目的もなくぶらぶらしていて 図書館でみつけました。
著者には惹かれたのですが 題名に惹かれなかったので迷いましたが
読んだら面白かった。
こういう「なんとなく」の出会いって 実は必然かもってこと多いですね。
やっぱりいつだって氷室冴子さんは外さないんだなぁと
嬉しくなりました。
主人公のチヅル(小4)のお母さんの毒っ気が
私の幼少期の母親像と妙に被って 笑いを通り越して震えてしまった。
(おかし過ぎて、ですよ)
こんなこと聞いたら母は不本意だと思うけど 言っとくけどまんまだからね。
このリアルさが確実に面白さに繋がってると思います。
さて、私はというとチヅルには似ていない。
私が長女だからかな?
でもすごく共感するところもあって 今更の幼少期の自己イメージと実態は
多少違うのかもなぁなんて思ったりもします。
私自身はもう少し後の生まれですが
自分のことのように読めて そしてこの物語が大好きになりました。
子ども同士のやりとりのつたなさ、あくどさ、あとくされなさも
親子の飾らなさも(子どもの 親の機嫌が悪いときの あの感じも)
子どもから見たら 親ってこういう感じだったよね、とか
いつまでも一つのことに引きずられていられない 子どもならではの良さも
今とは違う時間の流れ方の感覚も
時代の大らかさも(反面 次の時代を作ってしまうんだろう仕方なさ?も)
北海道の自然を感じながら再体験させて貰いました。
物語を「味わう」のが好きな人向けの とても素敵な本でした。是非。
さて話変わって昨日はWさんとカラオケに行ってきました。
いつ以来だろう?
Wさんから
「腹から声出せ」
「喉を開けろ」
の教えを賜り 出来ないながらも自己流解釈で 真似事をしてみました。
いつもより喉が痛くならなかったので 少しは出来ていたのかも。
次回は
「喉を開ける」
をより具体的に教えて貰うつもりです。
合唱部のような歌い方から 色っぽい方向へシフトしていきたいという
ちーっと高い目標を胸に秘めております。
色っぽいをマスターしたら その次は地声でのシャウトです。
遥か遠い道のりですが 非常に非常に楽しみです。
とにかく楽しかったので 学びなどなくても今後も必ず行きますがね。
そうだ、歌繋がりですが
「いもうと物語」のあとがき なんと中島みゆきさんがお書きになっています。
なんか すごいと思いませんか?
ではW師匠、次回の指導もよろしくね。