ぶっとびー。
卓球大会の会場は、驚くほどの人であふれていました。
大会の情報を知らせるパネルを読みに行った息子が帰ってくるなり
「500人出るらしい」
と教えてくれました。
な、な、なんだって・・・
春季リーグ戦、というのだそうです。
団体戦だそうです。
5チームで1組、つまり今日は4つのチームと戦うのだそうです。
SSWSS。
4シングルス1ダブルスで、先に3つ勝ったチームの勝利だそうです。
5ゲームマッチで3ゲーム先取だそうです。
なんという長丁場・・・・・
1試合のつもりでした。
軽く考えていました。
サークルのメンバーも何も言ってなかったし、
私も和気あいあいとした小さな大会を想像していたのです。
メインアリーナとサブアリーナに70台くらい卓球台が出ていた気がします。
個人戦なのか、団体戦なのか、も、
シングルで出るのかダブルスで出るのかもわからずに、
行ってからあまりの熱気と威圧感に驚きました。
でもまだ開会式の時点では少し余裕もあって、ルール説明聞きながら
メンバーと雑談とかしてました。
「いよいよですねー。ドキドキですぅー」とか言いながら。
最初のチームとの試合を前に、リーダーがオーダー表を見せながら言いました。
「うーちゃん、トップバッターだから」
ん!?
・・・・えええええええ~
どういうことですか?
いいいいいい、いいんですか!?
大事な大事な1試合目に、
デビュー戦でカチンコチンなこのポンコツを出しちゃっていいんですか?
「いいのよ。いいから行っといで。強い相手だから胸借りておいで」
ひょええええええ~~~
強いの?
恐いんですけど!!
強かったです。
30代の若いママさんでした。
超 機敏な動き。
試合する前から 動きが違うから。
1ゲームめ、当初の目標の5点を上回る6点をとったものの、落としました。
当たり前です、11点取れなきゃ負けなんだから。
でもここで私の心に火がついたんです。
このまま終わりたくない!って。
そんなに簡単に負けてたまるか!って。
結局、ゲームカウント3-1で私はこの試合を落としたのですが、
1ゲーム取れたことで気がついたんです。
今の私にできる範囲で、できる勝ち方があるんじゃないかなって。
ワンパターンになるな。
考えろ考えろ考えろ。
そしてメンタルでは決して負けるな。
春季大会なら新人が多いのでしょうか?
それにしても大きな大会ですね!
やっぱり卓球愛好者、その層の厚さはスゴいですね
これからも卓球レポートを楽しみにしています
興味を引く文末。
なんだろ、『できる勝ち方』って・・・
あぁ、なんなんだろ?気になるじゃないの。
うぅ、考えろ 考えろ 考えろ・・・わからない…
第二話『ウタコの秘策!?』早く読みたい。
そして9時間、楽しんできました。
大会は練習とは全然違う楽しさでした。
緊張感で、アドレナリンがいっぱい出ました。
中毒になりそう。
続きはどうなるんでしょうね、私も気になってます。
とにかく自分の中の何かを越えたくて、先へ進みたくて、
必死にそして冷静に頑張りましたよ。
さて、ただ今わが家はムスカ大佐が帰還中。
無事に送り出したら②を書きたい。