ゴールデンウィークだから、イギリスに行っ…たわけでなく(当然!)三菱一号館美術館に行ったお話を。
『テート美術館所蔵 コンスタブル展』
ターナーが好きだと、どうしても無視できないコンスタブルの作品が70点も!そして、ターナーもちよこっと見られるとなったら、行かないわけには!!
コンスタブル、本人のことは全然知らなかったけど、裕福なお家の生まれだし、結構イケメンだし、奥さんも綺麗だし、絵なんか描かなくても良いんじゃないかなーとか思ったり。
でも、作品を見ると、これでもか!!的な描き込みっぷり…描かずにはいられないタイプの人だったのかも。
個人的にはターナーの空気感が好きですが、コンスタブルの「いかにも西洋の田舎の風景」も悪くない。
今回、写真可だった
「虹が立つハムステッドヒース」は、とても綺麗で、爽やかな絵でした。虹の絵、良いです。
そして、(写真はないですが)「月光に照らされるネットリー・アビー」が、今回のお気に入りです。月の絵、大好き!!
今回の展示では、1832年のロイヤル・アカデミー展で問題になったターナーの「ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号」とコンスタブルの「ウォータールー橋の開通式」が並んで置かれているのも興味深いところ。
やっぱりコンスタブルの作品の持つ気迫?熱量?は、ターナーにとって脅威だった気がします。
私はターナーのふわっとした空虚が好きですけどね。
新型コロナの影響で、25日から臨時休館になってしまったようです。もう少し期日が残っているので復活して欲しいけど、どうでしょう。
おまけ
館内の階段。照明とかも綺麗なんだけど、これって新しいものなのかしら?よくわからない〜。