すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

愛船との別れ

2014年10月31日 | 海釣り
昨日ついにわが愛船を廃船処理いたしました。
その費用が10万円掛かりましたが、今まで楽しんだことを思うと本当に有り難うと感謝の気持ちで見送りました。
島に来てから八年間、船を世話して頂いた師匠の指導のもといろんな魚をたくさん釣りましたね~。

そのうち大勢の釣り仲間も出来、それぞれが得意とする釣りの方法なども教わり、いろんな釣りに挑戦しました。
季節ごとに狙う魚が変わり漁法も色々で面白い経験でした。
大きな棒浮子を使った浮子流し釣り、生きたカマスを泳がせての釣り、いずれも大物が面白いように釣れました。

大敷網のロープに繋いでのイサキの夜釣りや、ダンゴ釣りも繊細で面白い釣りでした。
船をゆっくり走らせて餌木を引っ張るアオリイカ釣りもユニークな漁法ですね。

ジギングもやりましたが、最近覚えた鯛ラバが吃驚するほどよく釣れましたね。
真鯛は勿論底モノや青物まで、はては烏賊も釣れたりしました。
これからはこの島で釣りをする機会はそう多くはないと思いますが、私の体が動くうちは訪ねて来て釣りもしたいものです。

来週末の離島に備えて家の中の片づけをやってます。
宮崎に持ち帰るものは以前ほとんど持ち帰ってますから、後は処分していくものの整理です。
意外と荷物が増えているのに困惑してはいますが。

そんな中 今日は釣り友の船で釣りに行くことが出来ました。
船を失くした私を釣り友達が気遣ってくれてありがたい事です。
残された島での時間を目いっぱい楽しもうと思っています。

私は大物の顔は拝めませんでしたが、真鯛やハタ類それにサバフグなど数は充分なほど確保しました。
昨日白菜を頂いたので今夜はアコウとフグで鍋物をする予定です。
本当に魚に関しては口が肥えてしまいこれからの生活が心配ですね。


平戸の海は私を歓迎してくれました。

2014年10月25日 | 海釣り
私が島に来たとたん天候も回復し海が凪いできたそうです。
昨日は船の後始末や諸々の用事で釣りには行けませんでしたが、仲間達は一斉にあちこちに走って行きました。
でも釣果は皆芳しくなかったようです。

今朝は午後から福岡に用事があると言う仲間が、午前中だけでも釣りを誘ってくれました。
もちろん一つ返事で釣れて行ってもらう事に。
本当に久しぶりに平戸の海の香りをいっぱい嗅ぐことが出来ましたよ。

このところあまり良くないとかで釣果は期待してませんでしたが、キロクラスから塩焼きサイズの真鯛を四匹にヒラアジやサバフグなど小さなクーラーに一杯釣ることが出来ました。
平戸の海が私を歓迎してくれてうれしかったですね~。

鯛ラバを巻き巻きするのも久しぶりで、本命の真鯛がリールを逆転させ糸が出て行く音を聞くのも久しぶり。
体中からアドレナリンが吹き出しましたよ。
仕掛けを切られたりボロボロにされたりで嫌な感じのサバフグも大きくなり旨いし私は大好きな魚でもあります。
これの干物で焼酎を飲むのも乙なものですよ。

明日は大敷網のお手伝いの声も掛かり、船がなくとも結構楽しい日々を送ることが出来そうです。
廃船の事で落ち込んでいた気分も次第に薄れていくことでしょう。
昨夜はアオリイカ釣りにも同行して良型の烏賊をゲット出来ました。
お蔭てこれからしばらは恵まれた食卓を囲むことが出来そうです。

ついに廃船に

2014年10月23日 | 海釣り
義母の退院も決まりようやく落ち着けたので、今のうちにと島に戻る事にしました。
今回は色々あって二週間ほどの短期滞在です。
上手い具合に天候も回復傾向にあり釣りに行けると楽しみにしていたのですが・・・。

友人からの電話で前回の台風の時係留ロープが切れ私の舟が大変な事になっていると知らされてはいたのです。
昼に島に到着、すぐに舟を見に行ってみました。
船の舳先にある錨ロープを繋いだりするカンヌキと言う横棒やバッテリーボックスが外れてブラブラです。

船底にもいくらか傷があるみたいだし・・・。
もちろん修理すればまだ使えるのですが、これからのことなど考えるとそろそろ潮時かとも思えたのです。
釣り友達が私の居ない間なんとか面倒を見てくれているのですが、そうそう好意に甘えることも出来ません。

私が島に常時居るのならすぐに修理するか船を買い替えるかするのですが、これからもせいぜい二三か月に一度来れるかどうかです。
色々悩みましたがこの際廃船にすることに決心しました。
ぐずぐずと悩み続けるよりとすぐに廃船の手続きに行ってきました。

明日からは船の解体に向け、有用な部品を外したりする作業があります。
もちろん釣り友達の船で釣りにも行けるでしょうが、これから自由に使える船がないのはやはり寂しいですね。
でも良く考えてみるといずれは動けなくなる時が来るでしょう。
そうなったり、事故を起こしたりする前に決心したことは正解かもしれません。

この島に来てから七年間ずいぶん楽しませてもらいました。
舟無くなるとこれからは島を訪れる事もなかなかになるのかな~。
でも出来る事ならこれからも元気に島に通いたいものです。



久しぶりの日向灘の釣り

2014年10月19日 | 海釣り
日曜日に海が凪いだのは何週ぶりでしょう。
昨日釣り友から明日は行けそうだと電話があった時には、すぐに行きますよと返事をしました。

昨夜は中学時代の同窓会、クラス担任だった88歳の元気な恩師を迎えての総勢33名の同窓たちと旧交を温めました。
もちろん二次会もありましたが私は帰りの電車の都合や、翌日の釣りの事もあり失礼しました。
流石に酔いも手伝いすぐに布団にダウンしましたが、五時には目を醒まして準備です。

6時近くになると辺りも明るくなり出港です。
久しぶりの釣りとあって期待も高まります。
今朝はそう探すことなく魚影を見つけアンカーを放り込みました。
一投目からサビキに反応がありアジゴが鈴なりで揚がって来ます。

しばらくはアジゴを釣り続けましたが、たくさん釣ると後の始末が大変です。
後はアジゴが掛かってもそのまま竿を揚げずに大物が掛かるのを待ちます。
この辺りはヒラメやオオニベが良く釣れるのですが、今朝はそんな当たりはありませんでした。

諦めて巻き上げていると何か大きな魚がサビキに附いたアジゴを追って水面まで姿を見せたのです。
何かいるぞと今度は海底から少し上げたところで待ってみる事にしました。
ぐんと竿先を抑えたと思ったらドラグを鳴らして糸が出て行きます。
指ブレーキを掛けながら少しづつ巻き上げました。

海面近くまで来てもまだ抵抗しています。
タモ網を用意しようとしたとたんに最後の抵抗に遭いサビキのハリスから切られてしまいました。
すぐにサビキを太いのに替え挑戦です。
そしてまた当たりを捉えました。

今度こそ逃さないぞと慎重にやり取りして姿を見せたのはカンパチでした。
よしこれで刺身が出来たと一安心です。
その後は大物の当たりはなくなりましたが、底から2m程揚げて待つとアジゴではなく30cm位の中鯵が釣り始めました。

これなら干物でも握りでも何でも料理できます。
それからしばらくは入れ食いとなった中鯵を小型のクーラーのほぼ満杯になるくらい釣ることが出来ました。
まだ時間は八時をちょっと過ぎたところ、でも風も出て来たしこれ以上釣っても後の始末が大変なので早上がりとしました。

お蔭て昼前まで鱗落としと内臓取りに掛かりましたよ。
小鯵は南蛮漬け、中鯵は八角風味の揚げ餡かけ、カルパッチョなど本当に久しぶりに魚料理を楽しめます。
なにしろ我が家は自分で釣らないと魚屋さんから買って食べる事はありませんので。

魚が食べたいと言ってた後輩でも呼んで今夜は旨い焼酎でも飲むことにします。
なにしろ昨夜の同窓会で酒の醸造元である友人から彼の自慢の焼酎を貰って来たばかりなのです。


台風一過

2014年10月13日 | 海釣り
昨晩は早くから我が家のある高鍋町に避難準備警報が発令されました。
我が家は川のすぐそばにあるので万一のことを考え避難する事にしました。
とは言っても普通の避難所は犬は連れて行けません。
そこで女房の実家に行くことにしました。

宮崎にある実家は周囲を小山に囲まれほとんど風を受けないのです。
突然訪ねて行った義母は吃驚してましたが、いつもは帰る娘が止まってくれると言うので安心したのか嬉しそうでした。

今朝は早くに目を覚ましましたが、風雨とも大した事なく犬の散歩にもカッパも着ずに出掛けられるほどです。
もう暴風圏内に入ったとテレビでは言ってますが、思ったほどの強風でもありません。
そして昼前には台風の目に入ったようで風も弱まって来ました。
今では陽も射し、吹き返しの風が幾分ありますがもう台風の影響は治まったようです。

ところが昨晩までは普通に話をしていた義母が今朝起きるなり落ち着きなく、言葉も何を話しているのか聞き取ることが出来ません。
昨夜は雨戸も閉めて様子が違ったためか、また普段会ってない私を誰か認識できずに戸惑っているようでもあります。
まずは落ち着かせようと朝ご飯を用意しましたが、茶碗を上手くつかめずにポトリと落とす始末です。

これは変だと義弟と相談しかかりつけの病院に連絡してみました。
休日ではありましたが、すぐに連れて来てくださいとの事で今いろいろ検査を受けているようです。
まだ診断は出ていませんが、多分入院になる事でしょう。
少しは話しもまともに出来始めたとの事で一安心です。

一難去ってまた一難と言うところですが、いずれも大した事なく済みそうでほっとしています。
まだ皆さんと処では台風の通過を今か今かと心配されている方もおられるでしょうね。
大した被害もなく済むことを祈っています。