すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

今日は農作業

2013年12月25日 | 日記
島から一か月半ぶりに戻ると小さな自家菜園は草ぼうぼう。
でも前回帰省時に植えておいた野菜が雑草に負けじと立派に食べ頃に育ってました。
とりあえず収穫しましたが、大根・チンゲン菜などはとても夫婦で食べきれる量ではありません。

お隣近所にもお配りします。
それでも大根は女房の足より太くなっていてそのまま干すのは無理ですね。
ホームセンターから千切りスライサーを買って来て、今から千切りダイコンにし干して保存食作りをします。

チンゲン菜は湯掻いて冷凍保存でしょうか。
生姜も葉が枯れてましたので、掘りあげてこれも摩り下ろしたのをパックして冷凍します。

センモトも何株か掘り起こしてみましたが、これはまだ株が小さくもう少しかかりそうです。
私はこれの湯掻いたのを酢味噌で食べるのが好きなので今夜のおかずの一品になるでしょう。

春に植えておいたピーマンは露地栽培なのに未だに青い実を付けていました。
花もまだ付いています。
やはり南国宮崎は暖かいのですね~。

永い間ほったらかしていても、植物はちゃんと育ってくれるのです。
畑の手入れが済んだら今度はさやいんげんでも植えておきましょう。
次に帰る早春頃には食べ頃になっていてくれるかな。

今年の竿納め

2013年12月22日 | 日記
二週間続いた時化の為明日から宮崎に帰るのに持ち帰る鮮魚を確保に今朝は大敷網のお手伝いに行きました。
ちょうど端境期なのでしょう、今まで沢山入っていたカマスは少なくなり代わりにサンマが入りだしています。
烏賊もヤリイカは少なくなりスルメイカが多くなりました。
青物もいますがアラが何匹もいたのには驚きです。
冬の高級魚、高値で売れるのだろうな~。

お蔭様で私は大きなヒラマサ、それにアオリイカやサンマを頂き宮崎への土産にすることが出来ました。

網揚げの終わる頃にはうねりもやや治まり、港の前には手漕ぎのカヌーなども出て久しぶりの釣りを楽しんでいます。
それならと私も早めの昼食をとり舟を出してみました。
明日の準備もあり長くは出来ませんが港のすぐ冲で今年最後の釣り納めです。

やっぱり港の前はエソばかり、この前から針を切られてばかりいたので今回はエナメル線で作ってみましたがやはり細すぎたのか切られてしまいます。
エソの少ない少し深みを探る事にしました。
エソもいない代わりに他の魚も居ないのかな。
全く当たりのないまま時間だけが経過していきます。

近くでやっている釣り友も今日は全くダメと言って帰ってしまいました。
風と潮が反対なので舟もほとんど動きません。
諦めて移動しょうとした時、魚探に魚影が映り始めました。
中層に小魚の群れとそれを囲むように大型魚が映し出されています。

それまで30巻き位で再び落としていたのですが、それならともう少し巻き続けてみます。
40巻きほどで咥えた当たり、すぐに離しましたがそのまま巻き続けていると50巻き過ぎてズシンとした手応えです。

糸は激しく出て行き、なかなか止まりません。
青物だと確信し、エンジンを掛け追いかけました。
ラインが垂直くらいになると流石に糸の出はいったん止まりましたが、まだ何度もドラグを鳴らして逆転します。

それでも少しづつ糸を巻けるようになりポンピングをしていきました。
今日初めての良い手応えですから丁寧にと心に念じながら浮かせに掛かります。
糸があと残り20M程になると抵抗も弱まり、舟の向こうの方にラインが斜めに走るのです。

青物ではないのか? 浮いてきたぞ、と思う間もなくかなたの方に白い魚体が浮き上がりました。
なんと74cmの大鯛でした。
ずいぶん流されたので元のポイントに戻り再び舟を流します。
すぐに当たりがあり小型ですがこれも真鯛でした。

港を出て五分の近場のポイントですが、やはりベイトの居る側には大物も居るのですね。
しかもそのベイトを食べに真鯛もずいぶん上まで浮いて来ているようです。
今まで過去に釣れたポイントを魚影がなくても主に流すようにしていましたが、やはりベイトが映る所が正解かもしれません。

なんとか納得のいく釣果が得られた今年の竿納めとなりました。
今年はスランプの長かった一年でしたが、終わり良ければという事で締めくくれて満足です。

これで充分な土産を確保して宮崎に戻れます。
正月には娘夫婦も帰ると言ってますので、良い新年が迎えられそうです。

皆様も締めくくりの良い釣りをされ、素晴らしい新年を迎えられる事を祈念申し上げます。

時化の合間に船外機点検

2013年12月19日 | 日記
近年を振り返ってもこうも時化が続いたのは覚えがありません。
その間港に行っては舟の点検など手入れをしてきたのですが、先日思い切って船外機を取り外し点検を依頼しました。

新品を買ってすでに7年目、オイル等は毎年交換していますしエンジンそのものは快調なのですが、あちこち動きが悪くなっていました。
ついでにオイルやエレメントの交換、防蝕亜鉛の取り換え、などもやり今日それが終え舟に取り付けたところです。

こんな事は全部自分でするのが当たり前なのでしょうが、私があまり自信がないので餅は餅屋で専門家にお願いしていたのです。
お金は掛かりましたが安全のためには仕方ないかな。

私は来週からまた宮崎に帰り正月は向こうで過ごす予定、島に戻るのは一月の末になります。
私は当分使わないのですが、その間釣り友達が舟を自由に安心して乗れるようにとの配慮もありました。
年末から正月の休みに釣りに行くのを楽しみにしていますからね。

後は船底の清掃と塗装も近々やらねばなりませんが、それは帰ってからにします。

天気予報では日曜日頃まで舟は出せそうもなく、宮崎に持ち帰る魚は冷凍物だけになりそうです。
その前になんとか定置網のお手伝いに行って鮮魚を少しお裾分けしてもらおうかな~。

今日は餌釣り、 イサキが入れ食いでした。

2013年12月04日 | 日記
このところ港の前にカマスの群れが寄って来ていて、それを喰うフィッシュイーター達も沢山集まっています。
波止からのジギングで狙う釣り人も多く、ヤズなどの釣果が揚がっています。
私は船から鯛ラバで昨朝に五本釣りましたが、女房からはもうヤズはいらないと申し渡されました。

それでは今日は別の物を狙おうと冷凍庫に眠っていた餌を使う釣りをすることにしました。
イサキ釣りでは天秤の先にハリス4尋の三本針を使うのですが、真鯛も釣れればと今回は6尋にします。

港を出ると釣り友はもう鯛ラバをやっています。
すでに良型の真鯛とヤズを数本釣り上げたとの事、私もまずお土産確保にと錨を入れての天秤釣りをしてみる事にしました。
やはり朝間詰めは活性が高いですね。
餌を撒くとすぐに魚探に大物たちが上下するのが映ります。

もちろんすぐに当たりです。
まずは小型のヤズ、そして70cmの型の良い奴と続きます。
それからもイトヨリなどが来て、これなら真鯛も来るかもと思う間もなく57cmの真鯛のお目見えでした。

一応お土産は確保できたので、今日の狙いのイサキ釣りへとポイントを移動する事にしました。
イサキ釣りは錨入れが難しいのです。
今日はまだ風が強く錨綱を長く出さなければなりません。
風向きや潮の流れを計算に入れ、ここぞと思うポイントに入れるのですが、何回か入れ直さないと上手くポイントに入りません。

今朝はやや失敗して少し外れてしまいました。
でもまずはやってみようと仕掛けを入れて棚を決めます。
しばらくは反応なしです。
それならと両舷から二本の竿を出すことにしました。
ぽつぽつとイトヨリは釣れ、小型ですが真鯛も来ます。

狙いのイサキが釣れないので錨を入れ直そうとした時、風が収まり舟は潮の流れに乗りポイント近くに来たのです。
するとすぐに竿が撓りましたね。
イサキがトリプルで揚がって来ました。

それからが入れ食いです。
まだ縞の残るイサキも混じりますが、良型から小型までひっきりなしでした。
とても二本の竿を操る暇もなくすぐに一本にして釣りましたが、仕掛けがなじむとすぐに当たりですから大忙し。
それでも一時間ほどで潮が速くなり仕掛けが浮き上がるようになりました。
こうなると錘の重い奴に替えると良いのですが、程よく釣ったので引き揚げる事としました。

流石に港でクーラーをあげるのが重く、ちょうど居た釣り友に手伝ってもらいましたよ。
久しぶりに大漁の満足な一日でした。

海の幸・山の幸に恵まれた一日でした。

2013年12月02日 | 日記
今朝も柳の下のドジョウならぬ鯛を求めて行ってきました。
予報に反して西風が強くなかなか舟を思うように流せません。
まずは港を出てすぐの大敷網のそばからヤズ狙いで開始です。

流石に朝は活性が高く、エソや小型のヤズが食いついてきます。
サワラもいるようでまたまた仕掛けを取られてしまいました。
仕掛けを作り直してこのポイントの最後の一流しを入れ、回収の為早巻きをしたとたん、ガツンと大きな当たり。
ワラサクラスのようで結構糸が出て行きます。

エンジンを掛け追いかけながらの巻き巻きも、竿とリールの感覚が掴めて意外とスムーズに取り込むことが出来ました。
3k強のヤズ、丸々として旨そう。
これで次の真鯛のポイントに移動できます。

狙いのポイントは少し沖目、昨日釣ったところを流しますがそこには青物狙いの漁船が三隻ほど曳き縄をしていて上手く流せません。
少し離れた沈船ポイントをやってみる事にしました。

これが正解でしたね。
最初は当たりはさほどではなかったのですが、すぐに強い絞めこみです。
どうにか使い慣れた竿とリールで意外とスムーズに浮いてきたのは3kの大鯛でした。

すぐに〆を入れ血抜き、氷に放り込み、元のポイントに舟を戻します。
するとまたすぐに当たりです。
これも2k程の良型でした。
今日はこれで満足引き上げる事にしました。

先ほど島の農家から頼んでいたイノシシが獲れたと連絡がありました。
雌の60kくらいと食べるには最高の条件です。
雌は臭みもないし、あまり大きいのは肉が硬くなるのでこの位の大きさが良いのです。

箱罠で獲れたやつですからまず島で唯一人狩猟免許を持つ仲間が処分してくれたのを、私がすぐに放血、解体するのです。
昔使っていた解剖等を研いで用意万端、もうすぐ出かけます。

今日は海の幸・山の幸に恵まれた素敵な一日となりました。
イノシシは鍋も旨いのですが、燻製肉も今回は挑戦してみようと思っています。