すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

今日は鯛ラバ一本で 正月用の真鯛を確保

2012年12月17日 | 日記
正月には姪っ子が子供達四人を連れてサンフランシスコから久しぶりに里帰りするとの連絡がありました。
長男のルークは魚釣りが大好き、天候が良ければ一緒に釣りに行きたいと楽しみにしているようです。

彼等に日本の正月を堪能してもらう為にも是非真鯛を確保しておかなければと今日は鯛ラバ一本で頑張ってみる事にしました。

このところ4~5日に一日くらいしか出漁出来ない日が続いていますが、今朝は風もなく穏やか。
港に行くと釣友のA氏がすでにスタンバイしています。
それではと一緒に乗せて頂くことにして先日大物を逃がした沖のポイントに向かいました。

潮はよく流れていて、風がない為仕掛けは真下に落ちてますが舟は適度に流されています。
すぐに当たりを捉えイトヨリが姿を見せました。
その後も当たりはあるのですが針の糸が切られてばかり、まだフグでもいるのでしょうか。

そのうちA氏に良い当たりで2Kほどの真鯛です。
直後に私にも塩焼きサイズですが真鯛が釣れました。
その後も頻繁ではありませんが楽しめるほどには当たりもあり、A氏はさらに大型真鯛を追加、私も1~2Kを三枚と塩焼きサイズを二枚確保できました。

途中小雨となり午後からは風も強くなり、また明日からしばらく漁に出れそうもありませんが、とりあえずは真鯛が確保出来たので無事正月を迎えられます。
彼等に日本のおせち料理を楽しんでもらえることでしょう。
そうだ、子供たちにお年玉も準備しなくては。
四人だからちょっと大変だな~。

又もや大物に逃げられました。

2012年12月13日 | 日記
朝からこんな凪は本当に久しぶりです。
愛犬の散歩を済ませ弾んで港に出勤しました。
鯛ラバのお師匠さんもすでに準備しています。

私は今日は落とし込み釣りをメインですからすぐに以前確認していた沖の人工瀬に向かいます。
釣友達もそれぞれの釣り場に舟を走らせています。

ポイントを確認すると案の定ベイトで魚探が真っ赤になっています。
すぐに自作の落とし込みサビキを入れたのですが、餌の付きが良くありません。
プルプルと当たりはあるのですが、そのまま落とすと底に着く前にエサの小魚が外れるのです。

それならと餌の正体を見る為にアジゴ用のサビキを入れてみました。
するとすぐに当たりがあり揚げてみると手ごろな大きさのイワシやアジゴが鈴なりです。
まずは餌の確保と数回サビキを入れると十分な量をいけすに泳がせることが出来ました。

今度は餌が取れないようにしっかり鼻掛けして落とし込み再開です。
底を切って静かに持っているとアジゴやイワシが暴れているのが判ります。
ベイトの群れから少し離れたところまで舟が流された時、ゴッゴッとした重たい引きを感じました。
道糸を少し送り込み飲み込むのを待ちます。

グンと竿に乗ったので合わせを入れて巻き上げに掛かります。
時々突っ込む強い引きを躱しながらゆっくり巻き上げました。
ぽっかりと浮き上がってきたのは60cmを超す真鯛でした。
その後も大きなエソに悩まされながら、餌を付け替え流しているとまたもや大きな当たり、真鯛とは違う下の方に引き込む当たりです。

でもあと10mと言うところでフッと軽くなってしまいました。
12号のハリスが切られてギザギザになってます。
ヒラメみたいな引きだったのにな~。
その後も落とし込みを続けましたが当たりが遠のき、それではと鯛ラバ釣りに変更です。

この時期は深い所に真鯛がいるようだと聞いていたので、さらに沖の70mラインに舟を走らせました。
狙いの潮とは反対に流れていましたが、程よいスピードで仕掛けは斜めに入っていきます。

この時期そう頻繁な当たりはないけど、きっと居るはずだと信じて巻き巻きを続けました。
最初に釣れたのは良型のコチ、そしてそろそろ舟を元の位置に戻そうかと考えていた時、あの当たりが来たのです。

初めはもそもそとした感じでしたが、数回巻き上げた時リールが音を立てて逆転し始めたのです。
しばらくは止まりません。
止まったかと思っても巻くことは出来ません。
ただ糸は出て行くばかり、青物のようには走りませんが竿に感じる重さは真鯛のようですが只者ではありません。

絶対逃がさないぞと竿を立て疲れるのを待ちます。
五分もたったでしょうか、ようやくこちらに顔を向けて少しは巻けるようになりました。
でもまだ巻くより出て行く方が多いのですが・・・。
辛抱辛抱と心の中で唱えます。

ようやく底を切ったかなと思える頃、また強い引きです。
そして急に竿先に重さが全くなくなったのでした。
なんと針に結びつけていた所からハリス切れで錘ごと無くなってしまったのです。
折角「ヒラモンちゃん」が遊びに来てくれたのに又もやもてあそばれてしまったのでした。

その後もしばらく粘ったのですが、もうそのような引きは味わう事は出来ませんでした。
真鯛とコチは二匹ほかにイトヨリやアコウ、イサキなどが釣れまずまずの釣果でした。
いつもの事ではありますが大物にはまた二度も逃げられるし、悔いの残る悔しい一日となりました。

仕掛けを総点検して、もう一回り太くし今度こそリベンジしたいものです。
それにしても情けないな~ !

久しぶりのアオリイカの曳き釣り

2012年12月12日 | 日記
今期は風がやたらと吹いて釣りそのものに出れないせいもあったのですが、まだ数回しかアオリ曳きに行けませんでした。
今日はほんとに久しぶりに夕方から風も止み釣りに行けそうだと夕飯を早めに済まして五時半には港へ向かいます。

仲間達も待ちかねていたのでしょう、すでにポイントに向かっている人もいて港はエンジンの音が賑やかです。
十二月に入ると港の前でも釣れるのですが、たくさんの船で釣り辛いので私は隣の岬周りで釣る事にしました。

両舷に仕掛けを降ろして舟をスローで走らせます。
しばらくは当たりもなく時間だけが過ぎていきます。
ここ数日の冷え込みでイカは底の方であまり動かないのかなと思い、一本の竿だけ錘を重くしてみました。

それが良かったのかようやく小型ですがその竿を曲げる当たりです。
その後は時間が来たのか両方の竿に当たりが出るようになりました。
でも最盛期みたいにひっきりなしとはいきません。

岬の鼻を一巡りしてやっと一杯か二杯、全く当たりがない時もあり渋い状況です。
ふとあたりを見回すとまだ八時前と言うのに僚船の明かりほとんど見えません。
あまり釣れないのでもう帰ったみたいです。

私も諦めて帰港することにしました。
港に着くと私が最後で仲間の車は一台もありません。
仲間もあまり釣れなかったな。
やっと釣りに行けたのに私も釣れたのは八杯のみ、でも行けただけでも良しとしましょう。

明日は久しぶりの凪の予報、朝から釣りに行けそうです。
久しぶりに「ヒラモンちゃん」に挑戦してみましょう。

干物作り (アカカマス アオカマス)

2012年12月10日 | 日記
今日は幾分凪いで来て近場なら出れない事はありませんが、うねりや風もまだ残っているので早々に出港は諦めました。
冷蔵庫の魚も残り少なくなり、またもやお魚市場に買い出しに行かなければなりません。

10時の開店を待ちかねて飛び込みます。
そうしないと大勢のお客さんが我先にと美味い魚を狙っているからです。
旬の魚は三十分足らずで売り切れてしまいます。

この時期ですからハマチや烏賊などいろんな魚が水揚げされていましたが、私の狙いは干物用の魚、すぐにカマスが目に飛び込みました。

今朝獲れの奴も沢山ありましたが、昨日の売れ残りのクロカマスが二キロで250円、アカカマスは525円です。
干物用ですからこれで充分、流石にアカカマスは脂が乗って旨いのでちょっと高いのですが、食べ比べてみようとそれぞれ買って帰りました。

早速鱗を取り頭を落として背開きにして干物作りに取り掛かります。
これだけあれば今年の分は十分でしょう。
風もあり明日にも出来上がるでしょう。

写真は上がアカカマス、下がクロカマスです。
アカは尻鰭や腹鰭が黄色っぽいですね。
クロは尻鰭は黒っぽく腹鰭は透明がかっています。

凪の海に泣く 今日の釣り

2012年12月03日 | 日記
強風の為ずいぶん出れない日が続いていたのですが、昨日から天気予報は凪の予報。
昨日は朝から張り切って港に行くとまだ風も残っていて波も高く、諦めて帰宅しました。

午後になって釣友からの電話で「何とか出れるよ」との事、まだうねりが高く沖には行けませんが近場で竿を出すことにしました。

最近こちらでは落とし込み釣りと言うのが流行っています。
太いサビキ仕掛けでまずアジゴやカタクチイワシを釣り、点けたらそのまま海底まで落とし込むと言う釣りです。
上手くいくとフィッシュイーター達が飛びついてくるのです。

ようやくアジゴの群れを見つけ、仕掛けに針掛かりすることが出来ました。
そのまま底に落として待ちますが反応はありません。
島の定置網にもまだ青物は揚がっていないようなのでダメだろうとは思っていたのですが・・・。

随分船が流されてアジゴの群れも魚探に映らなくなった頃突然竿先が海中に引き込まれたのです。
「来たっ ! 」と思う間もなくゴンゴンという強い当たりの後抵抗が失せてしまいました。

揚げてみると上から二番目の平打ち針が折れています。
アジゴの付きをよく知るため魚皮やフラッシャーを付けたり、何も付けない平打ち針(水中できらきら光る)の太いのや細いのを試していたのですが、たまたまその細い針に釣れて耐えきれなかったようです。

その後も何回か流し直してはみたのですが、音沙汰なしで終わりました。

今日は釣友A氏の船に同船しリベンジです。
彼は昨日真鯛やアコウなどをたくさん釣っていたので、今日は鯛ラバとインチクで挑戦です。
アコウは浅場に居て喰ってもすぐ瀬に潜るのでこれまで鯛ラバでは仕掛けをロスすることが多かったのです。

まず深場で鯛ラバでの真鯛狙い、でも一級ポイントはまだ風やうねりが残っていて釣り辛く錘25号でもすぐ潮ボケします。
諦めて浅場のアコウ狙いに変更です。
これはインチクを使用します。
竿も糸もやや太めにし掛かったら瀬に潜られないよう遮二無二巻き上げるのです。

アコウやアカハタはなんとか釣ることが出来ました。
午後からは風も波も収まり、日も差してきて暖かくなり絶好の釣り日和となり、真鯛狙いも再挑戦したのですが・・・。
まったくあの心地良い引きを味わう事なく今日も舟上がりの時間を迎える事になったのです。

最近の私はどうも尽きに見放されているようです。
鯛ラバでは大物の当たりすらなく、生き餌や餌釣りでは大物の当たりはあっても取り込めないと散々の結果なのです。

しばらくご無沙汰していた水神様にでもお賽銭を持ってお願いに行く事にしましょう。

「恵比寿様 大漁お願いします ! 」
「いえ 大漁でなくても良いので、大物を一匹ゲットさせてください ! 」