すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

読書三昧の日々

2012年11月30日 | 日記
自称漁師もこう風が強く海が荒れてはすることもなく家でくすぶっています。
それではと今まで積ん読ばかりだった本を取り出しては読み進めています。

そればかりか島の図書館が移転しその為廃棄図書となったものもたくさん貰ってきていたので時間つぶしには十分。
妻も読書が趣味で自分の年金はすべて本の購入に充てると言うくらいですから、彼女の買ってきた本で私も興味があるのは残してもらってますから随分溜まっていたのです。

私はノンフィクションが好きですが、司馬遼太郎や吉川英治の歴史小説も好きです。
これらは長編で何部もあるので読み始めるときりがなく、夜更かししすぎて女房に時々怒られてしまいますが・・・。

それでもこう釣りに行けない日々が続きますと沢山の本を読むことが出来ました。
歴史物、それもノンフィクションとなるとその時代の主人公や周囲の人々の考えや行動に色々感じさせられることが多々あります。

もしあの時こうしてたら時代も変わったかもなどと想像したりすると、読後も寝付かれない事もしばしばです。
お蔭で少し睡眠不足かな。

もう少し柔らかい物をと今開高健の「フィッシュ・オン」を読み返しいてます。
若い頃買ってた本ですが、宮崎の家の本棚からこの前見つけて持ち帰ってました。

若い時にはルアー釣りなんて興味もなかったのですが、いま読み返すとあの頃からそんな釣りをしていたのかと改めて彼の凄さに驚かされています。

そしてアラスカのオヒョウ釣りやキングサーモン釣りに私も挑戦したいなと夢のようなことも考えているのですが・・・。
勿論私のような年金生活者には夢の夢なのですが、昨日は妻が年末ジャンボ宝くじを買ってきたみたいですので、年末までは私も一緒にそんな夢を見させていただきましょう。

釣り日記を書きたくない程なのですが・・・。

2012年11月22日 | 日記
十一月に入ってこの島では風が強く釣りに行けない毎日、それならばと所用もあり先週は一週間ほど宮崎に里帰りしてきました。

流石は南国宮崎、冬の北風は霧島山脈に阻まれ暖かいうえに風も弱く海はべた凪です。
友人の船で二日ほど竿を出すことが出来ました。
青島沖の黄金の瀬と言う一級ポイントでしたので、釣り船も多く集まっています。

ここは若い頃何度かメジナ釣りに通ったことがあります。
船の上からボイルの沖アミをパラパラ撒きながら浮子下一尋で浮子流しで釣るのですが、大きな衣装箱に一杯釣った覚えがあります。

今回は久しぶりでもあり、友人の竿を借りて天秤釣りをしました。
イトヒキアジやシロダイ・ハマチなどいろいろ釣れたのですが、大物の当たりが二日で四度もあったのにいずれもものに出来ませんでした。

10号のハリスが切れたり、PEから切られたり、一度は置き竿にしていたら一瞬で竿が海に突き刺さったかと思うとクッションゴムから切れてしまいました。
少し古い仕掛けだったせいもあるのですが・・・。

大物釣り師を自称している私としては本当に情けない次第です。
三度に一度くらいはものにしないといけないのに、四度もとは !

しかもこちらに帰ってきて、今朝は久しぶりに凪になり舟を出せたのに、たった一度だけの大きな当たりも数度の突込みにあっけなくハリスを切られてしまったのです。

午後からは風も強くなり、午前中だけの出漁でしたが軽々としたクーラーを女房に笑われてしまいました。
そういえばもうずいぶん大物とは対面していません。
勿論竿先までは挨拶に来てはくれているのですが、私の力量不足で取り込めないだけなのですが。

このまま今年も暮れてしまうのでしょうね。
メーターオーバーの大鯛・平戸のモンスター「ヒラモンちゃん」に逢えるのは来年の初夢になりそうです。

ムツの干物作り

2012年11月11日 | 日記
このところ強風が続き釣りに行けない毎日、ついに我が家の干物が切れてしまいました。
干物がないと朝食が美味しく頂けません。
仕方がないので今朝は漁協のお魚市場に干物用の魚を買いだしに行きました。

自称漁師がお魚買いとは情けないのですが、背に腹は代えられません。
開店の十時にはすでに多くの人が店の前に並んでいます。
早くいかないと良い魚はすぐに売り切れてしまうからです。

カマスやシイラそれにケンサキやアオリなどの烏賊類も沢山並んでいます。
干物用ですからカマスにしょうかと迷ったのですが、30cm程のクロムツを見つけこれに決めました。
クロムツは小さくても脂が乗って旨いからです。

持ち帰りすぐに私が下処理し、妻が開いて塩を振ります。
それを回転式干物乾燥機にかけます。
三・四時間で乾いてくれそうですから、今夜の夕飯には間に合いそう。

ここは新鮮な魚が色々手に入るのは当然ですが、私としては刺身や各種料理も悪くはないのですが、干物が何と言っても一番好きかな。
少し水分が飛んで、魚の味が濃縮して旨味が一層増すように思えるのです。

皆さんはどのような料理が一番のお気に入りでしょうか。
勿論高級レストランの手の込んだ料理は美味しいのでしょうが、家庭で食べる時にはいかがですか。

今日の釣り  ついてない一日でした。

2012年11月09日 | 日記
今日と明日は天気予報では風も収まり何とか釣りに行ける予報で、釣り友も昨日から来島し今日からの二日間「釣り三昧」を楽しむ予定なのです。

 彼は前回来島してからこの島が気に入り、彼の宮崎に置いてあった船を持ち込んで、そのうち家も借りて島の生活をしたいと意気込んでいるのです。

今日はその彼の船で初の出港です。
初めての出港ですから何かと準備に手間取りながらも九時前にはポイント到着、アンカーを投入し釣りを始めます。

私が準備をする間もなく、すぐに釣り友が「来ましたよ ! 」と大きな声をあげました。
見ると竿は小気味よくときどきお辞儀を繰り返します。
一投目にキロ級の真鯛のお目見え、幸先良しと思いましたが・・・。

私もすぐに仕掛けを入れますが何か変です。
GPSを見ると随分ポイントから離れています。
風が強まり錨が効いていなくて流されていました。

それでもなんとか止まったので釣り続けましたが、今度は潮が速くなり底が取り辛くなりました。
私の舟だとすぐに重い鉛に取り替えるのですが、それも持ってきていません。

仕方なく潮の緩い所へ場所替えの為、アンカーを揚げようとしますが今度はそれが揚がらないのです。
瀬にがっちりと食い込んだ為、船が止まっていたのでした。
いろいろ試みますが、逆さ錨になって揚がるはずなのにダメ。
とうとうロープを切る羽目になってしまいました。

替えのアンカーを取りに帰り再度出漁、今度こそはと粘りましたがそこは小魚の猛攻に遭い餌ばかりがとられて揚がって来ます。
たまには小さなイトヨリや小鯛、餌取りのフグやキビナゴまで上がって来ます。

なにせ船の周りではあちこちで鳥山が立つボイルがあり、小型のシイラなどが周りをうろちょろしているのですから。
時々そのシイラが掛かり仕掛けを降ろすのを停めてしまいます。
その下には真鯛もきっと群れを成して泳いでいるはずなのですが・・・。

午後からは用事があり早上がりしなければならなかったのですが、何とか釣りは出来たもののトホホの一日でした。
明日こそはなんとか大物を仕留めて釣り友の船の係留祝いをしたいものです。