すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

オオニベについて

2014年03月13日 | 日記
宮崎県の県魚で養殖や放流もされているオオニベについて意外と知られていないのでお知らせ方々、若かりし頃の日記も紐解きながら解説したいと思います。

サーフからキスやグチ等を釣られた方は多いのではないでしょうか。
姿かたちはそのグチそっくり、ただし色は白銀で体長は2mほどにもなると言われています。
白身で脂の少ない淡白な味ですから、どんな料理にもよく合う重宝な魚です。

ニベは横の動きにはとてもタフで、サーフからのルアー釣りはそのファイトが凄まじい事で人気のターゲットになっています。
船からの釣りは浮かせてしまえば浮き袋が膨らみ意外と楽に獲ることが出来ます。
私の若かりし時の釣り日記がありましたのでご紹介します。

1998年11月29日

友人と弟と三人で出港、朝から調子よく鯵が入れ食い状態。
しかも型が良すぎて餌にするアジゴは釣れない。
それならと小さめの20cm程の中鯵を鼻と背に二本針を掛け置き竿で出しておく。

時々ヒラメの当たりはあるものの流石に餌が大きいのか飲み込むまでに至らない。
歯形を付けたまま餌だけが揚がってくる。
諦めて鯵釣りに専念、ふと見ると置き竿の先が海面に刺さって大きく撓っている。
地球でも釣ったのか竿をしゃくってもビクともしない。

やれやれと思い糸を切ろうとしたその時、突然グーンと動き始めたのだ。
その動きたるやブリやヒラマサみたいにがむしゃらに走るのでもない。
鯛やヒラメのように時折強く引く事もない。
俺は自由でいつもと変わらないと言わんばかりに悠然と泳いでいるのである。

慎重に少しづつ巻き上げてもう少しと思った時、突然ふわりと軽くなってしまった。
しまった逃がしたかと思ったその時、船の遠くにフカリと浮き上がってきたのである。
なんとメーターを越すオオニベだ。
口からは大きな浮き袋が飛び出していたのであった。

この日は鯵の他、この16kを筆頭に10k以上のオオニベを三匹追加して大漁だった。

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2 コメント

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Unknown (友吉)
2014-03-14 13:27:10
イヤ~凄い大きいオオニベですね~(>_<)
県漁とは、しりませんでしたぁ~
サーフからの、オオニベのシーズンはいつからですかぁ~?!
チャレンジしたい、漁種です(^^ゞ
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Unknown (すけさん)
2014-03-14 18:35:04
これは多分24kgのオオニベの写真だと思います。

やっと抱え上げましたよ。

切り身にしてあちこち配りました。
やはり大きすぎて大味でしたね。
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