛もまだ8頭になったばかりでこれからだという事です。

でも品評会に出品するほどの牛を飼育すること自体難しいのに良く頑張ったねと励ましました。
その彼の牛が昼からの審査で若牛の部でなんと最優秀を獲得したのです。
私もとっても嬉しく感激でした。

付添い出来ていた、昔の仲間や関係者とも一緒になってお互い「元気にしているかい」と旧交を温めたり、ともに喜びあいました。
何よりこれほどにあの災害から回復してくれた事を嬉しく思いましたね。

午後最後の第七区、種牛(メス牛)群の部には島唯一の出品牛が他の三頭の牛と共に出ました。
審査が進むとともに、それらの代表牛が次第に前の方に引き出される時には興奮しましたね。

初めの各県の牛の群れ(第三席)から上位に選ばれたものだけが前の列に集められ(第二席)、その群れの中からさらに前に選抜されて(第一席)となり、その中から最優等賞、二等賞、三等賞(ここまでが入賞)以下続きます。

長崎県は過去各部門ともに入賞したことはありません。
今回その最前列まで引き出されたのですから島の仲間達も固唾を飲んで審査を見守りましたよ。
流石に畜産県、宮崎の群が優等、次いで鹿児島県そしてその次の三等に見事なったのですから、皆大興奮です。

肉牛(雄牛)の部の第八区では枝肉審査を経て、長崎県の牛群が初の最優秀賞に輝き、開催県としては面目も保てました。
私も故郷宮崎が今回も素晴らしい成績を各部門で収めましたし、長崎も過去最高の成績を出すことが出来て嬉しい限りでした。

帰りのバスは一名の行方不明者が出て大騒ぎ、年寄りでもあるしと皆心配しましたが、御自分で間違われて早めのバスで帰宅されていた由、安心した次第でした。
バスの中では良い成績だったこともあり、ビールや酒の差し入れに大騒ぎしながらの帰宅となりました。

写真はたくさん撮りましたが、会場の様子などはのちほどデジブックにでも仕上げて報告し直します。

写真左  優等賞に輝いた宮崎の知人の若牛
   中  見事三位の島の仲間と種牛
   右  沢山ある各県の焼肉コーナは凄い行列

全国和牛品評会(和牛のオリンピック)がハウステンボスで開催されてます。

2012年10月25日 | 日記
五年に一回開かれる全国和牛品評会が今日からハウステンボスで29日まで開かれます。
畜産関係者にとってはまさに和牛のオリンピックと言うところです。
全国から各県を代表した素晴らしい牛たちが勢ぞろいしました。

小牛から若牛そして親牛まで各部門別に体格や発育状態、品位などを競うのです。
親牛の部門になるとそれに繁殖成績なども加味されて、日本一の牛が決まります。

もちろん肉牛の部では解体され枝肉の歩留まりやサシ(脂肪)の入り具合などが評価されます。
五年前は九つの部門で七部門に宮崎の牛が最優秀賞を獲得し私たち関係者は大喜びしたものです。
今年は口蹄疫の影響もあり苦労したと思いますが、頑張ってほしいものです。

今は私は長崎の畜産関係者ですから、もちろん地元として良い成績を上げてもらいたいな。
この島からも一頭代表牛に選ばれ、畜産技術者など関係者は毎日牛の手入れや運動など大変でした。

彼等は早くから会場であるハウステンボスに出発して頑張っています。
私はほかの農家の皆さんと28日にバスを仕立てて見学に行く予定です。
その日には成績発表があるのですが、最後まで残って賞を取ってくれないかな~。

会場では各県の美味しい肉の食べ比べやアトラクションもあり、色々楽しめます。
もしお暇の方がおられましたら、是非おいで下さい。
ついでに生月島まで足を延ばして魚釣りなど如何ですか。
大歓迎いたしますよ。

秋晴れの下、島の散策

2012年10月23日 | 日記
昨夜来の暴風雨も収まり、まだ風は残っていますが綺麗な秋晴れです。
釣りに行けず家でうじうじしていると、散歩にでも行こうかと女房からのお誘い。

昼食後に島の放牧場「山頭草原」を歩くことにしました。
ここは牛の放牧をしているところですが、遊歩道もあり見晴らしも良いので小学生たちも時々遠足に来る場所でもあります。

あちこちに落ちている牛の糞を避けながら、ゆっくり時間をかけて散策しました。
生月大橋や風力発電の風車、島の東にある壱部や舘浦の街並みが眼下に見えます。
今日は五島列島が良く見えました。
何より秋空を写した海の蒼さが綺麗でした。

愛犬「マロン」も大喜びで私たちの前後を走り回ります。
放牧中の牛たちがパニックにならないかと心配でしたが、数頭がこちらを眺めるほかはのんびりと草を食んでいました。

まだ時間もあるからと、その後は島の南にある大橋公園の海岸沿いの遊歩道も歩いてみました。
海では数名のサーファーがサーフィンを楽しんでいます。
風が強く波があるとはいえ、宮崎の海岸の波を見慣れた私にはとてもサーフィンが楽しめるほどの波とは思えませんが、こちらでは待望の波という事でしょう。

さすがに疲れたのかマロンは今ソファーの上で鼾をかいてお休み中。
私も明日からの凪に備えて、ちょっと昼寝でもしましょう。

凪の海 今日も鯛ラバに出かけました。

2012年10月21日 | 日記
昨夜は夜のアオリイカ釣りで遅かったので今朝はゆっくり遅寝を決め込んだのですが、外は風もなく珍しく二日続けての凪です。

そうなるとやっぱり出てみたくなるのですね。
港に着くと釣り友はすでに出港していて、日曜日なので県外からの釣り人も多くたくさんの船が浮かんでいます。

まずは近場のポイントを攻めてみますが、潮が流れてなく風もない為ラインはほぼ直角に落ちて行きます。
これでは釣りになりません。
鯛ラバの上に付けたサビキにもいつもなら釣れるはずの鯵やイサキすら釣れて来ないのです。

これでは駄目だと、島の北を流れる本流筋を狙う事にしました。
本流筋は常に潮が速く、大潮の時などは激流となり釣りになりませんが、むしろ小潮回りは狙い目です。

案の定舟は適当な速度で流されて、ドテラ流しには最適です。
駆け上がりを狙うと一流しごとに当たりがあります。
大鯛こそ出ませんでしたが、イサキや真鯛が頻繁に当たって来ました。

キロクラスを二匹確保したところで今日は終了、夜のアオリイカ釣りも今日も出来そうなので昼には早上がりとしました。