久しぶりの鯛ラバ お正月用の魚を確保できました。

最近マイフレさん達からの鯛が釣れたとの日記がたくさん入ってきて、お正月の為にも拝み鯛を確保しなければと焦っていました。
女房は宮崎市にある中央卸売市場に暮れになったら買に行こうと申しています。

元漁師としては情けないことになったと嘆き節でした。
それではと急遽鯛ラバをやる遊漁船に昨日予約を入れてみました。
幸い今日は空きがあるとの事、すぐに同乗を願いしましたよ。
今朝は四時半に起きて片道一時間、土々呂漁港に到着です。

少し風が強くて心配しましたが、海上はさほどなく程よい流れとなっていました。
釣り客は私と若者の二人、船長も竿出ししますが三人なら大きな船ですからゆったりあります。

まずは朝間詰めの小一時間だけ釣れるという水深34Mの浅場で釣り開始です。
しばらくぶりの鯛ラバに心逸るまま落とし込みました。
すぐに船長に当たり、結構な竿の曲がりでしたが苦も無く良型の真鯛をゲットです。
ジギングから始めた若者はすぐにインチクに替えこれも難なく大鯛ゲットです。

一人取り残された私は焦りましたね。
鯛玉錘を40号から30号にネクタイも緑から黄色に変更、そしたらすぐに私にも当たりです。
しばらくは糸を巻けないまま何度も糸を出され続けました。
ようやく巻けるようになってからも最後まで糸を出す抵抗を続けます。
これは大鯛と思いましたが、70cmの綺麗な雌の真鯛でした。

その後は当たりもなくなり、50mの深場に移動です。
そこでは若者がインチクで指四本の太刀魚ゲット。
私には当たりはあるもののエソやサバフグです。
でも根気よく巻き巻き続けましたよ。
そしてようやく二匹目の鯛の当たりを捉えました。

最初のより糸の引き出しもさほどなく意外とスムーズに上がってきたのはこの日最大の75cmのおでこの出た雄の真鯛でした。
やはり雌のほうが小さくても引きは強いですね～。
「もう私は今日の目標達成、あとはどうでも良いです。」なんて言ったのが間違い。
その後はなんとエソのオンパレードとなったのでした。

しかも大半は途中でハリスを切って逃げていきます。
針だけなら良いほうで仕掛け全部持って行かれたのが三回ありました。
終盤に一度大きな当たりを捉えたのですが、これも途中でハリス切れ、エソにやられて傷ついたまま使っていたのが原因でしょう。
やはりこまめに仕掛けは交換したほうが良いですね。

真鯛を尻尾を曲げて放り込んだ40リットルのクーラーは沢山のエソで重いくらいです。
帰ってからの始末を考えると大変ですが、鯛だけでなくエソの天ぷらや蒲鉾がしばらくは食卓を賑わせてくれるでしょう。