『天使と悪魔』を見ました

2009-05-20 23:55:37 | 映画2009
ダ・ヴィンチコードの時に、先に原作を読んでたら、
映画は映画で面白かったというのが理解できなかったので
とりあえず今回は、映画を先にしたよー。

なので、原作は無視!
映画の話ONLYで行きますー。

が、どーにもこーにもネタバレせずに話は進まないので
一応、隠しておきます。

ダ・ヴィンチコードは、レオナルドさんの謎を説くのかなあって
思ってたら、ヒロインのおじーちゃんが考えた謎を説く話と聖書の外典(ってこんな字だっけ?)モノの
組み合わせで、風呂敷広げるだけ広げたくせに箱庭みたいにちっちぇー展開でがっかりでしたが!

今回は一応。ガリレオの考えた謎を説く話になてましたねー。
&反物質盗難と法王選挙と、結構盛りだくさんでしたよ。
みんながそれぞれに何か怪しいところがあって、こいつが犯人かなぁ?的な
ミスリードもうまく作用していたかと。

ただ。
原作でどうなってるか知らないけど。
あの作業を一人で1時間おきにこなして行くのは大変じゃないの~?
決して筋骨隆々な馬鹿でかい人じゃなかったもんね、実行犯の人。
&最後の車の爆破はいつ仕掛けてたのかなぁ?などと、結構謎が。
ま。ハリウッドだしね。

そんなことは置いといて。
ローマの観光映画だと思うと非常に楽しく!
サンピエトロ寺院は勿論。
スイス兵さんとかさー!
あの制服、すっごい好き(うちには、かっちょいースイス兵さんと一緒に撮った写真があるよ)
サンタンジェロも綺麗でいいし!
ナヴォーナ広場は噴水が3個あるのでって理由でツアーの自由時間にわざわざ見に行きましたよ、私。
(トレヴィの泉はツアーで連れてってくれたんだけどね)
やっぱりあの四大河の彫刻はすごいなぁ。
街並みも。そうそう、イタリアってこんなだよねー!ってワクワクしましたよ。
私が行った事がないシスティナ礼拝堂も、法王選挙の場所として映るんですけど
最後の審判と天地創造が、ちらちらっとね!
ホンモノ見たいー!!!!

イタリア、行きたいよねぇ、と思わせてくれる映画でした。。。
って。
あれ?
こんな話にする気じゃなかったんだけどなー。
ま、いいか。

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「ザ・ムーン」を見ました

2009-02-12 23:55:24 | 映画2009
原題: IN THE SHADOW OF THE MOON
これは絶対見ておかないとねー!!な1本。

難しいことはわかんないけど、月に行きたい!っていう夢があって、実現させちゃった この時代のアメリカは、やっぱりすごい。
当時の映像(打上とか手描きの図面とか!)や実際に参加した人たちの話(色んなエピソードが出てくる出てくる)に血が騒ぎます。
月から見た地球の映像は必見ですねぇ。
あんなとこで毎日、あたしはウロウロしてるんだな~って、ちょっとだけ心が広くなりました。

途中ちょっとかったるいとこもあって、周りは結構撃沈してましたが(あたしの両隣りも!笑)
見逃すと惜しいシーンの連続ですよ。

DVDも出るらしいですが!
おっきいスクリーンで見るのが正解だと思います。
月の映像にワクワクドキドキの110分でした。


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ヤング@ハート を見たんでした

2009-01-23 23:03:46 | 映画2009
平均年齢80歳のロックのコーラス隊がコンサートに向かうまでの6週間が描かれる映画。
となったら見ないわけには行きますまい。
だって、あたしの今の合唱仲間は80歳に手が届くって人が何人か。
昔の合唱仲間には90歳を過ぎても歌ってる(この5月にコンサートがあるらしい)んだから!

合唱仲間さんたちと映画がダブることはなかったけど
ちょー前向きな姿勢は一緒だー!
そーして年齢が障害にならないことも。

仲間(気分的には戦友かな)がいて、課題(新曲)があって、目標(コンサート)があって
認めてくれる人たち(聴衆)がいるって、素晴らしいことなんだなあ。

不幸なことに映画の中では、仲間が亡くなってしまうのだけれど
歌うことでそれを乗り越えていける…のはなんとなくわかります。
去年のあたしがそうだったから。
亡くなった事はホントに悲しいんだけど、この歌一緒に歌ったんだよねって思い出すたびに
優しい気持ちになれるんですよ。不思議。

そーしてこれからも同じようなことが起きる危険性は山ほどあるんだけど
そうやって乗り越えて行くしかないのだ。

いつか私も死ぬ時が来るだろうけど、その直前まで歌えたら良いなぁ、と
これは願望って言うか野望ですね。
がんばって歌い続けなきゃ。


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「ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて」

2009-01-12 23:30:33 | 映画2009
去年見た「帝国オーケストラ」と同じく、ベルリン・フィル創立125周年記念上映作品。
2005年秋のアジア・ツアー密着ドキュメンタリですが、コンサートのできるまでとか演奏の様子よりも
団員がどんな風に感じてたり考えてたりがメインかなぁ。

もっと音楽的なところをぎりぎりっと見せてくれるのかと思ってたので、ちょっとあれれ~?な感じでしたが、
ベルリン・フィルの団員さんといえども、ちょーエリートなわけじゃなく、自分に悩んでたり、いろいろあるんだなぁと面白かったです。
もしかしたら、私が演奏曲目をよく知らないから(ベートーヴェンの英雄・R.シュトラウスの英雄の生涯・トーマス・アデスのアサイラの3曲が出てきますよ)音楽的な描写があってもよくわかんないのかも。

原題が TRIP OF ASIA The Quest For Harmony なのですが、ハーモニー=調和と捕らえるほうがよろしいかも。
音楽だけじゃなくて、団員同士や、団員と指揮者(勿論、Sir Simon Rattleですよ)、さらには西洋と東洋(ずばりそんな台詞があります)の調和。

個人が音楽と調和するためには何が必要か~(でも個性は必要なのですよ。このあたりの感覚はこの前見たブロードウェイ♪ブロードウェイと似てますね。表現者として秀でるってそーいうことなのかも)
その個人をまとめるには何が必要か、演奏家の立場と指揮者の立場と両方の意見が出てきたり。
辛かったり苦しかったりしても、演奏会で、最高の瞬間があって(この表現はなんか違う気がするけど)
その一瞬のために演奏し続ける等等 
私のよーなへっぽこ歌歌いであっても分かる部分と、優秀な人たちは違うなぁと感心する部分と
いろいろあって面白かったです。

あー、それにしても。
Sir Simon Rattle、かっちょいーなぁ。
オケの演奏って、あたしは寝ちゃうので、ベルリン・フィルの日本公演なんて興味なかったんですけど
一度、ホンモノを見ておくべきかも。


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『チェコ 人形アニメの巨匠たち』

2009-01-04 00:58:20 | 映画2009
チェコアニメ好きは見ておかなきゃ!なドキュメンタリ映画でございます。
ぼやぼやしてると終わっちゃうので、休みの間に頑張ったよ。

社会主義国家における芸術への干渉はなんとなくわかってたけど
国家規模で予算があったり製作指示があったりってのはどうなんでしょう?
恵まれてる一面もあるんですかね???
内容的に結構皮肉なものも作られてるしね。
(アニメという子供向けと思われる媒体だから規制がゆるかった…という話をどっかで聞いた気がします)
不自由なことの方が何倍も多いのかなぁ?

そんな時代と製作状況が綴られて行きます。
初期はノウハウが何もなかったから、人形劇用(チェコは人形劇も盛んでしたね)のお人形で作ってたとか。
当時の作品がちょこっとだけ映るのですが、不自由ながら頑張って動いてますよ!すごい!!
そーして段々進歩していくのが、またすごい。
部分部分に挿入されてるアニメの断片が、うわぁ!これ続きを見せて!!って感じでしたよー。
過去に見たことがあるものも、また見たくなっちゃったぞ。
ゼマンの特撮っぽいのとガラスのとトルンカの「夏の夜の夢」とかねー、手元に欲しいですよ、ええ。
トルンカ、「電子頭脳おばあさん」と「手」は魘されそうに怖いんだけど、傑作なんですよねぇ。

今回、ポヤルの「りんごのお姫様」バルタの「ゴーレム」併映で、
「ゴーレム」は微妙でしたが(よくわかんなくて悪夢みたいな画面でした、魘されそうです)
「りんごのお姫様」は民話調の話と綺麗な画面が合っててよかったです~。
王サマがちょっと間抜けな気もするけど、お伽噺ってそんな感じですよね。

インタビューの最後のところで、「黄金期はもう終わった」てなことを誰か(ちゃんと覚えておこうよ、あたし。
えと。バルタかな?)が言ってたんですけど。
黄金期じゃなくても宝石のような作品は作れるんですよねぇ。
是非とも頑張って頂きたいです~!

だって、チェコアニメって私には魅惑の響きだし。
夏公開の『屋根裏のポムネンカ~In the Attic~』もとっても愉しみです。


この機会にユーロスペースの会員になっておくべきなのかなぁ?
どーだろう?



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