すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

今日の鯛ラバ  ヤズ三兄弟のお越しでした。

2013年11月30日 | 日記
一週間吹き荒れた風も予報では幾分弱まるとの事でゆっくり愛犬との散歩を済ませ港に行ってみますと、釣り友達はすでに出港しています。
でも冲はまだ風がありますので近場を流しているようでした。

私も港を出てすぐの瀬周りから攻めてみる事にします。
まず来たのはエソ、やはり近場ではこれが釣れるのは仕方がありません。
北西の風に流され舟は少しづつ冲のポイントの方に向かっています。
魚探にもだんだん小魚の群れが写り始めました。

これなら青物が寄っているかもと期待も膨らみます。
巻き上げ30回、そろそろ落とし直そうかとしたとき、カツカツと小さな当たり。
そしてグンと竿を曲げたと思うとリールが勢いよく逆転していきます。
糸の出が止まりそうもないのでエンジンを掛け追いかけます。
でもやっと止まったかと思ったとたん、竿に抵抗が無くなってしまいました。

ハリスが1m程瀬擦れでボロボロになってました。
急いで仕掛けを作り直し舟を元の位置から流し直します。
そろそろかなと思う間もなく、再び気持ちの良い当たりと共に糸が走り始めました。
これも大きそうですぐにエンジンを掛け追いかけます。

いやはやそれからが大変でした。
巻いては出され、巻いては出されでいっこうに揚がって来ません。
少しづつ巻き上げあと50mと言うところから何度も伸されて巻き直しです。
全然上がらないので一時は何かに引っ掛けただけかと疑心暗鬼。

それでも時々急激に糸を引く生体反応があり、今度こそ逃さないぞと気合を入れ直します。
少しづつポンピングを繰り返し、いったいどのくらい時間が経過したのでしょう。
永い我慢比べを凌いでようやくタモに入れることが出来たのは85cm 5.1kのヤズでした。

その後も何度か流し直して当たりはあるのですが、ネクタイを取られたり、針を曲げられたりと調子よくありません。
なんとか二匹のヤズを追加できましたが、次第に型が小さくなり最初の逃がした大物を長男とすると最後の末っ子はやっと歩き始めましたと言うような小物。
今日はこれで良しと昼飯前に帰る事にしました。

憎っくきエソの天麩羅です

2013年11月27日 | 日記
昨夕釣ったエソ、80cmもある大型ですから利用せぬ手はありませんね。
でもエソの持ち帰りは女房に禁止されているのです。
すり身にするのが面倒だからと !

ですから私がすり身にまでするという条件でお許しを得ました。
昔は私が魚の捌き方を女房に仕込んだのですが、今でははるかに手早く始末してくれます。
だのに仕方なく私がやりましたが・・・。

大きいので小骨の太さも半端ではありません。
ある程度は包丁で取りましたが・・・。
棘抜きも使って苦労しました !

「いつまで掛かっているの ! 」と、とうとう女房に叱られてしまいました。
なんとかフードプロフェッサーに入れるように切り身にまではしましたが・・・。
後はお手上げ、女房にバトンタッチです。
釣りをするより疲れましたね。

蒲鉾にするにはその後すり鉢で丁寧にするのですが、今回は薩摩揚げ。
人参やピーマンなど野菜のミンチ状にしたものを混ぜ、卵と小麦粉少々、それに醤油や砂糖・酒で味付けして後は形を作り油で揚げていきます。

美味しそうでしょう !
愛犬マロンも大きな薩摩揚げを三個もぺろりと食べてしまいましたが、まだ欲しそうにしてましたよ。
でも太るから駄目ですよ !

カマスの泳がせ  エソの来襲に遭いました。

2013年11月27日 | 日記
今週いっぱいは強風の為舟を出せそうもありません。
でも昨夕から夜半にかけ少し風も弱まるとの予報。
北西の風だし風裏に当たる港の前は意外と静かです。

それではちょっとでもと波止の近くに今集まっているカマスを釣って、それを餌に大物を狙ってみる事にしました。
波止からも何人かの釣り人が竿を振りカマスを掛けています。
一番下に錘、その1m程上にトリプルフックを付け投げ入れて、錘が底に着いたら大きくしゃくると群れのカマスが掛かって釣れるのです。

私も波止の前に錨を入れ同じようにまず数匹のカマスをゲットしました。
時には魚探に上から下まで塊のような群れが通り過ぎるのが移りますから、舟の下に投げ入れるだけで簡単に獲れるのです。

それからちょっと沖合に錨を入れ直しカマスを泳がせます。
そこはちょうど瀬が落ち込んでいて魚道になっている為大物たちが良く釣れるのです。
カマスのしっぽに針を掛け、トリプルフックを背中に掛けると底に向かって泳いでいきます。
もちろんリールはフリーにして後は魚が底付近に到着するまで自由に泳がせるのです。

錘などは付けていませんから道糸を少しづつ引っ張りながら群れの方へと逃げていきます。
さすがに糸を引っ張っていますからよろよろと弱った魚が落ちてくるように見えるのでしょう。
餌だと気づいたフィッシュイーター達がそれを襲うという訳です。

このポイントは水深35m前後、糸を60m程も出すと底に着いたカマスは動かなくなります。
糸が出なくなったら30mほど巻き上げて再び泳がせるのです。
今まで少しづつ出ていたラインが急に走り始めます。

イーター達が待ち構えて咥えた瞬間です。
ラインの走りが止まり餌を十分に飲み込んだ頃を見計らいやおら合わせを入れて巻き始めるのです。

今までこのポイントでは青物や大鯛・ヒラメなど、25cmを超えるカマスを飲み込むほどの大物たちをゲットしてきました。
今夕も期待して数度の仕掛けの上げ下げを繰り返しました。
するとやっぱり来ましたね。
しかも巻き上げて落としたすぐでしたから、上の方で喰ったのでてっきり青物と思いましたよ。

でも意外と抵抗なく、でも重い手応えで揚がってきたのはなんと巨大なエソでした。
80cmほどの巨体でカマスを一飲み、トリプルフックをのどの奥深くに掛けていたので外すのにてこずりましたよ。
口からナイフで腹を裂いて外しましたが、気付いたらあちこち手を傷つけています。
鋭い歯に気を付けてはいたのですが、判らないほどの小さな傷口からはしばらく血が止まりませんでした。

すぐに仕掛けを再投入しましたが次に釣れたのもエソ。
最近エソが大繁殖しているようでこれではどうしょうもないと錨を揚げました。
でも凪いだらもう一度挑戦してみようと思っています。

もちろんエソは持ち帰りましたよ。
私を傷つけた罰にミンチにして天麩羅や鍋で腹の中に収めてやります。
一匹でも充分夫婦二人で楽しめる身が取れそうですから。

帰り着いてもまだ出血が止まってなく、血まみれて写真を撮るのを忘れてました。
今度料理になった奴でも撮る事にしましょう。

ニューロッドの使い心地

2013年11月24日 | 日記
三日連続で友人や知人と飲み会が続いたので、流石に疲れて昨晩は早寝をしました。
でも年ですね~、そうなるとまだ暗い四時には目が覚めてしまったのです。
床の中でじっと夜明けを待つのも癪だから出かけましたよ。

今は月の出が夜なかで、月夜が良いと言われるアオリイカの曳き釣りにはもってこいです。
港を出てすぐの岸近くを舟で曳いて廻ります。
仲間の船も出ていたのですが、私と入れ替わりに港に戻りました。
彼は夜中の12時頃からやっていたそうで、40杯以上釣れた言うのです。

私も仕掛けを入れるとすぐに釣れたのですが、その後がなかなか続きません。
明るくなる六時半頃まで粘りましたがやっと七杯でした。
少し遅すぎたようです。

明るくなってからは鯛ラバです。
今港の周りに沢山のカマスが寄って来て群れを作っています。
それを食べる青物が港のすぐ近くで早朝に釣れているのです。
本来はカマスを釣りその泳がせが間違いないのですが、鯛ラバ用のニューロッドを購入したのでその性能を見る為でもありました。

やはり朝まず目ですね、頻繁に当たりがあり大きなエソやイトヨリは釣れるのですが、これはと言う当たりでは数度の締め込みで仕掛けごと切られて逃げられます。
たぶんサワラでしょうね。

諦めて朝飯に帰ろうと思った7時半頃、突然来ましたね。
〆ていたドラグが音を立てて逆転していきます。
なかなか止まらないので青物と確信、エンジンを掛け追いかけました。
巻いても巻いても糸が出させますが、ニューロッドはしっかり弧を描き耐えてくれます。

測ってはいませんでしたが20分くらいかかったのかな~。
姿を見せたのは3.5kのヤズ(ブリの子)でした。
もっと大きいと思っていたのにな~ !
針が口と胸鰭に掛かって横向きに泳いでいたからなかなか寄ってこなかったのです。
だからこそ逃げられることもなく、ロッドの性能も確かめることが出来ました。

もうこれで充分と港へ向かいました。
願わくば大鯛との対決ですが、これは次回に残しておきましょう。
また明日からはしばらく海も荒れるようです。
次回の釣行の為に明日からは女房孝行でも努めておきましょう。

ビギナーズラックとは良く言ったものです。

2013年11月23日 | 日記
昨日から同窓生二人が熊本から泊りがけで島にやって来ました。
昨夜は民宿で久しぶりの再会を祝って飲み会。
少し飲み過ぎの処をようやく起きて釣りの準備です。

友人たちは八時ごろ悠然と港にご出勤。
一人は船釣りのベテランですが、もう一人は釣りをすること自体が初めてと言う全くのビギナー。
彼の分まで竿から仕掛け全てを私が揃えての大名釣りです。

まず港の近くの浅瀬で鯛ラバ釣りの講習、どうにか底が取れるようになったので冲のポイントに向かいます。
今日はベタ凪の予報に反して意外に風があり小舟では時々潮を被るほどでしたが、どうにか釣りが出来ないほどではありません。

ビギナーの船酔いが心配でしたが、酔うほどの事もなくなんとかリールを巻き巻きしています。
不慣れなため私の仕掛けと良くお祭りもしましたが、ほどいたとたんに「でも巻けないよ」と言いながら懸命に竿を突っ込ませています。

どうやら魚が食らいついているみたい。
懸命に巻き巻きしてようやく姿を見せたのが六マルクラスの真鯛ではありませんか。
本人もあっけにとられていましたが、自分が釣ったのが信じられないようでした。

大喜びで写真に納まりましたよ。
ビギナーズラックとは良く言ったものです。
今日の釣果はその後また彼が釣ったアラの子(1k位)の他はサバフグやイトヨリなどの雑魚ばかり。
ベテラン二人は何とも言葉が出ませんでした。

一度だけベテラン友人に良い当たりがあったのですが途中で針外れ。
私は一度も良い当たりを捉えることが出来ませんでした。
私は鯛ラバ用の高い竿を買ったばかりなのにまだ魂を入れることが出来ずにいます。

折角遠くから来てくれたのに持たせる土産もなく、フグは食べないよと言う彼らに綺麗に捌いて鍋にして食べてみてと無理やり持たせて帰ってもらいました。

今度こそ良い季節に真鯛釣りを堪能してもらいたいものです。
でもこれに懲りてもう来てくれないだろうな~。