ハンガリアン・フォークテイルズB

2007-12-31 00:05:38 | 映画2007
Aプログラムの最初の方のアニメがインパクト強くて、具合悪くなりそうだったので、Bは止めようかなぁって思ったのですが!
今回見ないと、次いつ見られるかわかんないし。

Bプログラム(合計94分)
●ケレシュテス・ドーラ作品
『顔』(1996/4分)、『ゴールデン・バード』(1989/13分)、『柳の微笑み』(2001/3分)、『ナンダ、ナンダ?』(2002/3分)
だから魘されそうです~!!!
あのぐるぐるまわるメタモルフォーゼはなんなんですか~?
怖いってば。

●マリア・ホルヴァット作品
『グリーンツリー・ストリート66番地』(2002/8分)
落書きが動いたり、実写と融合してたり、面白い作品でした。
でもなんとなく怖いんですよねぇ。

●イシュトヴァーン・オロス作品
『ブラックホール--ホワイトホール』(2001/4分)
ちょっと印象が「頭山」に似てます。
悪くないけど、やっぱりそこはかとなく怖い。

『タイム・サイト』(2004/10分)
ウィリアム・ブレイクだったかな?の詩とともに画面が動いていくのですが、浅学なのでイマイチ意味が分からん。
やっぱりエッシャーの騙し絵のような建物が出てきます。
お札みたいな点描の絵が動くのはすごいんだけど、内容がわかんないのが残念。

●『ハンガリアン・フォークテイルズ』 B
「かくかくしかじか」、「靴をはきつぶす王女たち」、「天使の羊」、「とんまな妻」、「金の毛の小羊」、「魔法の南京錠」、「ツェルセルーシュカ」
かくかくしかじか・とんまな妻はナンセンスタイプ。
笑えるような、イタイような~。
天使の羊…はクキリスト教系で、なんかちょっと馴染めないかも。
貧乏なおうちに家族といるより神様に仕えるほうがいいのかなぁ。
なんだかなぁ。
他はやっぱりグリム童話なんかで見たことありますよ、な昔話。
やっぱりお衣装とかが可愛くて好いのでした♪

ハンガリー作品も機会があったらまた見たいです。
具合悪くなったようなのも見慣れれば平気になるかもしれないし~!
昔話系は何度見ても飽きないし。
東欧系アニメ、また来年も上映あるのかな?
気をつけてチェックしておこう。

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ハンガリアン・フォークテイルズA

2007-12-31 00:01:38 | 映画2007
なかなか書けずにいたのですが、とうとう大晦日を迎えてしまったので
この機会にちゃんと書いておこう。
チェコとか旧ソ連のアニメはちょっと見たことあるけど、ハンガリーのって知らない!
と思ったので見てきました。
チェコアニメの半券で1000円で良いって言うし~!

◆Aプログラム(合計92分)
●ケレシュテス・ドーラ作品
『ムーン・フィルム』(1979/5分)、『マジック』(1985/5分)、『イチ、ニ、サン』(2005/4分)
よくわかんない歌にメタモルフォーゼしていく画面が延々続いていて酔いそうでした。
結構強烈です。魘されそう。

●マリア・ホルヴァット作品
『夜の奇跡』(1982/9分)、『ドアNo.8』(1983/1分)、『ドアNo.9』(1983/1分)、『KAFF オープニングフィルム』(1985-1995/3分)、『静寂』(2000/6分)
ドア2本は割とOKだったんですけど、後はやっぱり魘され系。

●イシュトヴァーン・オロス作品
『マインド・ザ・ステップ!』(1989/6分)
エッシャーみたいな中庭ありの建物の中で起きるアレコレ。これは好き…というかもう一度ちゃんと見たいです。

『ザ・ガーデン』(1993/7分)、『叫び』(1995/3分)
画面はすごいんだけど、なんかよくわかんないんですよねぇ。
ハンガリー語はわからん。

●『ハンガリアン・フォークテイルズ』 A
「フィドルになったお姫さま」、「少年の見た夢」、「貧乏な男と悪魔たち」、「妬みの報い」、「双子の王子の冒険」、「貧者と利口な馬」
グリム童話で読んだようなお話がー!
どこの国も似たような話があるのかなぁ。
どの話も愉しかったです。
王子さまとお姫様のおはなしは大好きだー!!
特にハンガリーの女の子のお洋服は可愛いですよねぇ。
細くて長い三つ編み&ヘッドドレスもね。
DVDとかあったら欲しいです。
あ、そうそう。
最後の「貧者と利口な馬」・狼さん、可哀相だと思うんですけど。

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ルイスと未来泥棒

2007-12-26 23:40:39 | 映画2007
今年最後の映画は、やっぱりハコとかアメリカ冒険じゃなく~ディズニーにしました。

伏線だろうなぁってことのいくつかは、バレバレなんですけど

未来には希望が!
前に進もう!

っていうのはディズニー精神そのもので(バイトの時にユニバで習った気がする~!!)
見終わったあと幸せになれます。

ときどき出てくるどっかで見たような場面(アートおじさんは、パンギャラ勤務なのかと思っちゃったよ~!)もディズニー好きならOKではないでしょうか。

私の後ろには小学生ぐらいのお子様がいたのですが、とっても愉しそうに見てました。
笑えて尚且つイイ話ってのは良いですね。


同時上映のミッキーマウスの短編もオカシかったです。
あんな折りたたみ式の船ってありかよ~!!
と言いつつ笑ってしまった。
侮れん、ミッキーマウス。
(でも、一番好きなのはプレーンクレイジーだけどね)


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ファンタスティック!チェコアニメ映画祭3

2007-12-11 23:50:06 | 映画2007
とうとう4つ目のプログラムです~
■D:ナンセンスプログラム(77分)

『名声』 流行の芸術の話あんなものに商品価値が出ちゃう…っていうのが、アニメーションならでは、ですね。
彼?の最後の作品が可哀相でしたよ。
又もとの場所に戻って幸せに暮らすのかと思ったのに、もてはやされたものの末路なんですねぇ、厳しいなぁ。

『快適な住まいとは?』 これこれこーいうものです…という解説のようなお話。
話の骨格は、Cプログラムで見た「アイスホッケー」に似てるかも。
人形が可愛いから、ま。いいか。

『ビールが飲みたい』 ものすごーく気の毒なおはなし。
おうちに帰って呑まないといけないんですかねぇ。
それにしても、あの立体交差の道路はすごい!!

『オートマティック』 あああ、そーきたか!っていう展開。
イラーネクってかっちょいー作家さんだと思います。

『妄想癖』 妄想の世界の絵が綺麗だけど怖いんです。
それって私だけでしょうか~?

『顔』 TDLのホーンテッドマンションのプレショー(あのドリアン・グレイなところね)を
思い出しながら見てたのですが、一歩手前の段階で一瞬穏やかになるのが巧いな~と。
一筋縄じゃいかんのですねぇ、やっぱり。

『魔女のバイオリン』 民話にありそうな話ですよ。
現代の話になってるのが面白いかな。
ちょっとずれますが。魔女が弾いてるのが多分‘スワニルダのワルツ’だと思うんだけど
アレンジが好い感じなのですよぉ。
フルヴァージョン、聞いてみたいです。

『運命の力』 オチは見えてる!のですが、占い師の語る場面と現実の絵のギャップが面白いです。

『ビリヤード』 めぐりめぐってくるものって現実にもいっぱいあるよなぁ。
でも、やっぱりこんな上司はイイメイワクですよぉ。

というわけで、全4プログラム、コレで終了です。
今回も面白かったです~が、まだまだ知られてない作家さんや作品がたくさんあるんですよね。
来年も期待しておこう~

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「転々」

2007-12-01 18:00:47 | 映画2007
変な髪型してる主役の二人が気になったので見てきました。
原作は勿論(ってなんだよ~失礼じゃん、あたし)読んでませんが
どうやら全然違うらしいですよ。

設定はシビアでシリアスなのに
小ネタ満載で笑える~。
時々淋しさや懐かしさを漂わせつつも、のんびりゆるやか~に時間が流れる感じ。
でもその時間に終わりが来るのは最初からわかってるのだけれど。

見た直後は、あの結末はないよーな気がしたのですが
反芻してるうちに、否、ありなのかも~?と思い直してるのが不思議。
すっごーい好き、では決してないのですが
キライじゃないかもしれない…。
既に監督の思うツボにはまってるんですかねぇ。

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